昨日ドイツの中でもカーニバルの盛んなここラインラント地方では「女たちのカーニバル」で幕を開けました。








カーニバルは毎年11月11日の11時11分にスタートしますが、これまでは屋内でのみカーニバルの集会が催されてきました。
昨日からはカーニバルが街頭に繰り出します。
街頭カーニバルも11時11分にスタートします。
開始直後のケルンの舞台です。


デュッセルドルフの「女たちのカーニバル」は市庁舎の鍵を奪って女性軍団が市庁舎を占拠するのが開始の合図です。
最初は市庁舎のバルコニーでの鍵の取り合いで、その後市庁舎を占拠する女性軍団です。



こちらはケルンの舞台最前列にいつも陣取る女性軍団です。
11時開始の何時間も前、夜も明けないうちから陣取る逞しいオバサマ達です。

逞しいオバサマ達に比べるとカーニバルの主役の王子と処女(それに右の農民)には荒々しさが感じられずオバサマパワーに圧倒されそうです。

カーニバル時期だけ販売されるお菓子です。

これからカーニバルがクライマックスを迎える来週の月曜日の「ローゼンモンターク」を経て、「灰の水曜日」までのほぼ1週間は町は陽気な雰囲気に包まれます。
追記
カーニバルの喧騒は苦手という人も多く、この時期は旅行に出かける方もいますが私は陽気な雰囲気が嫌いではありません。
普段は少しワクワクするカーニバル時期ですが、今年は故郷大船渡の山林火災のことがあり心より楽しむことができません。
山林火災については後日改めて記載します。これ以上延焼することなく少しでも早く鎮火するよう祈っています。