先日ケルンのフィルハーモニーでバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会がコロナ騒ぎのため「観客なし」で開かれました。
今回の欧州ツアーでは11の公演が予定されていたそうですが、8公演は中止されたということです。
ケルンではCD 録音のためもあり予定通り『ヨハネ受難曲』が演奏されました。
この曲は復活祭近くになるとよく演奏されますが、今コロナ禍で受難中の欧州にふさわしい(?)曲なのかもしれません。
新聞の批評は好評でした。
ライブストーリーミングで視聴することができました。
この間ベルリンではオペラ『カルメン』がやはり観客なしで上演されライブストーリーミングされたようですが、
でもいくらライブ視聴といっても、劇場やコンサートホールでないとあの高揚とする臨場感は味わえませんよね。
コロナ禍で美術館、映画館、コンサートホールやオペラハウスは閉館されてしまいました。
2月末のN響と今月上旬のヴェルディのオペラが見納めとなってしまいました。
今月末には『トゥーランドット』が友人の優待券で行けそうだったのに残念です。
来月のズービン・メータ指揮ウィーンフィルは開かれるかしら。
チケットは随分前から完売だったので、友人と当日券を求めて頑張って並びましょうねと語っていたのですが。