( うどん「藤義し」メニューボード 大阪・西田辺)
■2013/6/1(土) 晴 水無月一日(みなづきついたち)で候(そうろう)
月初め一日(ついたち)というのは、昔からちょっとばかりついていたり
妙に勘が冴えたりと不思議とこの日は自分にとっての吉日。
知らない内に神様が後ろに降りてきてるのかもしれない
占い師に言わせると「一」が私の守護数らしいのだ。
水無月一日
「李白」の酒は梅田で味見できたし
「PiEDRA」がテレビ取材受けるとも早々聞けたし
まあ 悪い日でなかったことだけは、確かなようだ。 折角
西田辺まで来たんだから以前紹介した「うどん藤義し」を覗いてみることにした。
「それにしてもいつ見ても安いな~ ここの価格 」
店に入るなり発券機の価格を見て、挨拶代わりに
そんなせりふを口にしていた私。
「いらっしゃいませ~」 と奥から現れた藤原さんの元気な声
「今日は、初めてのご飯もの 親子丼定食(480円) 頂いてみますわ。」
と言えば セットものでは、親子丼は天丼と並んで人気メニューとのことだ。
(親子丼定食 480円)
何しろ親子丼だけを頼むと400円
美味しい小うどんが付いて480円って安すぎやしないかい。
ということは小うどんが80円? だったら絶対定食で頼むはずだよな~
▼ おっ、これがこの店の常連を作る秘密兵器だな・・・
店先にある「ガチャガチャ」は、スタンプが10枚たまったら1回まわせるとのこと。
カプセルには、「きつねあげ」とか「海老天」とかトッピングが入ってるそうでグッドアイデアだ。
「まだ 開店1月にもならず試行錯誤の毎日です」と言った藤原さん
▼前回の私のアドバイスを受け止めて早速対応していた。
さて最初(一番上)の写真を見ておわかりの通り、メニューは、多いほうだが、
日本全国行くとこでうどんを食べている私としては、この夜
他を2つ減らしてでも2つのメニュー追加を是非検討してほしいとお願いした。
ひとつは、「山かけ」うどん そしてもう一つは「ごぼう天」うどん だ。
「山かけ」は、うどんが温でも 冷でも対応できる良さがあり、
スタミナ感とその食感からファンが多い。
そして「ごぼう天」、関西では、京都東山に有名なごぼう天うどんを食べさせる店こそあれ
関西では、食べたくてもほとんど口にできないほどレア、知らない人も多い。
大阪・西田辺に伝播 「ここのヒットメニューに育てて欲しい」とお願いした。
ごぼう天うどんは、その食べた時の触感と味わいから
一度食べた人は、味わいが忘れられず、いつしか
また食べたいとリピーターを作るうどんでもあるからだ。
熱く語った私に藤原さんは、「検討させて頂きます。」とのこと
きっと 前向きに考えてくれるだろう。
ならば、私も過去のブログやスクラップから検討できる「ごぼう天」うどんの参考をここに公開したい。
▲資さんうどんは、ロングごぼ天を5本 ▲細棒かきあげ
▲まる天にごぼう ▲短いごぼう揚げ天
▲くるわ型もいい感じ 店一番の人気 ▲おろしうどんにかきあげ風もありかも
「ごぼう天」をどう揚げるか!?そのビジュアルいかんでは、店の看板商品にもなりうる。
「天ぷらにもこだわりを見せる藤原さんなら ハートをつかむごぼう天うどんを
作ってくれるのではなかろうか。」 と背中の食神様が耳元でささやいていた。
不思議と開店間もない店とよく縁ができるのも何かの縁だろう。
「一杯の丼は小宇宙 一杯の丼に夢を見る」は、My 麺食いフレーズだが、
麺食いの私を感激させてくれるこだわりの「ごぼう天」うどんを藤原さんには是非期待したい。
(寅)