一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

遠山に日の当たりたる枯野かな・・・ 酒「丹波・小鼓」

2009年01月23日 23時55分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい
「遠山に日の当たりたる枯野かな」
かのホトトギスを代表する客観写生の俳人「高浜虚子」の一句

今時の大和葛城の風景にも当てはまりそうな俳句のようにも
感じてしまいます。

冷たい雨が続いた今週の後半でしたが、週末金曜日だけは
幸運にも少しだけ暖かく、時折太陽が顔を覗かせました。

そんな金曜の夜は、飲み仲間のJさんと天王寺で一献です。
(雨だったら中止予定でしたので、良かった。)
実は、今年初めてなので新年会代わりでもあります。

にごり酒からスタートしてそこでの三杯目が、写真のお酒。
酒は「丹波・小鼓」  私は、この酒のファン。 
きりりとして奥行き感のあるフルーティな味わいが好き。
あては「鰯の梅肉揚げ」

丹波に銘酒あり「小鼓」と名づけたその人こそ
俳人・高浜虚子なんです。

飲み心地は、「夢は枯野をかけめぐる・・・」みたいな感じ
と言っておきましょうか。

お酒はいい。 心で旅を感じることができるから。
ポン ポコポン ポン  こつづみ~
(寅)