一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

新年早々 ここはまるで島根 蟹に釣られて  「しまね家」  【大阪・関目高殿】1/3

2016年01月08日 23時25分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「しまね家」松江瓦に盛られた刺身盛  大阪・関目高殿 )

 

■2016/1/3 (日) 

正月三日、大阪・西田辺の昼食を起点に 梅田~大正~(難波)を経由して

再び梅田、ホワイティ梅田の人の洪水に逆らって東梅田駅

地下鉄谷町線に乗り換え降りた駅は、関目高殿

せきめたかどの

地上に上がれば夕闇迫る頃だった。

 

ここから3分ほど車のライトが眩しい道沿いを歩いて

右手に現れた古民家風の木造二階建て建物が『しまね家』

 

(山陰地方の民家のような店舗)

(島根の様々な日本酒が味わえる)

 

昨年1月以来およそ1年ぶりの訪問

店から年賀状が届いて正月2日・3日来店者には

かに汁をプレゼント「「海老で鯛」ならぬ「蟹で寅を釣る」のか」

なんとなくわかっていながら その日の流れに任せ釣られて行ってみた。

 

時刻は丁度18時を5分ほど過ぎた頃だった。予約などしてないけどどうかなと

木戸をそろりと空けて「一人ですけど」と言って年賀状を出せは

伊藤さんが元気よく出てきてカウンターの一番左席に案内。

二階はわからないが、一階ではこの日最初の客だった。

 

 

数分して次々と常連客が「あけましておめでとう」と入ってきて

なんと20分も経たないうちに満席。予約してないお客さんを断っていた。

「関西 魚の美味い店」という特集本で紹介されたこの店は

島根からとりよせた魚や肉、食材そして何十種もの日本酒が味わえ

大阪に居ながら「ここは松江の京店か!?」と錯覚してしまう程だ。

 

(李白酵母を使ったびあへるんver3 Orochi)

 

伊藤さんに「昼に阪神(百貨店)の李白さんの試飲寄ってきたんですよ」

伝えると「丁度李白の酵母で造った「びあへるんver3」が入ってますから

これから行きましょうか」 とスムーズな滑り出し、実は先日の松江では

飲めなくてガッカリしただけにこれは嬉しい。昨年は、ver2「開春」

だったことを思い出した。ver1は?  「旭十字」とのこと。

 

(案内状を兼ねた店からの年賀状)

私の席の前には、先日の松江でまったりと島根の日本酒を味わった

松江「佐香や」の朝山さんの名刺が積んであったので

「先月、朝山さんの店で呑んだんですよ」と言えば

「彼、騒いでなかったすか?」と返って来た。

伊藤さんとは歳も近く親しい間柄だそうだ。

 

日本酒は下の皿までなみなみと注いで大サービスして頂いた。

 

 

(サービスの「蟹汁」)

 

帰り際、伊藤さんから

「Ⅰ月じゅうにまた来ていただいたら

「刺身盛り」サービスさせてもらいますから」

もう一回釣られてみてもいいかな・・・そう思わせる店は

大阪に島根の家が、そのまんまワープして出現したような店なんだ。

 

 

(ほうぼうのから揚げで「李白」)

 

大阪に居ながら 味わった島根の酒と肴 ごちそうさまでした。

 

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(寅)