気がつけばふるさと離れて34年

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一時帰国2017 - 5 (美術鑑賞)

2017-04-24 09:33:25 | 旅行
今回も美術品を鑑賞する機会がありました。

京都では祇園で友人と昼食後、建仁寺で複製でしたが海北友松の襖絵「雲龍図」を観ました。
丁度、京都国立博物館で「海北友松展」が開催されていましたが、展示会では多分撮影禁止だったと思いますが、建仁寺の方は複製だったのでしっかりカメラに収めました。
NHK「日曜美術館」でも語られていましたが、実在しない龍をこれ程躍動感溢れるように描けるとは、やはり天才絵師なのでしょうね。




東京では根津美術館とサントリー美術館を訪れました。
根津美術館ではこの時期しか公開されない尾形光琳の「燕子花図」を観るのが目的でした。
でも一番素晴らしかったのは紀元前13-11世紀の中国、殷周時代の青銅器でした。
「双羊尊」はここと大英博物館でしか展示されていないのだそうです。




サントリー美術館では「絵巻マニア列伝」という展示会です。
絵巻に関する知識が皆無だったこともあるのですが、根津美術館ほどの感動はありませんでした。
ただ「放屁合戦」という愉快な絵巻には笑ってしまいました。
昔から日本には「笑う文化」があったのだなと感じました。




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一時帰国2017 - 4 ( 故郷の桜 )

2017-04-22 20:13:15 | 旅行
ドイツ人の夫は関空からひと足先に帰独。

私は京都の祇園で友人と美味しい京都料理に舌鼓を打ち、その後新幹線で岩手の実家に行きました。

強風で新幹線も徐行しなくてはならないほどだったので、風で桜はもう散ってしまったかなぁと
思ったら、健気にまだ美しく咲いていてくれました。

久しぶりで故郷の桜を堪能しました。

家の近くの洞雲寺は入り口の枝垂れ桜が綺麗でした。



市役所の駐車場の桜並木と私が通った高校の桜は見頃はもう過ぎているようでした。



子供の頃、家族で夜桜見物に出かけた天神山の桜を見るのも久しぶりです。




公園の桜も綺麗でしたが、もう誰も住んでいない仮設住宅はまだ撤去されていませんでした。



今頃気付いたのですが、実家がある地区は「桜場(さくらば)」という地名です。
昔から桜が多かったのかなぁと弟と話したのですが、それに答えることができそうな方々は全て亡くなってしまいました。

帰りに車から見かけた北上山地はまだ雪におおわれていました。
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一時帰国2017 - 3 ( 沖縄離島 )

2017-04-18 21:06:17 | 旅行
今回の沖縄旅行では本島以外に久米島、石垣島、西表島、竹富島を訪れました。

石垣島と西表島は2度目ですが、久米島と竹富島は初めてでした。

まず那覇から「フェリー琉球」で久米島に向かいました。
久米島のアトラクションは島の東5kmに位置する砂州「はてな浜」へのツアーですが曇りで風も強かったのでツアーには参加せず、樹齢250年以上の松やミーフガーという名の岩などをレンタカーで周りました。



干潮時の散歩ではナマコ以外に蜘蛛のような生物を見つけ「海のタランチュラ」と名付けました。




久米島から石垣島へは那覇経由で航空機で移動しました。
石垣島から西表島と竹富島へはフェリーで日帰りで訪れました。
西表島では今回もヤマネコ君には会えませんでした。
浦内河のトレッキングや星砂のビーチなど見どころはたくさんあります。




竹富島のコンドイ浜はとても美しいビーチでした。


石垣島ではフサキビーチリゾートに宿泊しました。
赤瓦のコテッジが並ぶ快適なリゾートホテルでした。
ビーチでスノーケルした時、カクレクマノミを見つけてとても嬉しかった。



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時事ひとりごと − 26 ( 大臣としての資質 )

2017-04-11 16:48:20 | 時事ひとりごと
一時帰国中の楽しみのひとつはテレビ視聴です。

近年はテレビ番組も随分YouTubeでアップされるようになったので、海外在住でも色々な番組を視聴できるようにはなりましたが、旅行中、地方のテレビ局の番組も含め日本のテレビを楽しんでいます。

同時に政治家のお粗末な発言をニュース番組で見せられあ然とすることもあります。

昨日は豊洲問題で浜渦元東京都副知事が記者会見をしていましたが、意味が全然わかりませんでした。一番国民が知りたい「土壌が汚染されていた土地になぜ食べ物を扱う市場を移転されることになったのか、その経緯と今後、移転しても大丈夫なのか」という点が解明されるまでには随分と時間がかかりそうです。

関空に到着して間も無く、話題になっていたのは今村復興大臣の「自己責任」発言でした。
私自身は被災したわけではないし、知り合いで自主避難している人がいるわけではないのですが、
高飛車な態度や発言は被災者に対して失礼だと思うし、聞いていて何か悲しい気分になりました。
政府が考える復興は単にインフラ整備に重点がおかれ、被災した人々の物質のみならず、心身面での復興との間には大きな隔たりがあるように思います。

やはり大臣という国家権力の中枢にいる人物にはそれなりの資質が必要ではないかと考えていた時だったので、今日の日経ビジネスオンラインの「大臣の質」に関する河合薫さんの記事はとても興味深く読みました。

大臣の質という点で疑問視される人物では今村復興大臣の他に、「突っ込まれると泣いてしまう」稲田防衛大臣とか、共謀罪の議論について問われた時、「ちょっと、えー、私の頭脳というんでしょうか、えー、対応できなくて申し訳ありません」と答えた金田法務大臣などが挙げられていました。

それから務台俊介、内閣府政務官兼復興政務官は岩手県岩泉町に台風後の被害状況視察に訪れた時、長靴を履いていなくて現場の水たまり箇所を職員におんぶされたこと、その後、政府内で長靴が備蓄されるようになり「長靴業界も儲かった」などの発言により辞任したことにも触れていました。

このような人々が三権分立のひとつの権力のトップにいても日本という面積上は世界の小国が経済力、特に技術力が世界のトップなのは官僚、技術者、民間の経済界に優秀な面々がいるということなのでしょう。

河合さんも書いておられます→「資質なきリーダーほど人を見下すようになる」と。

長い文章になりました。
最後までお読み下さった方にお礼を申し上げます。
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一時帰国2017 - 2 ( 白浜から那覇 )

2017-04-10 17:36:40 | 旅行
温暖な白浜温泉で寒い奈良と高野山でひいた風邪も随分良くなりました。

白浜の白良浜は2度目ですが、世界有数の綺麗な白砂のビーチだと思います。
ハワイのワイキキと姉妹都市というのもうなづけます。
でもこの白い砂浜は1989年以来、オーストラリアのパースから年間1万トン以上も運ばれてくる
「パース砂」によって維持されているのだそうです。



那覇に着陸前、那覇港からクルーズ船「アイーダ・ベラ号」が出航してくるのが見えました。

クルーズのスケジュールでは、このアイーダ号は上海を出発して、那覇に停泊、その後は石垣島、台北、ベトナムのハロン湾などに寄り、シンガポールに行く予定のようです。
乗客数2500名ということですから、那覇滞在中に一緒にならなくて良かったです。
首里城など普段以上の混雑だったことでしょう。

沖縄本島ではこれまで訪れたことがなかった「ガンガーラの谷」と「斎場御嶽」に行きました。
ガンガーラの谷は数十年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた亜熱帯の森です。




斎場御嶽は聖地で厳かな雰囲気に包まれていました。




海中道路を通って浜比嘉島のビーチで日光浴を楽しみました。
風邪も良くなったので足だけ海に入りました→気持ち良かったー!^_^




那覇の後は久米島に行きます。

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