一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

初めての「おいしい」より、二度目の「おいしい」。  12/9

2010年12月09日 23時45分05秒 | 『食』べる門には福来たる

( 「ピエトロ」 今朝の新聞広告) 2010/12/9

 

■2010/12/9(木)

木曜日が好きなわけ(その2)

木曜日の新聞は、先週書いた豊田泰光さんのチェンジアップだけではない

私にとって実に好きな内容が、盛りだくさんだ。

だから木曜日は、朝の通勤時から楽しい。

今日もたくさん目に留まる

朝からジュピターだ。

 

・谷川俊太郎さんの詩 「わたしは1である」

・ペイズリー模様が伝える生の躍動について

(実は、私の好きなネクタイ柄はペイズリー)

・そしてこの新聞広告。 ドレッシングで知られるまでになった「ピエトロ」の広告コピー。

何度も読み返した。

 

ただの一軒のレストランだった「ピエトロ」の創成期を私は目にしている。

さすがに上場企業にまでなったときは、驚いた。

新聞広告にこんなコピーが綴ってあった。

「初めていらっしゃるお客様に喜んでいただくことも大変ですが、

もっと難しいのは、二度目にいらっしゃったお客様から

一度目と同じように喜んでいただくことでした。

期待をふくらませていらっしゃるお客様に、

また「おいしかった」とおっしゃって

いただくためには、前より

美味しい料理で

おもてなし

しなければいけません。」

創業者・村田邦彦が口にする・・・

「継続するとは、初心を失わないこと」

 

これって物を作る人・提供する立場の人すべてに言えることだとも思った。

昨日 ジョン・レノンの死から30年

その翌日から同じく30年、日経新聞に1面広告を出す企業にまでなった

一軒のレストラン「ピエトロ」の記事を感慨深く読ませてもらった。

やはり 食には大きな夢が隠れている。

(寅)

 

 


イマジンな日の夜は、家にて『おうち食・おうち酒』   12/8 -④

2010年12月09日 00時45分50秒 | 『食』べる門には福来たる

( おうち食おうち酒  葛城市自宅) 2010/12/8   21:30撮影

 

■2010/12/8 (水) 曇時々晴 のち小雨の夜

家に帰って風呂から上がっての食事は 「ぶりの刺身と戻りかつおのたたき」

「白菜と干し大根を炊いたの」「壬生菜じゃこかけ玄米ごはん」

あと写真に写ってないが、好物の「ポテトサラダ」「粕汁」

そしてお酒は先日買った 玉川の「にごり酒」

最初は、冷やで、次は 店長おすすめの

ぬる燗で、最後はあつ燗で試してみた。

私は「熱燗」が一番いけていた。

今度エポックの店長には報告しよう。

飲・食にイマジネーションは不可欠だ。

(寅)


イマジンな日の放課後は、「幸や」にて『豚玉』   12/8 -③

2010年12月09日 00時00分06秒 | 「所感」もろっもろ~

( 豚玉  大阪市西田辺「幸や」) 2010/12/8  19:00撮影

 

■2010/12/8(水) 曇時々晴

水曜日の放課後は、必ず何か食べるなり飲むなりして帰る。

水曜日の習性と言ったらそれまでだが、

まっすぐ家路につかないのが

この曜日でもある。

 

時に甘いの、時に辛いの、そして 時に「酔」曜日

今日の放課後の道草は、近場で。

最近オープンしたと聞いていた

お好み焼き「幸や」

 

正直言って 「てっぱん」の べっちゃー(富司純子)

弟子入りした方がいい。

 

味がどうのという以前の問題。

店に入って「いらっしゃい」の一言も

いつまでたっても「水」ひとつ出てこない

注文も聞きにこない、目の前の仕事に追われてる。

無言タクシーに乗ってしまったような空間を作ってはダメだ。

べっちゃーも言っていた「お客の顔、表情が読み取れないと

美味しいお好み焼きは焼けない。」と

フードコーディネーター吉岡さんの言葉なのかもしれない。

 

ただ作ればいいと言うものではない。

「味のある店づくり」をしてこそ

食のプロだと私は思う。

奮起を期待したい。

(寅)