気がつけばふるさと離れて34年

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森の散歩

2020-03-14 17:43:00 | 日記
このところの外出は買い出しと森の散歩に限定されています。
変わりやすいお天気が続いているので、青空が見えたらチャンスとすぐ出かけます。
歩いて5分で森という住環境に感謝です。
途中通り過ぎる駐車場の八重桜がほぼ満開です。



明後日からは学校も一斉休校なので森を訪れる家族連れも増えることでしょう。



昨夜は雨が降ったようで、沼の水が随分増えていました。



青空のもと乗馬クラブの馬が草を食んでいました。




この時期は産卵地を求めて車道を横切るヒキガエルが車に轢かれないように「カエルの通り道」が作られるので、先日新聞にもその記事が載ったのですが、見かけませんでした→みんな「コロナ対策」で忙しいのかもしれません。



今後は「コロナの時代の森の散歩」(ガルシア=マルケスの『コレラの時代の愛』にかけてみました→笑)のアップが増えると思います。





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こんな時だからこそ

2020-03-13 15:07:00 | 日記
世の中が不穏だと人は少しでも心和らぐような微笑ましいことを求めるのかもしれません。
友人が「コロナ騒ぎ」関連の「ちょっと笑える風刺画」をフェイスブックで紹介していました。

感染者が急速に拡大しているイタリアの風刺は不謹慎なことなのかもしれませんが、でも思わず微笑んでしまいました。



マスクやトイレットペーパーの買い占めの風刺画です。




肺炎でも新型コロナウィルスではなく、「マイコプラズマ肺炎」で想像してしまう画像だそうです。


そういえばドイツのメルケル首相が記者会見の時に「感染予防のために握手は当分控えましょう」と呼びかけていたのですが、その後に「少し長く相手の目を見つめて微笑むことで充分に握手の代わりになります」と言って、深刻な記者会見の場が途端に和やかな雰囲気になりました。
普段はこういう厳しい顔をなさっている方ですが、厳しい状況下でのこのようなウィットに飛んだ発言は→イイネ👍です。









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時事ひとりごと - 41(新型コロナウィルス③ 記者会見トリオ)

2020-03-11 22:15:31 | 時事ひとりごと
先日購入した桜の蕾が開き始めました。

駐車場の八重桜も咲き始めました。


今日は72候の第8候「桃始笑(ももはじめてさく)」→桃の花が咲き始める時期だそうです。
「咲く」という字ではなく「笑」にしているのは、昔は「桃が笑って、人も笑って」と言ったことからきたのだそうですが、
新型コロナウィルス感染拡大でとてもそんな雰囲気ではありませんね。
人々の微笑みが溢れるような明るい季節の到来を待ち望んでいます。

前置きが長くなりました。
新型コロナウィルス関連の記者会見が開かれることが多くなりました。

私はこのお三人の記者会見はできるだけ視聴するようにしています。


左からロベルト・コッホ研究所所長のヴィーラー教授、
真ん中にいるのがベルリン・シャリテ大学病院ヴィールス学研究所所長のドロステン教授
右に座っているのがこのところ毎日のように記者会見を行っているシュパーン保健大臣

3人の役割は
ヴィーラー教授のところでは世界とドイツ国内の新型コロナウィルス感染者のデータを集積し、現状を把握し、
それに基づき「イベント中止のリスク査定」や「感染後重症化になるリスクグループ」「接触者の定義」などを策定します。
感染者の5人に4人までが無症状か軽症であり、リスクが高いのは高齢者や基礎疾患のある人でこれらの人々が感染しないような対策が求められると強調しています。

ドロステン教授は新型コロナウィルスの解析を進め、WHOと協力して検査基準を策定、公表しました。
これまでもSARS, MERS, ラッサ熱、エボラウィルスの解析をして、ネイチャーなどの科学誌に発表する前に、世界中の科学者に無償でデータを提供してきました。
今回も1月中旬にはドイツの民間、公立を問わず地域の医療中核施設に対してデータを提供して、検査体制構築をサポートしてきました。
現在は薬やワクチンの開発のサポートをしています。

そしてシュパーン保健相は例えば「1000人以上の観衆が訪れる大規模イベントは中止されるのが望ましい」とか述べますが、
連邦制をとっているドイツでは施行はあくまでも州政府の管轄です。
感染者や接触者の隔離は各地方自治体単位で行われます。
隔離に関しては感染予防法に細かな規定があり、例えば「家で隔離中」に外出しているのがわかると最高で禁固5年の刑や罰金刑が課せられます。
ですからドイツでもトイレットペーパーや食料の買いだめをする人が多くなっていますが、
これは一旦「自宅隔離命令」が出されたら、買い出しに外出できないのでその時の備えもあるのかと思います。

記者会見の最後にシュパーン保健相が「国民全員で感染予防に取り組みましょう。手を洗うなど各個人での予防の他に、一人暮らしの高齢者や自宅隔離をしている人には買い出しの手伝いをすることもお願いします」と呼びかけていたのが印象的でした。
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ナシーム・ニコラス・タレブ著 『ブラック・スワン』

2020-03-09 23:38:54 | 読書
読書のカテゴリーに記しますが、この本を読んだわけではありません。
ひと月前の地元紙の社説のタイトルが「中国のブラック・スワン」でした。


これを見て思ったのは、かなり以前に読んだ中国人女性作家ユン・チアンの著作『ワイルド・スワン』のことでした。
文化大革命の混乱期に青春を過ごした著者自身と彼女の一族の様子が描かれています。

今回社説でとりあげられた『ブラック・スワン』は「不確実性とリスクの本質」という副題で10年前に邦訳が出版されたようです。

何故、ブラックスワン(黒鳥)と不確実性が結びつくかというと、17世紀にオーストラリアで黒いスワンが発見されるまで、
ヨーロッパの人々はスワンは白い鳥しかいないと思っていました。
黒いスワンの発見は当時のヨーロッパの人々にとり予想もしなかったことで
大きな衝撃でした。

このように予測できない事が発生し、そのため社会に非常に大きな影響を与えることを「ブラック・スワン理論」と呼ばれるのだそうです。
過去においては例えば、「アメリカ大陸の発見」とか「ペニシリンの発見」、
近年では「9・11同時多発テロ」とか「福島の原発事故」、「金融危機」、「甚大な自然災害」が挙げられます。

「ブラック・スワン」に共通しているのは、
1)統計上の例外であり、過去を分析しても発生を予測することは難しい。
2)社会に大きな衝撃を与える。
3)その出来事が過ぎてしまうと、予測可能なことではないかと思ってしまう。

2月3日の社説では「中国のブラック・スワン」と中国に限定されていますが、
それからひと月が経ち、現在新型コロナウィルスの感染拡大は世界中に大きな影響をもたらしています。

2月28日の日経の電子版でもこれに関する記事が掲載されていました。

地元紙の社説の中では特に「このような不測の事態が発生した時にこそ、その国の政治の真価が問われる」の文章にアンダーラインをひきました。

明後日は東日本大震災から9年目にあたります。
あの時「想定外」と言って責任逃れしようとしていた人々がいましたが、今回そのようなことは許されません。

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オペラ観劇

2020-03-08 16:07:00 | 日記
なるべく外出は控えた方が良いとは思っているのですが、先日は友人に誘われ久しぶりにオペラ観劇に出かけました。
ヴェルディの『イル・トゥロヴァトーレ』です。





友人の優待券で結構良いお席が15€でした。



クロークルームに鎮座していた不気味なドクロは以前ベルリオーズのオペラで使ったものだそうです。



ミラノのスカラ座のように、ケルンのオペラハウスもいつ閉鎖されるかわからないので、
その前にもう一度位オペラに行きたいと思っています。




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