でっち上げ

余りにも、目に余る
行動をする相手を
懲らしめる手段。
ギャフンと言わせる
為に、行うのが
でっち上げだ。

この際、事実かどうかは
問題ではない。
的を絞った相手に
逆襲すれば、いいだけ。

傍若無人なヤツ、
会社を私物化している男、
どっちが、おかしいか
判断出来ないヤツに
迷惑を掛けられた人ｅｔｃ。

いくら本人に直接
注意をしても、
一向に改まらない。
どうしようもない、
救いようがないヤツに
制裁を加える。

それには、１番の急所を
つかなければならない。
昔から、でっち上げは
結構、行われている。
それだけ、恨みを買う
ヤツは多いという事だ。

失脚する瞬間を
目撃できたら、
とても、スーッとする。

「ざまあ、みろ！
あんたが、のさばっている事
自体、大きな間違いなんだ。
まともな状態に
してあげたんだよ！」

そんな風に、内心では
思ってしまう。

何もないのに
嵌められる人は
単に、お人好しか
頭が弱いだけだ。

でっち上げは
結構、面白いけど
絶対に、尻尾を
捕まれてはならない。

１番怖い物は、何ですか？

子供の頃に、
怖いものと言えば
オバケとか、幽霊、
大声で怒鳴る大人ｅｔｃ。
現実と非現実の
区別もつかない。

大きくなれば、
ＴＶや本を読んでも
これは話の世界だとか
こんな物はないと
自分で判断する。

大人になっても
怖い物は、あるはずだ。
普段から、ビクビク
何を、そんなに
恐れているのか？
小心者も居るが・・・

図体がデカイ男でも
高所恐怖症や
雷が怖いだとか、
何かの場面で目撃すると
急に、弱点を見たようで
とても面白くなってしまう。

女の人は、血を見ると
気分が悪くなると
言うのを、よく聞く。
ゴキブリが通っただけで
キャー、っと
大声を上げたり・・・

特別、怖い物はない。
そういう人が、
居るのだろうか？
１番怖いのは
既婚者なら、「奥さん」
だと答える男も多い。

何かに付け、用心を
するに越した事はない。
浮気や、へそくりの
発覚を恐れて？
あらぬ疑いをかけられる？

火のない所に
煙は立たないｅｔｃ。
疑惑を払拭するのは
大変な労力と時間が
掛かる事を、経験済み？

食べ歩き

趣味は食べ歩き、
という人も多い。
休日を利用して
あるいは、普段から
ランチや夜は外食。

あちこちに、沢山
あらゆる種類の料理を
食べさせてくれる
店は溢れている。

新規開店や
リニュアルを行い、
店名が同じでも
装いを新たにして・・・

行列の出来る店
という特集も、よく
雑誌に組まれている。
紹介されていない所で、
美味しい店を知っている。

自分の足と舌で
見つけて来た店は
ちょっと、誰かに自慢したい。
逆に、秘密のままに
しておきたい
と思ったりする。

新しい店が出来たら
必ず１度は、食べに行く。
それが、生きがい？

仕事で同じ物を
１日に、何度も
食べなければならない。
これは、かなり苦痛だ。
リサーチを兼ねて
同業他社の味を盗む。

足を運ばなければ
料理のボリュームや
味は、実際に分からない。
値段も手頃で
美味しい店を見つけると
また通いたくなる。

あなたが、最近見つけた
お気に入りの店は、
どこですか？

見習い期間

正社員を募集していたら
大抵、見習い期間が
設けられている。
三ヶ月とか半年とか
あるいは人によって
一人前だと認めた時ｅｔｃ。

新卒で入社すれば
同じ待遇の同期が
いるはずだ。
全く知らない
スタートラインは
同じ状態なのに・・・

いつの間にか
差が出来ている。
理解力の違いや
向き、不向きとか
几帳面な性格と
おおざっぱｅｔｃ。

色々と理由は考えられる。
最初は、慣れることに
精一杯で、知識ややり方を
吸収する段階だ。

少しずつ、コツが掴めて
周りを見る余裕が
出来ると、疑問や不満が
現れ始める。

最初から、この人は
この仕事に向いていると
見抜くだけの人材が
面接しているのではない。
一応、合否の基準は
あるけれど・・・

後は、本人の意欲に
関係すると答えるだろう。
一通り、仕事を覚えて
自分なりに、目安を
クリアーしたら、
ちょっと考えてみよう。

本当に、これが
自分のしたいこと
なのか、どうか。

まだ見習い期間の人が
あちこちで、一杯
見られる季節である。

他人をチェックする

自分以外は、他人？
血縁関係がある人は
身内と法律では
分類されている。

自分が知っている
人は、他人から外す？
たまたま、居合わせた相手を
チェックしている
人を見かける。

大抵は、批判的な
視線で眺めている
というのが、傍から
見れば分かる。

好意的な視線は
憧れの対象として
相手を見る表情に
なるからだ。

先日、ある程度混んだ
デパートのエレベーター
から、紳士フロアーで
１人の若い男が降りた。
エレベーターガールに
「ありがとう」と言って。

横顔しか見えなかったが
男前の顔をしていた。
スマートでモテる
タイプなのは、
一瞬で判断出来る。

エレベーターの
出入口に立っていた
どこにでも居る
お笑いタレント風の
顔をした男が、隣に居た
彼女に話しかけた。

「シュッとした、顔だよね。
　あんな風になりたい！
　でも、無理だ。
　オレとは骨格が違う」

居合わせた他の人にも
聞こえている。
思わず、笑って発言した
男の顔を見てしまった。

自分は、なれないと
自覚しているだけでも
性格のいいヤツだ。
どう見ても、一瞬見た男と
比べたら、月とスッポン。