気がつけばふるさと離れて34年

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時事ひとりごと - 27 (公民としての政治家)

2017-05-31 11:12:44 | 時事ひとりごと

相変わらずドイツでは暑い日が続いています。

クレマチスも暑さに喘いでいるようです。


中南米の神様に雨乞いをしたいくらいです。


昨日、夕食に招待した友人ご夫妻からいただいた牡丹(多分?)だけは涼しい居間で美しい姿を維持しています。
気温は高くても湿度が低いのでエアコンなしで暑さを凌げます。

前置きが長くなりました。

義家文科副大臣が「便宜」を「ビンセン」と読んだことで話題になっているようですね。

安倍首相が「云々」を「デンデン」と言われたことも結構、話題になっていました。

私も「得度」を最近まで「エト」と思っていたくらいなので、あまり大きなことは言えないのですが、

「政治家=教養人」というイメージは日本では崩壊しつつあるようです。

確かに「政治家=教養人」というイメージは昔からなかったのかもしれないですが、「政治家=偉い先生=尊敬される人物」というのはあったような気がします。

かなり昔のことですね。

もし人格的に優れたものがあり、皆から好かれる政治家であれば多少「漢字の読み間違え」があっても苦笑されるだけで、
メディアや国民から揶揄されることはないと思います。

政治家は国政に参与する地位にある「公民」として挙動が求められているという自覚が足りないのではないでしょうか。









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ゴルフ場の水鳥

2017-05-30 18:37:03 | 日記
昨日、ケルンは記録的暑さ(日中の気温が35度!)で周辺の学校では「臨時休校」となったようです。

ドイツ語では「Hitzefrei(暑気休み)」と呼ばれています。

猛暑の予報は出ていましたが、午前中はそれ程暑くならないだろうとゴルフ場に出向きましたが→甘かったです。

私たちのゴルフクラブは月曜日は休日でクラブハウスも閉鎖されているので、会員しかプレーできません。ウィークデーの混雑を避け、このところ月曜日のプレーが多くなっています。
ということで昨日もプレーしましたが、プレーそっちのけで水鳥の写真ばかり撮っていました。
暫く行かないうちに雛鳥が随分増えていました。
お母さん鳥の後を一生懸命に追う雛鳥が可愛いかったです。


ゴルフコースでよく見かけるのはカナダ雁とナイル雁です。




でもこの鳥達は私たちのボールが飛んできても微動だにしないのですヨネ。
キミタチは我々の下手なプレーをせせら笑っているのかー?

以前、夫のボールが雁の頭に当たり気絶したらしいけれど、その頃の
情報は他の雁には伝わっていなかったみたいです。

それにしてもフテブテシイ雁→癪にさわる。
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美しい神父

2017-05-28 11:48:43 | 日記
色々と物議を醸した米国大統領の中東・欧州歴訪でしたが、彼が「招かれざる客」だったことはローマ教皇謁見後の二人の写真に如実に現れています。

不遜な大統領が微笑む姿と教皇の仏頂面(失礼!)の写真が地元紙に掲載されました。


ところで大統領を教皇の謁見室へとご案内したのはゲオルク・ゲーンズワインという教皇側近の司教です。テレビ画面を注視していてシャッター・チャンスを逃してしまったのでかなりピンぼけな画像ですが画面左側の人物です。


ゲーンズワイン司教はヴァチカンで最も美しい神父といわれ「ヴァチカンのジョージ・クルーニー」などとも呼ばれています。


以前読んだ「ソーン・バード(棘の鳥)」を思い出します。


舞台はオーストラリアですが、カトリック教の「独身制」があり結婚できないのが残念だと思われるほど美しいラルフ神父が一般人の女性を愛しながらもローマへ行き、教皇の下で枢機卿になるというストーリーです。映画化もされ主人公をリチャード・チェンバレンが演じました。

今回の米国大統領歴訪では、ゲーンズワイン司教のお姿をテレビで拝見できたのが唯一嬉しい出来事だったかもしれません。


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オラトリオ合唱団の公演

2017-05-22 15:42:56 | 日記

昨日、友人が所属しているケルン・オラトリオ合唱団の創立60周年の記念公演が近くの教会であったので行ってきました。

公演が行われたAltenberger Dom(アルテンベルク大聖堂)は以前、シトー会修道院だった教会で近くには大きな「童話の森」もあることから

休日には大変混雑します。

開演は午後2時半で30分前には教会に着いたのですが、前の方の席はほとんど埋まっていました。

入場は無料で公演後、寄付を求められます。

教会の外観を写真に撮るのを忘れたので絵葉書です。



内部です。


演目は
レナード・バーンスタイン作曲 「チチェスター詩篇」
ジョン・ラター作曲 「グロリア」

チチェスターはイングランド南西部、ウェスト・サセックス州にある都市の名前でここの大聖堂からの委嘱を受けてバーンスタインが1965年に作曲したことから、このようなタイトルになったとのことでした。
旧約聖書の詩篇の2編、23編、100編、131編、133編に曲がつけられています。
ヘブライ語で歌唱する規則なのだそうで、友人も苦労したと語っていました。
私は事前に日本語の聖書でその部分を予習(?)して行きました。
でも言葉がわからなくても荘厳な雰囲気は伝わってきました。
中にボーイソプラノのソロの部分があるのですが、歌唱したケルン大聖堂少年合唱団の男の子がとても可愛くて、そのままウィーン少年合唱団の一員になれそうでした。

ジョン・ラターの「グロリア」は管楽器や打楽器の演奏もあり賑やかな現代宗教曲(初演1974年)でした。

帰り道、雷に打たれ黒焦げになった大木を教会の敷地内で見つけました。

まさに「堕落した現代社会に神が怒り鉄槌をふりおろした」ような感じでした。









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ふるさとの空気

2017-05-18 09:59:33 | 日記
同郷の歌手新沼謙治さんがゲストで出演された5月17日の「徹子の部屋」をYouTubeで視聴しました。

デビュー40年になるというのに芸能界にすれてない純朴さに好感が持てました。

新沼謙治さんが「スター誕生」の決戦で優勝された昭和50年8月のテレビ放送は丁度大学の夏休みで帰郷中に実家のテレビで視聴したのを憶えています。

あの頃と同じような真面目さや礼儀正しさを保ち続けているのはやはり人格ということなのでしょう。

故郷へはひと月前に訪れたばかりですが、画面から伝わってくる故郷の雰囲気がまた懐かしく思い出されました。




杉並区にできたという大船渡アンテナショップ「三陸SUN」へもいつか訪れたいです。


それにしてもしても新沼さんが歌う「ふるさとは今もかわらず」はいつ聴いてもジーンときます。


我が家にあるCDのジャケットの二人の男の子は昔まだ可愛かった頃の弟を彷彿とさせます(今はすっかりフテブテしいオジサンになってしまいました^_^)。


ふるさとを懐かしく思うのはやはり胸の奥にふるさとの空気が入っているからかなと、
さだまさしさんの言葉が思い出されました。以下に記します。

「生まれたばかりの赤ん坊が最初に吸い込んだ空気。その一部は、肺の一番奥の細胞に入ったまま、出てこない。だから人間は、だれでもふるさとの空気を、死ぬまで胸の中で保ち続ける」

さださんご自身の言葉ではなく、担当するラジオ番組のリクエストカードで見つけたのだそうです。

1982年長崎大水害救済チャリティーコンサートをさださんが開いたという当時の朝日新聞の記事です。

実家の母が送ってくれました。
外国人と結婚し異国の地で暮らす娘へ「ふるさとのことを忘れないように」という戒めが込められていたような気がします。
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