気がつけばふるさと離れて34年

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ユイスト島旅行記 − 2

2018-07-27 16:09:08 | 旅行

潮風の爽やかなユイスト島から帰宅して猛暑に喘いでいます。

もう今から来年の再訪を楽しみにしています。

自動車禁止の島の移動手段は自転車か馬車ですが、日中働いた馬は浜辺の野原でのんびりと骨休めです。


昨日訪れたアシカが棲息する砂州には予想以上に多くのアシカが寝そべっていました。



ビーチ上空ではアシカではなくペンギンが遊泳(?)していました。


お姉ちゃんがユニコーン大型浮き輪に妹さんを乗せて引いていました。


広大な浜辺にいるのは私とカモメ君と写真を撮る夫だけです。


今年も毎晩綺麗な夕日を眺めることができました。


お土産に持ち帰ったカモメの風車ですが、毎日無風状態で微動だにしません。


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ユイスト島旅行記 − 1

2018-07-20 18:18:41 | 旅行
昨年に続いて北海のユイスト島に滞在中です。

昨年宿泊してとても良かったので、一年前に今年の予約をしました。7泊以上しか受け付けてくれません。来年は10泊することにしました。




島では自動車走行が禁止されているので、移動は馬車か自転車です。
港からホテルまでは専用の手押しカートでスーツケースを各人が運びます。港から徒歩で20分くらいです。




島のホテルはこの時期ほとんど予約で一杯らしいですが、広大な砂浜でほとんど人は見当たりません。
浜辺で見つけたマテ貝とクラゲです。




いつも涼しい潮風が吹いているので屋根付きビーチチェアは欠かせません。



いつも行くレストランでは今年Wakame サラダがメニューに初登場していました。



今年はかなり暑かったためか昨年ほど開花している植物は見かけませんでした。
唯一見かけた花ですが、名前はわかりません。


明日は船でアシカを見に行く予定です。
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浮世絵展

2018-07-15 12:15:36 | 日記

ケルンの東洋美術館で9月30日まで開催されている「浮世絵展」に行ってきました。




入り口前の広告用の旗は樹の影で良く見えませんね。



隣の日本文化会館では七夕の飾りがまだ残っていました。



ケルンの東洋美術館は美術収集家アドルフ・フィッシャーと妻のフリーダが1913年にドイツ初の東洋美術を展示する美術館を設立したのが始まりです。

日本人建築家の前川國男が設計した美術館の建物がアーヘナーヴァイアー池の側に建てられ、ヨーロッパでも重要な東洋美術館として新規にオープンしたのが1977年の12月なので、昨年来、美術館では40周年の記念特別展が開かれています。

今回の「浮世絵展」もその一環でオランダ人の浮世絵専門家マティ・フォラー氏がキュレーターとなり、とても素晴らしい展示会になっています。

特に今回は浮世絵の歴史や技術、ジャンル毎の説明がとてもわかりやすく記されており、外国の方ばかりではなく、日本人の私にとっても色々学ぶところが多かったです。

特に浮世絵製作には絵師、彫師、摺師が分業しておこなっていることが説明され、ガラスケースの中には貴重な色版も展示されていました。

フラッシュなしでの撮影が許可されていたので何枚かご紹介します。

まず展示の様子です。



有名な絵ももちろん展示されています。



面白かったのは怪談の絵です。
まずお岩さん。


それから「番町皿屋敷」の絵。


江戸末期に描かれた「異国人」の絵は訪問者の注目を集めていました。



最後は大正時代に始まった伝統技法を継承しながら、新境地をめざした風景画の絵で、川瀬巴水の「芝増上寺」です。


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高階秀爾著 「日本人にとって美しさとは何か」

2018-07-11 17:21:11 | 読書



数週間前にケルンの日本文化会館で借りました。明日返却します。

以前ブログで「美学」について興味を抱き、次の本を日本で購入してきて読んだけれど期待外れだったと記しました。


今回の高階先生の本は難しい美学に関する内容ではなく、先生の講演やサントリー文化財団が発行する「アステイオン」という雑誌に掲載された記事をまとめたもので、日頃疑問に思っている事柄に言及されていてとても興味深く読みました。

以下の3つの章から構成されています。

(一)   言葉とイメージ - 日本人の美意識
(二)   日本の美と西洋の美
(三)   日本人の美意識はどこから来るか

特に興味深かったのは第三章で、その中でも「絵と文字」「余白の美学」「受け入れられなかった雅楽」などはまさに「目からウロコ」でした。

「絵と文字」の項では西洋では文字と絵の世界はまったく別の物として扱われていたのに対し、日本では昔からつながっていた。

例えばヘノヘノモヘジで顔を描くなどの「文字絵遊び」があったことなどを読むと、現在の「絵文字」が日本で生まれたこともうなずけます。

ただ本のタイトルが示すように「日本人にとっての美しさ」ということが主眼で、第二章では日本の美と西洋の美の違いが語られています。
高階先生の美術芸術への造詣の深さに感銘しました。
こういう方に日本画や西洋の絵を解説していただいたらさぞかし絵画鑑賞もとても素晴らしい経験になるだろうと思ったことでした。

現在読んでいる以下の本にも日本人の美意識に言及している部分があり、この本に巡りあったことを感謝しています。


私は一時帰国する度に日本の自然は本当に美しいと思うのですが、加藤周一先生によれば、これは日本人が特に季節に対して敏感であり、その季節感があらわれる日本の自然への愛の告白であるということです。
これも含蓄のあるお言葉です。


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3週間ぶりのゴルフ

2018-07-02 15:54:12 | 日記
猛暑の中、久しぶりにゴルフ場に行ってきました。

6月上旬、一時帰国から戻ってからプレーしたら運動不足だったためか翌日から肩甲骨のあたりが痛くて、首もよく回らなくなってしまいました。

それから整形外科やマッサージに通っていたので、今日はほぼ3週間ぶりのプレーです。

ご無沙汰している間にエジプト雁の雛がとても大きく育っていました。

3週間前には雛の姿は見られませんでした。



今日は親鳥がしっかり見守っていました。




私たちが会員になっているゴルフクラブのコースはホールまで林を通り抜けなくてはならないのですが、今日はかなり空いていて後ろからくるフライトを気にすることもなかったので、陽光下でのプレーよりも木陰で涼んでいた時間が多かったです。




ともあれ熱中症にもならず帰宅できたのでヨシとしましょう(少し大げさかしら?)

まぁ、近年はゴルフといってもスコアは2の次で景色を眺めながらのお散歩が主な目的になっています。


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