親しき仲にも礼儀あり

友人や知人、隣近所の人、
会社の同僚、取引先、
自分の周囲に居る
親しい人に対して
礼儀は必要だ。

不適切な言葉遣いや、
馴れ馴れしい態度は
相手が怒らなくても
度を越すのは良くない。
線引きが必要である。

若い人は、タメ口を利く。
友達ではない相手、
目上の人でも関係なく
何度か会えば、友達と
同じ感覚になるのだろう。

日本語は丁寧語、
尊敬語、謙譲語と
色々な言葉遣いがある。
それらは、自分の良識と
相手の距離を計っている。

何度か会ったり、喋れば
親しくなるにつれ
友達感覚が強くなり
礼儀を忘れがちだ。

フランクな人には
それでいいけれど、
人は考え方も、けじめの
基準も色々で、万能に
対応するのは難しい。

どんなタイプか、瞬時に
的確な判断をすれば、
それに応じた行動を
後は、するだけだ。

親子でも信じられない
言葉遣いを、子供に対して
小さい時からすれば、
それが普通で、当たり前の
言葉だと子供は思う。

正しい、綺麗な物に
小さい時から、いつも
触れていれば、自然に
礼儀作法は身に付く。