気がつけばふるさと離れて34年

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一時帰国2024 - ⑥ ( 里帰り)

2024-04-30 06:58:00 | 旅行
宮古島のあとは東京に一泊して、翌日新幹線で花巻に向かいました。
故郷に行く前に昔家族で良く来ていた大沢温泉にまた寄ってみたかったのです。
洋室を備えた近代的な建物もできていましたが、長期滞在の湯治客用の自炊部の木造の建物もあり、昔ながらの鄙びた雰囲気が残っていました。





数ヶ所ある川沿いの露天風呂がとても良かったです。
名物の混浴露天風呂は私達が行った時は丁度私達だけしかいなくて、(いつ他の男性客が入ってくるかヒヤヒヤしながら)私も入浴しました。入浴後の散策中、橋の上から撮りました。



露天風呂内の写真撮影は禁止ですが、私達だけの時急いで撮りました。



男女別の露天風呂も渓流の音を聞きながらゆっくり楽しめました。

この間亡くなられた指揮者の小澤征爾さんも息子さん、それにチェリスト、指揮者のロストロポーヴィチさんとご一緒にいらしたこともあるらしく色紙がありました。



大沢温泉のあとは碁石海岸に寄ってから故郷に行きました。
好天で荒い波の日で白い波しぶきが綺麗でした。
有名な穴通磯です。波が静かだと小型観光船が穴まで入るのですが、この日は観光船の航行もストップしていました。





碁石海岸には小学生の頃遠足で来ました。



碁石海岸から車で30分ほどで故郷大船渡に着きます。



津波でお店と工場が流されてしまった銘菓「鴎の玉子」の斉藤製菓の跡地には素敵な「かもめテラス」が建っています。



両親の墓参や親戚の方々との昼食会、友人との夕食など故郷で楽しい時を過ごしました。
里帰りの最後に日本三景松島に行きました。
まずは観光船で200以上ある島巡りです。
出航してすぐ右側に双子島を通過します。
右の細長い島が鯨島、左は亀島です。



仁王島です。乗船した観光船も仁王丸でした。



島巡りのあとは国宝瑞巌寺を訪れました。
以前は参道は高い杉並木で鬱蒼として薄暗いほどでしたが、津波の塩害で300本ほど伐採しなくてはならなかったそうで、
すっきりと明るい雰囲気ですが昔の荘厳さがなくなりました。
唯一残った数本の杉です。



参道脇の洞窟遺跡群の鰻塚は地震でも倒れなかったようです。





ホテルの夕食の前菜に出て来た鯉のぼりの飾りが可愛かったです。



日本滞在もあと数日だけです。
東京では以前から一度訪れたかった「近畿大学水産研究所」というレストランで夕食をとりました。
世界で初めてクロマグロの養殖に成功したという快挙を聞いて以来、訪れたいと思っていました。
大トロ、中トロ、赤身の三貫は絶品でした。





銀座シックスの吹き抜きアートを見てホテルまで帰りました。
ここの展示はオープニングの草間彌生の巨大なカボチャ展以来、いつも奇抜です。
今回の宇宙飛行士の猫ちゃんも奇妙な風貌です。
写真ではわかりにくいのですが鯨のロケットの周りにも多くの小さな宇宙飛行士猫が浮遊しています。



ホテルのロビーから見える東京タワー、照明が普段と違っていたのは「昭和の日」だったからでしょうか。



これで今回の一時帰国旅行記は終了です。
長い間のお付き合いありがとうございました。













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一時帰国2024 - ⑤ ( 宮古島)

2024-04-28 06:26:00 | 旅行
宮古島は今回で三度目です。
昔訪れた時は現在のように周辺の島に橋がかかっていなくて、
宮古島に数日滞在してフェリーで伊良部島に渡り、伊良部島では自転車でゴルフ場に行きました。
今は伊良部島、下地島、来間島、池間島と橋で繋がり、「3日間で5島巡り」というツアーがあるようです。
昨年に続いてまた宮古島にやって来たのは島で一番綺麗なビーチ前にあるリゾートホテルがとても快適だからです。
対岸の来間島にある龍宮展望台から撮りました。





宮古島一番の老舗ホテルで開業は1984年の4月、滞在中に40周年の記念イベントがありました。








近年宮古島の人気が高まり新しいホテルが多く建設されています。
このホテルもパークゴルフ場があった敷地に新しい棟を建設中です。
大きなガジュマルの樹の背景は工事現場なのでホテルのパンフレットの写真をアップします。



3度目ともなると観光地はほとんど訪れたのですが、新しい所にも訪れました。
宮古島からフェリーで15分のところに大神島があります。
名前の通り神様がいらっしゃるような雰囲気です。







昨年自衛隊のヘリコプターが墜落した近く西平安名崎にある人気のシュリンプレストランのキッチンはアメリカのスクールバスの中にあり、テイクアウトして野外で頂きます。





宮古ブルーの海の綺麗さは世界屈指だと思います。



40周年の記念イベントのご挨拶で述べられていましたが、このホテルは開業以来親子3代でいらっしゃるファミリーなどリピーターが多いそうです。
私たちも「また来年もきたいね」と言っています。
「海は冷たそう」と結局海には入らなかったこの女の子、来年も来るかしら?



一時帰国の旅リポート、次の最終回では里帰りのことを綴ります。










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一時帰国2024 - ④ (四国 - 3 )

2024-04-24 07:27:00 | 旅行
旅のリポート四国編の最終回は道後温泉から淡路島までです。

まず道後温泉を睥睨している松山城です。
まだ桜が散らずに残っていました。





道後温泉の有名な本館はまだ改築中でした。
入浴は可能でしたがホテルの温泉も良かったので入浴せずに散策だけしました。
からくり時計は30分毎にドアが開きます。
一番下の入浴シーンが愉快です。









道後温泉から徒歩10分ほどに第51番札所石手寺があります。
本殿と大師堂以外に洞窟や宝物館もあり、巡るのにかなり時間がかかります。
宝物館には漱石の書もありましたが読めませんでした。







道後温泉の次に訪れたのは弘法大師空海のお誕生寺として知られる第75番札所善通寺です。
広大な敷地に建つ大きな本殿や五重塔よりも圧倒されるのは樹齢千数百年と言われる2本の大きな楠の樹です。
弘法大師様も幼少時、眺められたかと思うと感慨深いです。










四国旅行の最後に南淡路に宿泊しました。
快適な露天風呂(本当は写真撮影は禁止ですが、丁度ひとりきりになったので一枚撮らせて頂きました)と美味しい食事で大満足でした。
大鳴門橋に沈む夕陽が綺麗でした。





翌日は関西空港のホテルに宿泊して宮古島へと向かいました。
旅のリポート、次回は宮古島について綴ります。





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一時帰国2024 - ③ ( 四国 - 2 )

2024-04-21 11:09:00 | 旅行
旅のリポート四国編の第二回は高知の室戸岬から足摺岬までを綴ります。

まず室戸岬に向かう前、徳島県阿南市で宿泊したホテルから見えた田植えを終えたばかりの田圃に佇む白鷺です。
電線で少し見辛い写真ですが(^_^;)。



室戸岬に向かう国道沿いには第23番礼所薬王寺がありましたが、高台にあり時間もなかったので、
駐車場から写真だけを撮りました。



室戸岬に着くとすぐ丘の上立つ弘法大師の像が目に入ります。



実際に空海が修業されたという洞窟ではお遍路さんが一心にお祈りされていました。


空海が水浴されたと言われる場所です。




室戸岬には第24番礼所最御崎寺があります。
本殿内以外の写真は何故かピンぼけでした(涙)。


台風がよく通過することで知られる室戸岬に立つ灯台です。



室戸岬は以前に比べると訪れる観光客も少なく、以前宿泊した岬のホテルは閉業したので、
室戸岬観光後は内陸の北川村温泉に泊まり、翌日高知に向かいました。
高知では生憎の小雨模様のお天気で龍馬像や桂浜も少し薄暗い雰囲気です。





高知では第36番札所青龍寺を訪れました。








足摺岬では老舗ホテルに宿泊しました。
昔ながらの囲炉裏のある風情なお部屋で私は満足でした。
ベッドはあったのですが、夫は椅子がないのが不便だと言っていました。
以前プールがあったところは改築されて心地良い海のテラスになっていました。





足摺岬で最初に建てられたホテルということで素晴らしい立地でホテルから徒歩数分で絶景が眺められます。





足摺岬灯台のそばに第38番礼所金剛福寺があります。













四国の旅リポート次回は道後温泉から淡路島までをお届けします。












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一時帰国2024 - ② ( 四国 - 1 )

2024-04-18 08:26:00 | 旅行
四国の旅行記を綴ろうとしていたら、昨夜半の愛媛と高知での震度6弱の強い地震の情報に驚きました。
伊方原発は即刻停止するべきですね。

四国といえば八十八箇所の巡礼が知られており、今回は外国からの巡礼者にも多く出会いました。
今回は(もちろん車で)12のお寺に参詣しました。
第一番礼所の霊山寺を記す前に今回の旅行中一番圧倒された勝浦町の桜並木をご紹介します。





それでは第一番寺霊山寺の山門です。





第二番極楽寺から第五番地蔵寺までは近距離なので2時間以内に巡ることができました。
どのお寺さんか不確か(^_^;)ですが幾つかご紹介します。









見事な桜並木は第21番礼所太龍寺へ向かう途中、偶然通り過ぎた所です。
太龍寺へは現在ロープウェイが出来ていますが、以前の巡礼者は大変だったことでしょう。





最後は鳴門市にある坂東収容所跡のドイツ館です。
第一次世界大戦後中国の青島周辺にいたドイツ人兵士は捕虜として4500人ほどが日本各地の収容所に連れて来られました。
そのうち1000人が1917年4月から1920年3月まで3年間鳴門にある坂東収容所で生活していました。
この収容所の松浦所長は捕虜に対してとても寛大で収容所内ではかなり自由な生活ができ、新聞を発行したり食料も自分達で調達していました。
付近の住民との交流も盛んで住民に対してパンや洋菓子調理の講習会も行っていました。
ベートーヴェンの交響曲第9番の全曲演奏も日本で初めてこの坂東収容所で演奏されました。
演奏楽器も自分達で独自に製作したそうです。
坂東収容所については2006年『バルトの楽園(がくえん)』という映画が公開されています。
収容生活から解放された後も日本に居続けたドイツ人は60人ほどいたそうで、
そのうちのお一人がバウムクーヘンのユーハイムを始めました。





四国旅行記、次回は室戸岬から足摺岬までを綴ります。






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