一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

創部110年 畝傍高校野球部 今年の夏は終わった。  7/29

2012年07月29日 17時05分05秒 | 「スポーツ」何電感電 !

■2012/7/29(日)

創部110年 畝傍高校野球部の夏は終わった。

第94回 高校野球 奈良県大会決勝

http://www2.asahi.com/koshien/game/2012/431/58721/

橿原神宮外苑のスタジアム(佐藤薬品スタジアム) 球場の地元の高校だけに

畝傍^の声援が多かったが゛、初回の8点が余計だった。

浮足立った守備の乱れが傷口を広げた。 終わってみれば13-6

4回以降は、畝傍のペース 4回以降だけなら・・・ 初回の8点がなければ・・・5-6

「勝てば儲けもん」 そんな気持ちで臨んでいたら 初回の守備の連続エラーもなかったかも

 

たら・ればを語っても仕方ないのが、勝負の世界。

勝った天理高校には、夏の甲子園26回出場の天理野球の実力を見せてくれるよう頑張ってもらいたい。

(寅)

 


甲子園目指しての戦いも熱い! 31年ぶりの健闘を期待したい。 7/29

2012年07月29日 11時59分55秒 | 「スポーツ」何電感電 !

( 奈良県立「畝傍高校」校章)

■2012/7/29(日)

照り付ける太陽に日中気温36°が予想されるここ奈良県。 更に暑い夏となりそうな文字通りSUNDAY。 ロンドンばかりでなく、甲子園を目指す球児たちの戦いも各地大詰めを迎えて来た。

ここ奈良県は、昨日準決勝で智弁学園を破り31年ぶりに決勝進出を果たした県立「畝傍(うねび)高校」が、地元だけにプチ話題になっている。 北部の奈良高校と並ぶ県下きっての進学校。万葉集にも出てくるその歴史ある名「畝傍」を冠する名門校だけあって卒業生は政財界や学者など数多く見受けられる。

体格を見ても昨年夏・今年春の甲子園出場校「智弁」に比べごく普通の高校球児が、勉強の後、部活動に打ち込んででここまで進んで来た感がある。

奈良県の甲子園夏出場校と言えば、天理高校か智弁学園 (ほんのたまに県立・郡山高校)と相場が決まっている。

さて本日、もうひとつの雄・強豪天理高校と対戦。 私は、31年ぶりそして知り合いのお子さん等も多く通っている畝傍高校を応援したい。本日の天理高校との奈良県大会決勝戦。 もし私が監督なら試合前に戦いに臨む選手たちにこう言うだろう。 「相手は全国制覇を3度(夏2・春1)経験している強豪校。 いいか~勝てば儲けもんや。 胸を借りるつもりで、練習してきた成果をこの舞台で出し切ってこい」

このコメントは、不謹慎と言われるかもしれないが、炎天下、甲子園切符を前にした高校生。 プレッシャーの中で、相手を最初から強豪と認め 「儲けもん」「だめもと」こんな気持ちで臨むことが、「ねばならない」といったプレッシャーから解き放ち思わぬ勝機を呼び込むものだ。

もし敗れて甲子園切符は手に入らなかったとしても 31年ぶりに決勝まで進んだ、その健闘には心から拍手を贈ろうと思っている。

(寅)

 


メダルの色は「時の運」 銀メダル充分立派じゃないか! 7/29

2012年07月29日 02時30分10秒 | 「スポーツ」何電感電 !

(日本のメダル第1号  平岡選手)

 

夏の夜、ロンドンから届く熱波に眠れぬ夜が始まった。 開会式のトリはエリザベス女王、その前、ステージで歌声を世界に響かせたのはあのポールマッカートニー。 歌ったのは「Hey JUDO」 そして早速その柔道競技が始まった。前回北京五輪柔道で不甲斐ない一回戦負けをした平岡。今回は、悔しさと我慢をバネに金メダルを手にする決意を胸に出場。 順調に勝ち進みいよいよ決勝戦。勝てば目標の金メダルというところまで来た。

結果41秒まさかの一本負け。試合の成り行きに観戦した誰もが呆然としたはずだ。 (日本では日付が変わった時間) 試合後の彼は、「情けないです。」 何だか罪を犯してしまったかのような申し訳なさ一杯のコメント。他国の選手たちが、銅メダルで大喜びしているのに 銀メダルを手にした彼に笑顔はなかった。 金メダル獲得を義務づけられた日本柔道の宿命なのか!? 

銀メダル 世界で二番だ。 立派じゃないか! 前回は、初戦負けだったことを考えれば、何で「情けない」ことなんてあろうか。 メダルの色は、時の運。 雪辱の銀メダル、堂々と首にかけて日本に帰って来て欲しい。

今回、彼が日本人最初のメダリスト。表彰式で、応援してくれた観客に笑顔で応えていた姿には、TV観戦していた日本の人たちの多くが心救われたと思う。

「まさか」という魔物が棲むオリンピック。 ロンドンに潜む魔物たちが織りなす勝負の綾を感じとりながら観ることもオリンピック観戦の楽しみ方のひとつだと思う。

(寅)