てんとう虫 & オクラ

オクラと言えば、ネバネバ野菜
というイメージが一般的だろう。
市場に出回る生産地も色々だ。
てんとう虫と育てたオクラ
というキャッチコピーの商品を
購入した。JAいぶすきの物。

IPMという聞きなれない単語も
記載されている。調べてみると

IPMとはIntegrated Pest Management
の略称で総合的病害虫・雑草管理
利用可能な防除技術を講じる事で
病害虫や雑草の発生を抑える技術だ。

つまり、健康リスクと環境への
負荷を軽減しながら、生態系が
持つ病害虫や雑草の発生を抑制
させる事が可能になる方法である。

IPMの具体的な方法は８つある。
①　天敵・・・捕食性の昆虫や寄生バチ、微生物を利用する。
②　天敵にやさしい農薬・・・選択的農薬の利用。
③　輪作・・・異なる作物を交互に栽培。
④　光の利用・・・害虫の嫌う光で侵入を防ぐ。

⑤　防虫ネット・・・ネットで害虫の侵入を防ぐ。
⑥　観察・・・害虫や病気の発生を早く見つけ素早く対処。
⑦　栽培管理・・・古い枝葉の整理や適度な施肥管理。
⑧　抵抗性品種・・・害虫や病気の被害を受けにくい品種の利用。

このオクラは、どれも大きな形で
粒が揃っている。オクラの天敵
となる、てんとう虫を利用して
作られた品目だと分かった。

商品を手に取った時に見慣れない
キャッチコピーがあれば調べて
見ると自分の知らない世界がある。