気がつけばふるさと離れて34年

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

MANGA と EMOJI は世界共通語?

2015-03-30 16:19:06 | 日記

この間テレビで「マンガ家、マンガの国へ行く」というタイトルのドキュメンタリーが放映されました。

オーストリア・ウィーンのマンガ家のニコラス・マーラーさんが「京都国際マンガミュージアム」や京都精華大学マンガ学部を訪ねる様子を伝えていました。

昨年12月に京都国際マンガミュージアムでニコラス・マーラー展「愛すべき無理難題」が開催されたのを機会に京都を訪問したのです。

ニコラス・マーラーというマンガ家を私はテレビで見るまで知りませんでした。

多くの「マンガ本」を出版しているらしく、その一冊が以下の写真です(ネットから拝借しました)。

タイトルは「フランツ・カフカのノンストップ、笑マシン」です。

ドイツの書店でもANIME(アニメ)とかMANGA(マンガ)のコーナーを見かけるので「MANGA」は世界共通語になったことには気付いていましたが、テレビで化粧品のCMにまでMANGAが出てきたのには驚きました

(「マンガマスカラ」という商品です。化粧品会社のHPから写真を拝借しました。日本未発売のようです)

先日はドイツのニュース週刊誌「シュピーゲル」に「EMOJI」の記事が掲載されていました。
最初の絵文字はドコモの「Shigetaka Kurita」さんが開発したことなどが書かれていました。
ウィキペディアでも日本語はもちろんのこと18カ国語で「絵文字」に関しての記述があります。


テレビの朝の番組でも紹介されていましたが、ドイツ人のアナウンサーがEMOJIを「エモゥジー」と発音するのがちょっとおかしかったです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

負けず嫌いの夫

2015-03-27 16:34:48 | 家族


夫の退職後、朝食は二人のうち朝早く目覚めて「お腹がすいた方」が作るという暗黙のルールがあります。

それで毎日のように夫が朝食係になっています。

朝食といってもそんなに大したものが食卓に並ぶわけではないので準備も簡単です。

でも夫は何故かトーストをよく「焦がして」しまうのです。

トースターの調整ねじがちょっとゆるんでいるのだと思うのですが、今日も「焦げトースト」を作った(?)とみえて

キッチンのシンクに焦げた部分をナイフで削った残骸がありました。

以前もトーストが「真っ黒」になったことがありました。 2年前のことです。

その頃は糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」の「今日のダンナ」に投稿し、以下のように掲載されました。

『主人は化学者です。先日の朝、トースターの調整を間違えて真っ黒なトーストができました。

 自分のミスを棚にあげて、「見なさい。純粋な炭素が出来上がった」

 (より純粋な炭素の「ダイヤ」も作ってほしい妻)』

今日もかなり焦げたトーストを見て「あらっ、またダイヤを作ろうとしたの?」

(私も随分イヤミな同居人ですネ)

でもこんなことで負ける(?)夫ではありません。すぐに「ダイヤ製造のためには圧力が足りないヨ」との返答でした。

自分の非を認めようとしない、あるいは自分が一番と思う傾向があります。

先日も私が「60肩」のためうっかり「お醤油差し」を落として割ってしまったことがあります。



以前、金沢のお寿司屋さんで使われていたのが気に入って赤と青の2色を購入した青色の方を割ってしまい、

現在はこの赤の方を使用しています。

私の「粗忽さ」をいつまでもブツブツ言うものだから、「あなただってうっかり間違ったりすることあるでしょう?」

と言ったら、相手は「ボクは間違いません」(アナタはナポレオンか!

今、お友達が録画してくれた「ドクターX,外科医・大門未知子」を視聴しているのですが、

「私、失敗しないので」というあのセリフを思ってしまいました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛行機事故 & 抑圧(心理学)

2015-03-25 14:18:22 | 日記

また痛ましい飛行機事故が起きてしまいました。

スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフ行の便ということで犠牲者の大半はドイツ人とスペイン人です。

犠牲者の中には日本人の乗客も含まれているようです。

昨日、デュッセルドルフの日本国総領事館から管区内に住む日本国籍保有者に対して「知り合いの日本人がこのフライトに乗機していなかったか」と問い合わせのメールが届きました。

知り合いのお嬢さんは日本のテレビ局のベルリン支社にお勤めですが、昨日からずっとデュッセルドルフ空港に詰めています。

メディアの情報が増える度、私には「抑圧」作用が働いてしまうことに気づきます。

ドイツ語でVerdrängung と表現される心理学上の「抑圧」はウィキペディアによると「自我を脅かす願望や衝動を意識から締め出して意識下に押しとどめることで、精神分析において想定される自我の防衛機制のひとつ」とあります。

辛いことを思わないようにする無意識化の作業と私はとらえています。

私の場合、この作業は「掃除」です。

普段は「ホコリで人は死なない」などと豪語してあまりお掃除しないのですが、今日は朝食が済むとすぐ掃除機を取り出して「一心不乱(?)」にお掃除しました。

我が家で炊飯器と並びもっとも古い家電のひとつの掃除機(購入して35年になります)です。


4年前の大震災の時もやたらに家の中の掃除をしたものでした。

メディアで津波の被災状況や原発の事故についてはフォローしていましたが、お友達からのメールや電話での問い合わせにはできる限り(申し訳なかったのですが)距離をおいて、時には「無視」していました。

メールや電話に返答したりするだけで辛かったからです。

ですからそのあたりのことをわかってくれて「心配だったけれど少し落ち着いてからと思って」と震災直後はメールや電話を控えてくれて、そっとしておいてくれていたお友達には感謝しています。

逆にこちらの心情にはお構いなく色々な情報をメールでどんどん送ってくる人もありこれには閉口しました。

この方は共通の友人が亡くなり、樹木葬が行われた際、葬儀の時の写真をブログのようにコメントつきで葬儀の参加者にメールで送ってきました。

そして亡くなられた方のお写真には「こんなに早く亡くなられて」とまるで自分だけが一番悲しんでいるかのようなコメントがつけられていて、他の友人共々驚いてしまいました。

彼女とそれ以来、距離を置くようになったのは、会ってお話しをするとあの時の悲しい思いが呼び起されるのを避けるための、一種の「抑圧」作用が働いているのではないかと思います。



友人が眠る樹木葬の森です。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血圧を下げるお薬で育毛?

2015-03-19 17:15:30 | 日記

春はもうすぐ - イチリンソウが頑張っています。

友人には内緒にしているのですが、私は年に2-3度、日本人のエスティシャンがいる美容院で「エステ」をしてもらっています。

この間のように日差しの強いハワイ旅行のあとなどに「シミ予防」のために行きます。

友人に内緒にしているのは「エッ、それでも貴方エステに行っているの?」との厳しいコメントをいただくのが辛いからです

友というのはかなり辛辣なことを述べると初めて痛感したのは中学の時でした。

ある時、美容院でカットしてもらったら、鏡を見るのが嫌になるくらいかなり「ヘンテコ頭」になっていました

翌日、「学校に行くのイヤダナア」と思いながら、通学路を歩いているとそんな時に限ってお友達に会ってしまい、彼女が開口一番、

「どうしたの、そのヘンなアタマ、ワタシだったらシンジャウ」。

 マ、あなたに死んでもらっても困るけれどね、と泣きたい気持ちで学校に行ったのを今でも覚えています

そんなこともあり、美容にお金をかけているとは周囲にはあまり話していません。

それで(皆に内緒の)「エステ」に行った折、担当の方に

「お顔の毛が濃くなったように思いますが、降圧剤を使用していませんか? 降圧剤の成分に育毛効果があるんですヨ」

と言われて驚きました。

「ミノキシジル」という成分でもともとは高血圧治療のための降圧剤として研究、開発段階で育毛効果があることが発見されたのだそうです。

日本で販売されている「育毛剤」にはこの成分が含まれていると思います。

我が家は高血圧の家系で私も現在2種類の降圧剤を服用しています。

でも私が服用しているお薬には「ミノキシジル」は含まれていないようなのですが、顔の毛はそういわれてみれば少し濃くなってきたような気がします。

特に最近は眉毛の手入れが難しくてすぐ「ゲジゲジ眉」になるのは困ってしまいます。

「降圧剤」で「育毛」ってちょっとピンときませんが、

そういえば「勃起不全治療薬」のバイアグラももともとは「降圧剤」の開発中に特別な「副作用?」が発見されたのだとか。

開発中の「臨床試験」で試薬を提供された男性の被験者がこの薬を必要以上に欲しがるという奇妙な現象に開発者が気付き、理由を追及した結果、

あの世界的なヒットになった薬が市場に出ることになったのだそうです
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グーラッシュ & 大草原の小さな家

2015-03-17 14:44:19 | グルメ


枯葉の間から緑の葉っぱが顔を出していました ー 春はもうすぐ!!

レパートリーの少ない「手抜き主婦」が献立に困った時に登場する我が家の定番が「グーラッシュ」です

「グーラッシュ」はハンガリー風ビーフシチューで本場ハンガリーでは「グヤーシュ」と呼ばれています。

昔ドイツに来たばかりの頃、通っていた語学学校でお友達になったハンガリー人のピロシュカは学校帰りに私が、

「アーアッ、今日は何を作ろうかな、グーラッシュでも作ろうかな」と言おうものなら、

「何よ、グーラッシュでもだなんて、ハンガリーの国民料理をあなたは馬鹿にしているの?」と

結構、真面目に怒っていたのを思い出します。

でも日本の「カレーライス」と同じようにドイツ家庭の定番料理になっています。



我が家の隠し味はこれです。



夫と同じ時期に日本に住んでいた知り合いのドイツ人のご婦人に教えていただきました。

牛肉を玉ねぎ、赤ワイン、トマト、パプリカなどと一緒にこの「とんかつソース」を加えて2時間ほど煮込むと出来上がりです。

ところで「グーラッシュ」を作る度に「大草原の小さな家」を思い出すのはこの香辛料のパプリカのためです。



「大草原の小さな家」で「ローラの恋」というエピソードがあります。

そうです将来の夫となるアルマンゾが恋敵ネリーのレストランに招かれてシナモンチキンをご馳走になるというエピソードです。

あの時、ローラがネリーに「シナモンチキンを作ってあげる」と申し出るのですが、シナモンの代わりに使ったのが、

多分「カイエンペッパー」という唐辛子で私が「グーラッシュ」で使用するこの香辛料だと思うのです。

「大草原の小さな家」は"Unsere kleine Farm"(私たちの小さな農場)というタイトルでドイツでも何度か再放送されました。

亡くなった実家の母もローラのことが好きで、「めぐさめんこのローラ」と呼んでいました。

「めぐさめんこ」は岩手の方言で「ぶさいくでかわいい」というほどの意味です。

ローラはメアリーと比べると顔はちょっと不細工かもしれないけれども、しぐさや行動がかわいいっていうことなのでしょう。

私の好きなアルマンゾをネリーなんかに渡してなるものかとカイエンペッパーをチキンに大量にふりかけてほくそ笑んでいたローラ、

可愛かったナァ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする