( 浴衣『姿』 名酒ギャラリー「飛来」)
■2014/12/21(日) 雪
「和酒ばる田村本店」に立ち寄る前に 寒風から逃れ日本酒を味わっていたのが
名酒ギャラリー「飛来」KizunA
階段を上がり私が店に入るなり
「これはまた タイミングがいいですね。
今日新しく日本酒を大量仕入れしたところです。
まるで狙ったように来られましたね」と言われた。
「まぁ、ジングルベルが聴こえた方に 足が向いたわけです」
このブログでも何度か紹介した小倉の名酒ギャラリー「つる平」
その店が、私も関西に居てTVのニュースで知ったが
近隣の火事で全焼、被災した。
この店「飛来」は火事から復興した店
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http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/e4b8f3dc0c5bc7ee07ccb36155b24883
席に着くなり 店長の荒木さんに「梅乃宿」の色紙を手渡すと
とても 喜んでもらった。
そして・・・
●梅乃宿のコロンを北九州で真っ先に出した店であること
●でもそれを飲んだ客の感想は、真っ二つに分かれたこと
●若き蔵人の造るUK-01は、今までの中で出来栄えが一番
●「あらごしみかん」はリキュールの中でも別格の美味さ
と店長の荒木さんは「梅乃宿」評を次々と私に語ってくれた。
的を得たご意見、私の考えと大きな相違なく、沢山の銘柄を取り扱っている中で
「梅乃宿」もしっかり捉えていることに感心させられた。
で、この店の最初の一杯は「姿」の夏バージョン 浴衣姿(ゆかたすがた)
夏酒をクリスマスウィークに味わう嬉しさ
となかいのソリのように喉ごし良し
二杯目は「浜千鳥」にごり酒
九州で味わっている千鳥だけどあの日も雪が降っていたなと
冬の東北で味わったこの酒のことを思い出していた。
そして三杯目が、茨城の「鏡山」を開封 「おすすめです。
甘い酒ですよ」と聞かされ「村祐」を頭に置いて飲んだせいか
私としては評価しずらい味わい
丁度 名古屋の医大から小倉に里帰りの途中立ち寄っている
「つる平」時代からの常連の学生さんが隣にいて
「話を聞いてると何だか日本酒
おもしろそうですね」と
関心を示していた。
「おもしろそう ではなくて おもしろい」
「おいしそう ではなくて おいしい」
実は これが日本酒なんだ。
さすがに出前のお姉さんが、ゆかた姿で現れるようなおもしろいことはなかったが、
美味しいゆかた「姿」を味あわせてもらった北九州・雪の夜。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)