気がつけばふるさと離れて34年

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ひとりごはん

2019-09-24 17:37:43 | 日記
近所のお友達から「暮らしの手帖」をお借りするのを楽しみにしています。
広島出身の彼女には同郷の友人が毎号郵送してくれるのだそうです。
今回の「第五世紀記念特大号」は読み応えがありました。


付近に住む友人と回し読みするのでお借りできる期間はほぼひと月程です。
その間時間を見つけて数ページずつ読んだり、コピーをとったりします。
でも今回はポルトガルに旅行したこともあり、ほとんどページを開くことなくお返しする日まで数日に迫ってしまいました。
それで急用もないある日、今日は家族の食事の準備以外は「暮らしの手帖の日」と決めて、一日中「暮らしの手帖」を読みました。

記念特大号ということで色々興味深い記事がありましたが、特に興味を持って読んだのが巻頭に記されていた「孤食」の記事でした。


特に「つくるよりも買ってきたほうが早くて安いと、とりあえずお腹を満たしていると、自炊する力が身につかず、本当に食べたいものがわからなくなってしまう」という文章には強いインパクトがありました。

ひとり暮らしをする時がきても、しっかり自炊してゆきたいと思ったことでした。
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ポルトガル旅行記 − 5 ( 最終回 )

2019-09-20 17:57:00 | 旅行
2週間のポルトガル南部の旅から先日戻りました。
旅の最終日に訪れたアルマンシルという町の教会のアズレージョ(青の装飾タイル)が素晴らしかったです。内陣の丸天井まで青のタイルというのは珍しいです。
教会内部は撮影禁止だったので絵葉書の写真です。







最後はポルトガルのアルガルヴェ地方の料理の写真です。
蓋つきの銅鍋で魚介類を煮込んだカタプラーナが美味しかったです。







これでポルトガル旅行記は終わりです。
お付き合いありがとうございました。
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ポルトガル旅行記 − 4 ( サグレス と ラゴス )

2019-09-16 17:50:16 | 旅行
リスボン近郊のロカ岬はユーラシア大陸最西端の地ですが、
そこからほぼ200km 南下したところのサグレスという町のサン・ヴィンセンテ岬は大陸「最西南端」の地でこちらの方が最果ての雰囲気です。


15世紀初めエンリケ航海王子はここの絶壁に建つ要塞の中に航海学校を開きました。
未知の大海しか目に入らない要塞の中で天文学者、数学者、地理学者などが航海術の研究をしてポルトガル大航海時代の礎を築きました。




キャンピングカーで訪れたというカップルが大海原を眺めながらピクニックをしていました。


サグレスの港にあるレストラン「タスカ」には30年前にも訪れました。




サグレスから東に車で40分ほどのところにラゴスの町があります。
ラゴスの歴史は古く紀元前から大西洋と地中海交易で栄えました。
市内の教会では洗礼のミサが行われていました。


近郊にはポルトガルのアルガルヴェ地方の典型的な美しい海岸が広がっています。



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ポルトガル旅行記 - 3 ( セジンブラとエヴォラ )

2019-09-11 08:16:19 | 旅行
リスボンの後は近郊の海水浴地セジンブラに滞在して、名物の蟹🦀に舌鼓を打ちました。
昔ここで蟹料理に付いてきた蟹を叩く木槌を初めて見て少し驚き、面白がって子供みたいに何度も手に持っては眺めていました。
現在は白いプラスチック製の槌になっていました。
ムール貝も美味しかったです。




セジンブラの後は内陸にある中世の街エヴォラを訪れました。
エヴォラでは修道院を改装したポザーダに宿泊しました。
ローマ時代のディアナ神殿の隣にあります。



かつては修道院だったことがわかる簡素なインテリアですがとても落ち着いた雰囲気でした。




朝食のビュッフェは以前のチャペルの中にありました。



この街のカテドラルでは1584年9月、天正遣欧少年使節の一行が当時珍しかったパイプオルガンの演奏を聴いたということです。



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ポルトガル旅行記 - 2 (リスボン②)

2019-09-08 08:01:12 | 旅行
リスボン観光で印象に残ったのはやはりポルトガルの大航海時代を切り開いた偉人像のモニュメントでした。
エンリケ航海王子を先頭に3人目がインド航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマ、5人目杖を持っているのが初の世界一周を達成したマゼランです。後方に日本で布教活動を行った宣教師ザビエルもひざまづいています。





市内のサン・ロッケ教会にはザビエルの礼拝堂があり、日本での布教活動が描かれた絵画が展示されています。





この教会には1584年、苦難の航海の末リスボンにたどり着いた日本の天正遣欧少年使節が1ヶ月ほど滞在したのですが、当時の資料は見つけられませんでした。

リスボンから車で1時間半程でユーラシア大陸の西の果てロカ岬に到着します。
北緯38度7分、西経9度30分、高さ140mの断崖の上に立つ石碑にはポルトガルの詩人カモンイスの詩の一節が刻まれています。
「ここに地果て、海始まる」




未知の世界へ帆を進めた航海時代の開拓者達、苦難の末ようやく憧れのキリスト教の地へ到達した日本のイエズス会教徒の少年たちはどんな思いでこの岬を眺めたことでしょうか。
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