明後日から日本に出発します。
これまで一時帰国するたびに本を購入してまとめて船便で自宅あて郵送していました。
今後は電子書籍をネットで購入することが多くなるかもしれませんが、それでも紙本の読書は続けると思います。
どういう本を購入するかの選択はお友達の推薦、新聞の書評欄などです。
以前は「芥川賞」や「直木賞」の受賞作を購入していましたが最近は「本屋大賞」を購入することが多くなりました。
あとはその時、ベストセラーになっている本で、そのため村上春樹の本をかなり多く所有することになってしまいました(彼の愛読者ではないのですが)。
最近「本の宣伝」でひとつおもしろいエピソードがありました。
8年前に日本で出版されたドイツの絵本のことです。「ちいさなちいさな王様」という絵本です。
この本の訳者と2週間前に話す機会があり聞いた話ですが、このところ話題になっている「STAP細胞」の研究者が愛読しているということ
がわかり(スキャンダルになる前です)大々的に宣伝用の帯を作成したのだそうです。
でも事件が発覚しまったのでマイナスイメージを避けるために現在は宣伝用の帯を急いで取り除く作業に追われているのだとか。
別に有名人が愛読しているからといって本の質には関係ないとは思うのですが、「本を宣伝する」ということについて考えさせられました。
ともかくとても良い絵本なのでおすすめです。