宮古島のあとは東京に一泊して、翌日新幹線で花巻に向かいました。



露天風呂内の写真撮影は禁止ですが、私達だけの時急いで撮りました。

















故郷に行く前に昔家族で良く来ていた大沢温泉にまた寄ってみたかったのです。
洋室を備えた近代的な建物もできていましたが、長期滞在の湯治客用の自炊部の木造の建物もあり、昔ながらの鄙びた雰囲気が残っていました。


数ヶ所ある川沿いの露天風呂がとても良かったです。
名物の混浴露天風呂は私達が行った時は丁度私達だけしかいなくて、(いつ他の男性客が入ってくるかヒヤヒヤしながら)私も入浴しました。入浴後の散策中、橋の上から撮りました。

露天風呂内の写真撮影は禁止ですが、私達だけの時急いで撮りました。

男女別の露天風呂も渓流の音を聞きながらゆっくり楽しめました。
この間亡くなられた指揮者の小澤征爾さんも息子さん、それにチェリスト、指揮者のロストロポーヴィチさんとご一緒にいらしたこともあるらしく色紙がありました。

大沢温泉のあとは碁石海岸に寄ってから故郷に行きました。
好天で荒い波の日で白い波しぶきが綺麗でした。
有名な穴通磯です。波が静かだと小型観光船が穴まで入るのですが、この日は観光船の航行もストップしていました。


碁石海岸には小学生の頃遠足で来ました。

碁石海岸から車で30分ほどで故郷大船渡に着きます。

津波でお店と工場が流されてしまった銘菓「鴎の玉子」の斉藤製菓の跡地には素敵な「かもめテラス」が建っています。

両親の墓参や親戚の方々との昼食会、友人との夕食など故郷で楽しい時を過ごしました。
里帰りの最後に日本三景松島に行きました。
まずは観光船で200以上ある島巡りです。
出航してすぐ右側に双子島を通過します。
右の細長い島が鯨島、左は亀島です。

仁王島です。乗船した観光船も仁王丸でした。

島巡りのあとは国宝瑞巌寺を訪れました。
以前は参道は高い杉並木で鬱蒼として薄暗いほどでしたが、津波の塩害で300本ほど伐採しなくてはならなかったそうで、
すっきりと明るい雰囲気ですが昔の荘厳さがなくなりました。
唯一残った数本の杉です。

参道脇の洞窟遺跡群の鰻塚は地震でも倒れなかったようです。


ホテルの夕食の前菜に出て来た鯉のぼりの飾りが可愛かったです。

日本滞在もあと数日だけです。
東京では以前から一度訪れたかった「近畿大学水産研究所」というレストランで夕食をとりました。
世界で初めてクロマグロの養殖に成功したという快挙を聞いて以来、訪れたいと思っていました。
大トロ、中トロ、赤身の三貫は絶品でした。


銀座シックスの吹き抜きアートを見てホテルまで帰りました。
ここの展示はオープニングの草間彌生の巨大なカボチャ展以来、いつも奇抜です。
今回の宇宙飛行士の猫ちゃんも奇妙な風貌です。
写真ではわかりにくいのですが鯨のロケットの周りにも多くの小さな宇宙飛行士猫が浮遊しています。

ホテルのロビーから見える東京タワー、照明が普段と違っていたのは「昭和の日」だったからでしょうか。

これで今回の一時帰国旅行記は終了です。
長い間のお付き合いありがとうございました。