コロナは言い訳

ここ数年に亘り、コロナに関する
話題や影響が出ているのは本当
だけど、何でもかんでもコロナ
のセイにするのは言い訳だと思う。

コロナで太った。コロナで生活が苦しい。
コロナで夫婦仲、家族が崩壊した。
コロナで友人関係もギクシャクしている。
コロナで海外旅行や外出を控える
生活を強いられてストレスが溜まる。

コロナで子供の遊び場がなくなる。
コロナで家族の時間が濃密になって、
良い方ではなく欠点、粗探しになった。

今までは一緒に居る時間が少ないから
ケンカも少なかったけど、べったり
狭い空間に居て、色々と考えや重視する
事柄が違う事に気付いて息苦しい。
コロナのセイでイライラして子供や
周囲に当たり散らす機会が増えた。

これらは全て、今まで潜在的に隠れて
いただけで、何かの拍子に露出した
結果、本来の状態や姿について考え
息苦しい、不快度が増すのは、元々
合っていた状態や空間ではなかった。

物事の本質に目を向けずに進んで
しまった結果、コロナという事で
現実や現状に目を向けざるを得ない
所に自分が置かれて、今まで敢えて
考えようとしなかった事に対して
抑えきれない感情が吹き出した。

それだけの事なのに、大袈裟に
コロナが全て悪いというように
すれば、他の物に当たらなくても
済むという、無意識の選択肢の結果だ。

コロナが悪いのではなく、世の中は
自分の都合だけではコントロール
出来ない事柄が複数存在する事を
身を持って体験したと思えないのか？

誰かの所に避けて発生した訳ではなく
そういう意味で世界規模の公平感が
ある気がする。世界的規模で物事を
考えようと日頃から、お題目を唱えて
いるのに実際は違うという現実が
クローズアップされた感じがする。

コロナだからと言って、日頃と特に
変わりなく過ごしている人も居る。
それを口に出して言うと多くの人から
非難の目を向けられるから。わざわざ
煙が立つ事を言わない人も居るのだ。

的確な事を言える人

話をする時に、それが深刻な
内容であればあるほど、的確に
判断して言える人が必要になる。

つまり、同じような話を複数の
人間にしたとしても、聞いた人
誰でも、その人が必要とする情報や
アドバイスが的確に出来る訳では
ないという経験があるだろう。

だからこそ、この分野では、この人。
あの内容や話は、別の誰かという風に
複数の人間に分けてアドバイスを
受ける方が自分にとって実りある
状態を作り上げていく事になる。

「餅は餅屋」と言われるように
どんな事でも、その道のプロは
素人よりも知識を持っている。
だから当然、知っている量が違う。

そこで豊富な知識の中から必要だ
と思われる部分を的確に選択して
相手に話を出来る人が貴重になる。
愚痴であれば、誰でもいいから
話を聞いて貰って吐き出せば済む。
それとは全く次元が異なるもの。

そして、もう１つ重要な事は
出し惜しみなく知識を相手に
対して教えてくれる人物か、否か
という点も知らなければならない。
知っていたとしても、自分には
教えてくれなければ、意味がない。

相手のレベルが上がって来て
自分の立場や位置が危うい状態に
なると急に口を閉ざす人物も居る。
例えば、敵対する相手に対して
余分な知識を与えれば自分が
しんどい思いをする事になるから。

的確な事を言える人は、いつ
いかなる時も自分の味方として
為になる事を教えてくれる存在
と言えるから。失った時に同じ
人物を探すのは難しいだろう。

絶対に嘘を言わず、信頼して聞ける。
教えて貰える人物が、あなたには
今現在、何人位居るだろうか？

大家 ＝ 管理会社の時

持ち家の人には関係ないけれど
賃貸物件の場合、所有者である
大家と管理会社が存在する。

大家が個人と法人の場合では
それぞれの知識が大幅に違う。
個人の大家が管理会社に任せて
いるパターンが１番多いだろう。

だからと言って、大家に全く
責任がない訳ではなく、お金を
払って管理会社に任せている以上、
その管理会社がキチンと対応
しなければならないのは当然の事。

実際に管理会社が動いてくれるか、
どうか。担当者に大きく左右される。
ただ話は聞くけれども、聞き流して
向こうに伝えておきますと言っても
一向に改善されない場合、それは
仕事をしているとは言えないから。

大家が迷惑な住人を退居させる
と明言すれば、話は進むと思うが
迷惑な入居者が出ないと言い張れば、
後は裁判をして判決が出るまで
何も出来ない。それが現実なのだ。

では、何の為の契約書なのか？
契約書に退居に当たる行為が
複数列挙されて、それに該当しても
即、退居させられない。それが
不動産業界の穴だらけの法律。

大家と管理会社が同じ。なおかつ
それが法人の不動産会社の場合、
相手は知識が豊富なプロ。この道で
飯を食べている組織の人間だから。

自分達の都合の良い事柄を並べ立て
或いは、こちら側の話を聞かず
遮って自分達の言い分を列挙して
終わらせようとする事が普通だ。

それに対抗するには、こちらが
あらゆる知識を仕入れて行使し
充分な対応をしない大家側に対して
落ち度や管理会社がとしての立場
それぞれの役割をすべきだと伝える。

それでも動きが緩慢なら、文書で
社長宛に送り、直接話す機会を
設ける所まで進められるか、否か。

頭にアンモニアが・・・

私は定期的に健康維持の為に
長年に亘り、鍼に通っている。
先日、待合室に女性がおり
診療のベッドからは時折り
男性の声が聞こえて来たので
付き添いらしいと思っていた。

男性の、たどたどしい話し方を
聞いて、親を連れて来たのだ
と思っていた。しかし、治療が
終了して出て来たのは初老の
旦那と分かる年齢の人だった。

余りにも、びっくりする話し方。
先生は頭にアンモニアが溜まる病気。
それで、あーいう風になった人を
何人も見てきていると言うが・・・
私には初めて見る光景であり
色々と調べて知識を仕入れた。

人の腸に住み着いている細菌は、
流れて来た食物を発酵させて、
有害なアンモニアを作っている。
健康な身体であれば、アンモニアは
身体に吸収されて無害に変わる。

しかし、肝機能が落ちると血液に
アンモニアが溜まり、意識障害が起こる。
その病名は肝性脳症と呼ばれる。

主な症状は、せん妄、昏睡、異常行動
見当識障害、運動障害、言語障害である。
治療は薬物療法や食事療法が用いられる。

治療は血液中のアンモニアの上昇を
抑えて脳に悪影響が出ないようにする。
アンモニアは蛋白質に含まれる
アミノ酸から作られるので蛋白質制限。

また便秘は血液中のアンモニア
濃度を上昇させるので排便を促す。
薬はアンモニアの吸収を抑制する
ものや下剤の役割を果たすもの。

アミノ酸配合剤を飲んでアミノ酸の
バランスを調整したり、腸の中で
アンモニアを出す細菌を抗菌剤で殺す。

旦那は定年後、数年経過位だろう。
まだまだ長い残りの人生なのに
あのような状態の旦那の面倒を
看なければならない奥さんも大変だ。
ストレスの無い生活は難しいが
食事と運動は心掛ければ出来る。

マンネリから脱出する

年末年始は何かと慌ただしく
忙しいと言う人が多いだろう。
大イベントが目白押しの世の中
だから、クリスマスや大晦日
正月を普通に普段と変わらない
ように過ごしている人は少ない。

何故、誰かが、いつ作ったのか
よく分からない行事に大勢の人が
俄かに参加するのだろうか？

キリスト教の信者でもないのに
クリスマスを祝うのも、子供は
サンタクロースがプレゼントを
くれるものだと思っているし。
貧乏な家に生れたら、親は
この時期は頭が痛い事だと思う。

皆と集えば、お金はドンドン
飛んでいくから。何もしない
生活に慣れれば贅沢は敵だと
思うのだけど、皆がする事は
当たり前だという風潮が子供には
仲間外れや虐めに繋がっていく。

マンネリを感じたら、わざわざ
世間のイベントに参加しなくても
いいと思う。自分らしく生きる
というのは、誰かの真似をする
のではなく、独自の視点で生きる。

したい事をするのは、誰かの為ではない。
自分がしたいと思う。その気持ちを
大切にして、自分の感性と世間が
かけ離れていたとしても何も気に
する必要はない。分かってくれる
人は居る。そういう人と付き合う。

どんなに極端な考え方や見解を
持っていたとしても、誰か、同じ
様な生き方や考え方を持っている。
その誰かに、出会っていないだけ。

一人暮らしが寂しいと思う人は
結婚すればいい。一人が快適だ
と感じている人は、独身を通す。
世間の基準は関係ない。それと
同じ様にマンネリの惰性で生活する
事自体、無意味な時間だと思う。