気がつけばふるさと離れて34年

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

時事ひとりごと - 1

2014-09-29 07:29:26 | 時事ひとりごと



これから不定期に時事に関するひとりごと(つぶやき?)を忘備録として綴っていきたいと思います。

今月9月の時事ひとりごとです。

* 国連総会で各国首脳が演説しています。ドイツは首相ではなくシュタインマイヤー外相が演説しました。各国とも米国のシリア空爆やウクライナ情勢、エボラ出血熱対策などが主要テーマになっていますが、安倍首相のようにエボラ出血熱の感染拡大防止に4000万ドル、イスラム過激派組織「イスラム国」の勢力拡大防止支援として5000万ドルと具体的な数値を発表した首脳はいなかったような気がします。私個人としては具体的な数値の発表は必要なかったのではないかと思っています。マ、日本の熱意を数値で表したかったのかもしれませんが。

* 安倍首相の数値で驚いたのはバングラデシュ訪問時に今後4-5年でインフラ整備用の経済支援として6千億円の円借款を行うと発表したことです。確かに円借款だから将来的に返済される可能性はありますが、でも年に1千億円以上の拠出ってかなり膨大ではありませんか?債務超過国の日本の将来(国家だから倒産することはないとは思いますが)少し憂いてしまいます。バングラデシュが来年、安保理の非常任理事国への立候補をとりやめたニュースなどを聞くと、日本はお金で非常任理事国のポジションを手にいれようとしていると批判されても仕方がないと思います。

* 日本学術会議が高レベル放射線物質、いわゆる「核のゴミ」の保管場所の確保を再稼働の条件にすることを提案しました。賛成です。法的拘束力がないのが残念ですが、原発がいくら技術的に安全だとはいっても現在のような「タレナガシ」のような状況での稼働には反対です。最終処分場の問題が解決しない限り、世界中の原発も稼働すべきではないと思います。

* 中国のインターネット通販「アリババ」がニューヨークの証券取引所に上場しました。これで時価総額はトヨタ自動車よりも大きな企業になったそうです。中国のネット通販の80%ほどの市場占有率があるということですが、中国って独禁法とかカルテル法とかないのかなあ(あの国はなさそうだものなあ)。このニュースがドイツのテレビで報道されていた時、画面に通販のダンボールを積んだリヤカーが映っていたけれど、まさかリヤカーとかで配送しているの?

* ドイツでもシリア難民が増えています。ケルン市では収容施設が足りなくなったためにマリエンブルク地区にあるホテルを約8億円で購入し、そこに200人ほど難民を収容する計画です。このマリエンブルク地区というのはケルン市のなかでも高級住宅街で難民が増えることへの不満を述べる住民も少なくありません。今日は難民収容施設で難民への暴力が行われていたというニュースもありました。イスラム過激派組織「イスラム国」の勢力拡大は今後ますます大きな問題となりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キューバ +ゴルフ場+チェ・ゲバラ

2014-09-23 16:10:17 | 旅行

先日ドイツのテレビでキューバのフィデル・カストロのドキュメンタリーが放映されました。

私は同時刻に別のチャンネルで放映されたハリソン・フォードの映画「モスキート・コースト」の方を視聴したので、カストロ議長のドキュメンタリーは予告しか見ませんでしたが、10年程前のキューバ旅行のことを思い出しました。

首都ハバナは高層ビルが林立する近代的な街です。


ハバナの旧市街にあるホテルに宿泊しました。
元は個人の邸宅だったところをホテルに改装した建物でパティオがとても洒落ていました。
ヘミングウェイが常宿していたホテル・アンボス・ムンドスの近くです。
彼が好きだったカクテル「モヒート」や「ダイキリ」も良くいただきました。


ハバナの後はリーゾート地として有名なヴァラデロに移動し、ゴルフを楽しみました。
このゴルフ場は「ナイロン」の発明で有名な化学コンツェルン、デユポン家の所有でした。


ここでは革命後、あのチェ・ゲバラもプレーしたということで貴重な絵葉書を購入してきました。


でもこのブーツ靴でグリーンでもプレーしたということですが、「ゲバラさん、それはマナー違反じゃない?」

ところでこの写真のゲバラさん、ちょっと「軍師 ”岡田”官兵衛」に似ていると思いません?(私だけかなあ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャパンリポート + 漫画

2014-09-21 17:00:26 | 日記

先日ケルンの日本文化会館で「ジャパンリポート」出版記念式典+パネルディスカッションが催されました。



発行元は「ドイツ連邦政治教育センター」です。

このセンターの業務は民主主義の政治教育を広めることで関連書物を出版しています。

ドイツの政治制度を紹介する小冊子などは要望があれば無償で各学校に配布されます。

ボンとベルリンにメディアセンターがあり私も通訳準備資料として何冊か利用しました。

霞が関の政府刊行物センターと若干共通点があるかもしれないです。

今回の「ジャパンリポート」の執筆者は30人以上で580ページもあります。

出版記念式の参加者には無償で配られましたが今後は有料(価格はいくらになるかわかりません)で販売されることになります。

あまりにも豪華(?)なリポートなのでもしかすると「クールジャパン」の一環として日本側から(国際交流基金など)の資金援助もあったのかななどと思ってしまいました。

日本の現代社会をよく伝えていると思います(まだ極一部しか目を通していないのですが)。

文化面ではやはり「漫画」についての記載もありました。MANGAは世界の共通語になっていますからね。




でも吹き出しのセリフがドイツ語で書かれると漫画といえどなんかとても難しく感じてしまうのは私だけなのでしょうか?

それでは最後に私の愛読書をご紹介します。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和食 & 日本再興

2014-09-15 15:19:01 | 日記

和食がユネスコの無形文化遺産に登録されてから10ヵ月が過ぎます。

世界中で今後ますます日本食への関心が高まることでしょう。

日本政府も「日本再興戦略」で国際的事業展開の中に日本食・日本産酒類の海外展開を含めています。

その一環なのか先ごろ、デュッセルドルフで発行されている日本語の新聞「ドイツニュースダイジェスト」に「WAGYU」の広告が掲載されました。



「和牛マスターヨーロッパ」という和牛卸会社が、日本から直輸入したばかりの和牛(神戸牛、尾崎牛、近江牛、但馬牛、鹿児島牛)をレストランや小売店向けに販売するそうです。

ここ数年、欧州のレストランのメニューに「和牛ステーキ」をみかけるようになりました。試しに注文してみるとこれがなんと
堅くて食べられたしろものではありません。「WAGYU」は登録商標ではないので自由に使ってよいのですが、「みなさん、これを和牛ステーキと思ってはいけませんヨ」といつか声を大にして言いたいと常々思っていました。

今後は美味しい「和牛ステーキ」がドイツのレストランでも食べられるようになるかもしれません(でも食事にはあまりお金をかけない主義の夫と一緒だと無理かもしれないです)。

和食はやはり日本が世界に誇ってよい食文化だと思います。日本食もそうですが、私は「和菓子」の洗練された美しさも今後世界にアピールしてほしいです。私が住んでいる地域は欧州の中でも比較的、日本の食材が豊富に手に入りますが、本格的な「和菓子」はやはり一時帰国で日本に行った時しか賞味できません。

でも今日のデザートは羊羹に日本で購入してきた「桜のはなびらの塩漬け」を添えて質実剛健の我が家にしてはお洒落にしてみました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土砂災害、テネリファ島、竜血樹

2014-09-10 16:31:46 | 旅行

広島の土砂災害の復旧を心からお祈りしています。

土砂災害の報道を聞くたびに思い出すのは12年前に行ったカナリア諸島、テネリファ島で体験した土石流のことです。



2度目のテネリファ島への旅行で、北部に滞在していました。

海辺のレストランで海の幸の昼食をとり、ホテルに戻ってお昼寝をしていたら「ドーン」という音がして何かお祭りの祝砲かなと思いながらその後しばらくウトウトしていました。外を見てビックリ!、丁度私たちがいつもレンタカーを停めるあたりに土砂が流れ込んでいました。その日は駐車スペースがなくて少し離れた高台の駐車地に停めたのが幸いしてレンタカーには何の支障もありませんでした。後日、昼食を取った海辺のレストランにも土砂が流れ込んだと聞きました。もう少しゆっくり食事をしていたら危ないところでした。確かに夜半、激しく雨が降ったのは確かですが日中は良いお天気だったのでまさか土砂崩れがあるとは思ってもみませんでした。

テネリファ島というと樹齢500年とも1000年ともいわれる「竜血樹(Draco)」が有名です。



それで種を購入してきました。芽が出てきたときは本当に嬉しかったです。



いつもは室内に置いているのですが、今年の夏、テラスに出したら強い日差しに慣れていなかったのかすっかり弱ってしまいました。
夫は「ステマショウ」と言うのだけれど里親の私としてはまだ「子離れ」する心の準備ができていません。



それにしても種の袋にはしっかりDRACOと記されていたのだけれど我が家の竜血樹はどうも様相が異なっています

10月上旬からマディラ島への旅行を予定しています。マディラ島もこの竜血樹の植生地なのでまた種子を購入してこようかなと考えています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする