自然体

肩に力が入った状態、
いつもの自分より、
よく見られたい。
そういう姿は、ぎこちなく
不自然な印象を受ける。

それに対して、本人の
ありのままの姿は
自然体と形容する。
のびのびと大らかな
様子が、目に留まる。

自分の思う通りに
誰かに強要されず、
したいように行う。
型にはまっていない
独自の感性と態度は
強い意志かも知れない。

自然体の人間には
絶対に、敵う事はない。
それ以上、自分を作る
必要がないからだ。

無理している、背伸びをした
状態であれば、どこか
バランスが悪くなり
そこから、簡単に崩れてしまう。
いつも、良くない状態が
出てくるのではないが・・・

子供の頃は、大抵
自然体で過ごしている。
大きくなるにつれて
自分という人間を
取り繕ったり、装ったり
必要以上に演じる。

もはや、偽善者に近い。
本当の自分が、どれか
分からなくなったり・・・
どこから演技で、
どこまでが、本当の
自分との境界なのか？

自然体になるのは
とても簡単である。
ありのままの自分を
曝け出せるだけの
勇気があれば、いいだけだ。