一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

くちなしの香りの やさしさに包まれたなら  きっと   6/18

2011年06月18日 12時52分45秒 | 風の噂の「お天気たち」

( くちなしの花 )

■2011/6/18(土) 小雨~曇~雨

くちなしの 匂いかぐわし 雨あがり    一文字

 

同じ「くちなし」も ユーミンが表現するとさすがだ!

        

荒井由実

雨上がりの庭で~  くちなしの香りの~  やさしさに包まれたなら きっと   目に写る全てのことは メッセージ
カーテンを開いて  静かな木漏れ陽の  やさしさに包まれたなら きっと   目に写る全てのことは メッセージ ~ ♪

 

自然から発信されるメッセージに目と耳を澄ましてみよう!   あなたの 「きっと・・・」は何? 

(寅)

 

 

 


夕暮れ空を映し出した水田は、まさに風のカクテルだ。 6/14

2011年06月14日 21時40分55秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 奈良・王寺の空) 19:25

■2011/6/14(火) 曇

たまに気分を変えてみるつもりで帰るルートを変えてみる。 今日は、奈良・郡山で定時に仕事の打ち合わせを終え、いつもの奈良駅経由でなく王寺駅経由で帰宅することにした。

というのもどんなに曇っていても奈良に来れば雲が開いて青空と太陽が覗く、ある種『晴天伝説』も今日の空には通用しないのか。 いつもなら奈良駅までバスで戻る際、乗車すると左の窓から射しこんでくる、その強烈な西日も今日は望めそうになかった。

そんな理由からかもしれない、道を渡って反対向きのバスに乗って王寺経由で帰ってみようかと思ったのは。 乗車すると思いがけず、目の前にYさんも乗車していて王寺まで同席させて頂いた。 生駒のあたりに穴場のいい温泉があると教えてもらった。

バスに乗って車窓から曇った空を眺めては 「晴れないかな」と念じていた。 それにしても筒井駅を過ぎてから法隆寺までの道を通るのは、実に久しぶり。 以前憶えのある景色から変わっているところも多々あった。

法隆寺を過ぎると早く、45分ほどで王寺駅前に到着、折角だから併設してある西友に入ってお酒コーナーを覗いてみた。 う~ん、これと言ったお酒は見当たらないな、結局、純米吟醸「上善如水」アルミカップにバナナと食パンを買って、19時21分のJR高田行に乗った。

畠田~志津美にかけてローカル電車の車窓から水田に張られた水には上空の茜紫色の空が映し出されていた。「風のカクテルみたいだ。」  これをお酒に見立てる人間も私ぐらいだろうけど心救われる風景だった。

「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」  老子が唱えたこの教えを現実で成就できる人は多くないと思う。 「人生水のように生きるのが最高の生き方だ」と老子は説いたけど、私は最高でなくてもいいから風のように生きたいと願っている一人。  

妻に言わせると私は「とっくに 風タロー」とのことだが・・・

(寅) 

 

 


雨上がりの花菖蒲に季節の移ろいを感じた夕暮れ時   6/11  

2011年06月11日 20時46分30秒 | 風の噂の「お天気たち」

(  「花菖蒲」と雲に隠れた葛城山  奈良県葛城市 ) 2011/6/11   17:30撮影

■2011/6/11(土) 雨そして雨 夕方ちょっと晴れ間

朝から嫌になるくらい雨が降った。 止んだと思ったらまた降りはじめ、今日は終日家の中で「おこもり」だなと半ば諦めていた。 しかし夕方4時を回る頃から雨が上がり薄明りが射しこんで来たので、この一瞬を逃さずに下まで降りた。

「下まで降りた」というのは、大袈裟に聞こえるかもしれないが、海抜2百数十メートルのところから 畝傍山や耳成山を眼下に見下ろしながら降りて行くのだからやはり正しい表現になる。 途中 いたちが横切ることもしばしば。

それにしても 花菖蒲を目にした時は、4ケ月という時間の重さと長さを感じた一瞬だった。 実は、時間は過ぎてしまえば十年一日(ジュウネンイチジツ)の如く早いものに感じられるが、良く考えてみるとそうでないことも多い。 2年ほど前だと思っていたら、まだ1年も経っていないことなんてザラにある。こうしてブログに書き残すのもそんな備忘録的な役割を託しているからに他ならない。

広島の酒祭りに行ったのは、おととしだとばかり思っていたが、まだ8ケ月しか経っていないとか、あの店で皆で美味しい酒を飲んだのはいつだったかな というのも案外半年も経っていないのである。 記憶のあいまいさが、時に吉とでることもあるが、毎年手帳に書き込んでは放っているタイプなので、何かしら時系列的な記憶のよりどころの必要性を感じるようになったというのも事実。

丁度4ケ月前、3連休に救われたことを思い出した。 一面の雪で身動きがとれない3日間。 長靴をはいて下まで片道1時間かけて買い出しに行った。その後、これを称して「バレンタイン寒波がやってきた」と書いたことも。 丁度4ケ月前の(2/11~2/13)ブログ3日間は、どれも雪の写真ばかり。 去年の事と思っていたらわずか4ケ月前のことだった。

あの日、一面の雪の写真を載せたが、同じ場所で、梅雨のはざまに咲く「花菖蒲」と灰色雲に隠れた葛城山を目にした瞬間、雪原がオーバーラップされて4ケ月の時の移り変わりを教えてもらった夕暮れ時だった。

(寅)

 

 

 


奈良市の青空に「仙禽」を見た。  5/24

2011年05月25日 00時39分50秒 | 風の噂の「お天気たち」

( JR奈良駅・旧駅舎上空   羽ばたく雲) 2011/5/24

■2011/5/24(火) 雨~曇~晴

昼から仕事のためJRで奈良に向かった。 朝は、ざざ降りの豪雨だった為、久々の平日カッパ姿で駅に着いた、大阪の会社を出るときには、曇り。 そして奈良駅に着いた午後2時頃には青空が広がっていた。 本当に良く書いているが、仕事で奈良に行くこと100回以上でも、いまだに奈良(市)で、1度も傘をさしたことがない。 天気との不思議なめぐりあわせだ。

駅を出ると乾燥した涼しい空気が、古都・奈良の街を吹きぬけているのがわかった。 お酒でいえば、滓(おり)が少し残っているような、うっすら筋を残す青空で、まるで先日の心の中の仙禽(せんきん)が羽を広げているような空だった。

古都・奈良に立つと 少しボギー(ハンフリー・ボガード)な気分になる  その心は・・・ 傘降らんか (カサブランカ)

(寅)


この土・日好天に 葛城山のツツジもかなりの人を集めたことだろう。 5/15

2011年05月15日 22時32分15秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 左:金剛山  右:葛城山   奈良県葛城市)

■2011/5/15(日) 晴

爽やかな風が吹き抜けた土曜日 そして今日、日曜日と二日続けて好天に恵まれた。 これがいつもなら 土・日が雨で、月・火曜日が仕事をしたくなくなるほどの好天と皮肉な巡り合わせになるところだが、この二日間の好天は、いろんなところでいろんな人々に恩恵を与えたのではなかろうか。

写真は、地元の葛城山(969m)。 今日あたり山頂は、満開のつつじを見物しにたくさんの人が、押し寄せたに違いない。京都では、「葵祭り」もあったし、神戸でもイベントが開催されていた。 そして隣の市、橿原市では前述の「茶行列」が行われた。

葛城山は、隣接する金剛山と共に大阪府と奈良県の境をなす山。 もしこの山がなければ、今頃ここは、拡大する住宅地の同心円の下、緑少なく、かなり様相を変えていることだろう。 (たぶん大阪府のはずだ) とは以前にも書いた。

今の時季の葛城山は、時間によっては(主に朝の早い時間)新緑が芽吹いているのがわかる。 緑の濃淡が、山の表情を作る季節。 山を見ながら「今年は、梅雨入りと夏本番入りも案外早いかもしれない」と思った。 な~んとなく

(寅)


黄砂去って、御所柿の緑の隙間から覗く空は青い。 5/5

2011年05月05日 19時45分20秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 御所柿の新緑と青空 ) 2011/5/5(木) 14:00撮影

■2011/5/5(火) 晴

大気から黄砂が去った今日は、久しぶりに青空が戻ってきた。 鯉のぼりが泳ぐ「こどもの日」にふさわしい天候に、昼からは一気に気温も高くなった。写真は、わが家の入口にある御所柿新緑ごしに覗いた青空。 柿の木は、かなり老木だが、毎年この季節には、まぶしい新緑をつけてくれ、一安心させてくれる。

秋には、握りこぶしより少し小さい赤柿色の柿の実をつける。 柔らかくて嫌みのない甘い味。 その時にはこれら新緑も赤茶色の堅い葉になって冷たい風にヒラヒラと舞っているはずだ。 さて半年と言う時間の流れは、どんなものか。 3ケ月後の暑い盛りと半年後の実を付けた頃、またブログにこの柿の木の写真を載せてみたい。

(寅) 


団子より花なんてのもありかも・・・ね  4/24

2011年04月25日 02時02分06秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 八重桜  大和高田市) 2011/4/24 15:00撮影

■2011/4/24(日) 晴

「花より団子」って良く言われるし、私自身も良く使ったりするけれど、だんご庄の団子を食べた後、午後2時半過ぎ、天気に誘われて隣町の大和高田市まで行った。気持ちの良い日差しにまだ少し冷たい風を感じながら市民病院横の川沿いを歩いてみると綺麗な八重桜。いゃ~ たくさんの桜餅に見えてきた。 だから団子より花なんてのも時にはこの私にもあるものだ。 

(寅)


桜咲く 満開前線 葛城市通過。 只今 北上中!

2011年04月12日 22時46分20秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 桜  奈良県葛城市 ) 2011/4/10撮影

 

■2011/4/12(火)

今朝 福島原発「レベル7」 のニュースが世界を駆け巡った。

被災された方々は、本当に大変だと思う。

1ケ月経ったというのに未だ先が見えないのだから。

でも、とにかくあきらめないでいただきたい。

がんばれ!なんて無責任な言葉を私は被災者にはとても言えない。

がんばれ!は、きっと私たちに向けられるべき言葉だろう。

 

今日 各地でプロ野球が開幕を迎えた。

東北の方々は、野球どころの状況ではないはずだが、

われわれが、しっかりしなければ!

という選手たちの姿勢が、プレイに出れば、それはそれで

意味があると思っている。

国民全員が、肩を落としてばかりではいけないのだ。

 

始めないことには、何も始まらないのだから。

こんな今年も桜が咲いた、吉野山を除き

奈良県の大半は先日満開を迎えた。

満開前線は、まもなく被災地東北にも訪れる。

昨日より今日、今日より明日、その先にある希望の光が

春の陽射しと共に強くなって欲しいと願うばかりである。

(寅)

 

 

 

 


好天の奈良・葛城は桜満開    4/10

2011年04月11日 21時45分25秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 葛城市マルベリーホール 桜並木 )2011/4/10 am9:00撮影

 

■2011/4/10(日) 快晴

この春一番の暖かさで、好天の日。

葛城の桜も最高の見頃を迎えたようだ。

写真は、通勤経路でもある市民会館横の桜並木

私の2ケ月前2/11のブログでは、この道は積雪で真っ白だった。

見比べてみて、わずか2ケ月で、こうも変わるものかと驚かされる。

 

朝 8:45に家を出て久しぶりに一眼レフカメラを抱えてここまで15分

この後、エポックさんに寄って 久保さんに

「これから行きますわ」と挨拶して 新庄駅に向かった。

実はこれから行くのは、隣の御所市千代酒蔵

それにしても気持ちいい桜日和になりそうだ。

(寅)

 


今日の大阪の桜(ソメイヨシノ)は、これぐらい。  4/4

2011年04月04日 20時38分50秒 | 風の噂の「お天気たち」

( ソメイヨシノ 大阪市阿倍野区) 2011/4/4  12:50撮影

 

■2011/4/4(月) 快晴

朝晩は、グーッと冷え込むが、昼間は、雲一つない抜けるような青空だった。

肌に当たる風はちょっぴり冷たいもののポカポカ陽気が漂っていた。

池の近くに咲いている大阪の桜(ソメイヨシノ)に

カメラを向けてみた。

上の方は、まだつぼみが多い。

それにしても空が澄んだきれいな色だ。

花は、四~五分咲きといったところだろうか。

ここ数日の気温次第で、今週一気に満開まで行きそうなソメイヨシノだ。

(寅)

 


戻ってきた寒空と彼岸桜   4/3

2011年04月03日 21時07分16秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 彼岸桜  奈良県葛城市 )

 

■2011/4/3(日) 曇~小雨~晴

昨日から気温が一気に8℃近くも下がり肌寒い日曜日。

くもり空に冷たい小雨が時に降る午前中だった。

ここでこんなに冷え込むのだから

東北の方は、大変だと思う。

寒さとも戦わないと

いけないから

 

奈良県葛城市 近隣の桜(ソメイヨシノ)の開花は今日は進まなかった。

四分咲きで止まったところで、満開は、今度の週末あたりだろう。

写真は、先週満開を迎え、散り始めの自宅玄関横の「彼岸桜」

今年は、例年より開花が数日遅れた。

この花が散ってしまう頃、ソメイヨシノが満開になる。

(寅)

 

 


奈良県天理・長岳寺前に咲いていた「こぶし」の花  4/2

2011年04月02日 17時30分35秒 | 風の噂の「お天気たち」

( こぶしの花  天理市「長岳寺」前 ) 2011/4/2

 

■2011/4/2(土) 晴のち曇

昨日ほどではないものの17℃近い気温に先週まで続いていた寒さは和らいだようだ。

先週まで咲いてなかった御所公園・葛城川沿いの桜は、一気に五分咲き。

雨が降らなければ、来週の土・日あたりが最高の見ごろになるだろう。

昼から桜井市へ そして足を伸ばして 天理の長岳寺に行った。

白モクレンに こぶしの白い花が、賑やかに咲いていた。

このあたりも 桜は、来週あたりかな・・・

天理の山の辺の道を歩きながら 春ののどかさを味わってきた。

(寅)

 

 

 

 

 

 


予想外の好天、十津川で「スパイダーマン気分」も悪くない。 2/27 

2011年02月27日 22時15分37秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 奈良県十津川村 「谷瀬の吊り橋」) 2011/2/27   13:00撮影

 

■2011/2/27(日) 晴 暖

午後から下り坂の天気予報を覆して今日は

暖かく天候に恵まれた日曜日となった。

国道168号線をひたすら南へ

向かった。

 

西吉野には、まだ側溝に雪の塊が残っているのには驚いた。

大塔町を過ぎ川沿いを進むと日本一面積の大きな村 

「十津川村」に入る。 

そこにかかる日本一長い吊り橋 「谷瀬の吊り橋」

 

以前秋に来た時には、観光バスや行楽客でもの凄い人だったが、

この時季は、観光客が少ない穴場時季のようで少なかった。

青空に白い雲が流れ、眼下に広がる大パノラマ

まるで天空にかかる蜘蛛の糸のように

ゆらゆらと揺れる吊り橋

片道約300mを

往復した。

 

さすがに身軽でないものの 気分だけはスパイダーマンだった。

(寅)

 

 

 

 


町家の雛巡りももうすぐ 快晴の奈良県・高取の空  2/26

2011年02月26日 20時55分00秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 高取の青空) 2011/2/26   15:45撮影

 

■2011/2/26(土) 晴天 風冷たし

わが家から御所市を経由すると明日香まで車で約20分。

その明日香の隣に位置する高取では、

3月1日~ 約1ケ月の間

通りに面した町家に代々伝わってきた「雛人形」を飾る

「ひな巡り」の行事が開催される。

何軒かは、ガラスごしに昔のひな人形が見えた。

 

宇陀やこの高取は、江戸時代の雰囲気を今なお残している

小さな山城の城下町・高取は 青空に紅白の梅の花が咲き

穏やかな日差しに通りを抜ける冷たい風も心地よかった。

(寅)

 


三連休中日、金剛・葛城山 正午の「雪化粧」姿   2/12 

2011年02月12日 12時33分50秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 青空の下「金剛山・葛城山」の雪化粧姿  葛城市柿本より) 2011/2/12  12:00撮影

 

■2011/2/12(土)

国道24号線は、まるで何もなかったように車が連なっていた。

でも一歩木陰や通りの無い道に入ってみると

雪はまだ白く深く残ったままだ。

 

日射しの感じは春だけど、顔に当たる風はまだまだ冷たい。

そんな本日正午の金剛・葛城山の雪化粧した姿は

青空と雲と雪のコントラストと相まって

なかなかイカシテいるナ。

(寅)