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( 「幸」(さち) 北九州市小倉・旦過市場 )
■2011/4/29(金)
新幹線を小倉で途中下車して、昭和の日の今日はモノレールで旦過市場に寄った。ついここに寄ってしまうのは、作られた昭和でなく、昭和の雰囲気をそのまま残している数少ない市場だから、そして顔を出したい店があるから。
旦過の入口では、日傘を立てたおばあちゃんが半椅子に座って、地元の大根やたけのこ・葉野菜などを売っている。薄暗い市場にひとたび足を踏み入れるとそこは、玄海灘・響灘の太刀魚・あじ・さば・クジラ肉といった海の幸や惣菜が、キラキラと輝いている。小さな店がひしめきあう、昭和の雰囲気そのままの市場だ。
先般撮った写真を『旦過うどん』さんに渡した後、市場アーケード内の川側北にある馴染みの『幸』(さち)へ寄った。 この店に入る時、私は「ただいま~」と言って入ることもしばしば。 店に入ろうとした時、今までと何か違っている事に気が付いた。
以前は、縄のれんだったが、紺地にど~んと「幸」と書かれた新しいのれんに変わっていた。 こののれんだと今まで以上に「幸」が味わえるかもしれない。と思いながら左手でのれんを分けてくぐった。
(寅)
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