ストレス耐性が強いと・・・

少しのストレスは、あった方がいい。
専門家の意見では、そうなっている。
実際の所、全てが満たされており
誰よりも恵まれている。ストレスの
無い生活を送っている人は、ごく
ごく少数ではないだろうか？　

あなたはストレスの測定をした事が
今までにあるだろうか？　先日
うちわを手に持って呼び込みを
しているオヤジが居た。私は
声を掛けて来ない様にオヤジから
反対側の道の端っこを歩いていた。

しかし、道の真ん中までオヤジは
歩み寄って来て、声を掛けて来た。
測定を無料でしていると言う。
データを取りたいからだろう。
主催者は冠婚葬祭の会社だ。

「暑いので、奥の方へ、どうぞ」
と言うオヤジの声に従って進む。
オヤジは呼び込み専門だから。
客を相手に何かをする訳ではない。
どこにでも、あるような機械に
指を挟んで測定するらしい。

その間、係の女性は無言で私は
壁に貼られている結果の見方を
眺めている。結構、５分は長い。
小型のプリンターで印刷して
渡してくれる。「ストレスは
かなりある」と私が言ったのに・・・

数値は低い。精神的ストレスは
高い数値なのに、肉体的ストレスは
低く。ストレスへの耐性が強いから、
ストレスの数値は低くなるという
説明だ。日頃から、何でも自分で
対処してきたから鍛えられている。

大したストレスでなくても
本人のストレスの耐性が弱ければ
ストレスの度合いは高くなる。

今まで、どれだけ難解な事を
自らの力で解決してきたか？　
それが、ストレスの耐性の
度合いになっているのだろう。