気がつけばふるさと離れて34年

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アイルランド旅行記 - 1

2015-07-30 20:17:25 | 旅行
昨日ダブリン空港からレンタカーで北アイルランドに入り、
昨夜はベルファストに泊まりました。
ベルファストのシティホール前に君臨するヴィクトリア女王像と
花壇のお写真です。



今日は海岸線をドライブして世界遺産のジャイアンツコーズウェイを見学しました。
北アイルランドの海岸線です。



ジャイアンツコーズウェイを散策している時に見つけた野草です。
私は初めて目にしました。
もちろん名前などわかりません。
どなたかお名前をお知りの方がいらっしゃたら教えてくれると嬉しいなぁ。



明日は北アイルランドを離れてアイルランドに入ります。
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時事ひとりごと - 12 (ギリシャ財政破綻危機)

2015-07-28 11:38:54 | 時事ひとりごと

今日の朝日新聞デジタル版で「ギリシャ人は怠け者か」というタイトルの特派員リポートが掲載されていました。

それによるとドイツ人はギリシャ人は怠惰で今回の財政破綻はギリシャ国民によってもたらされたものであり、

これ以上財政援助する必要はないと最大の債権国ドイツの国民は考えているというような記事でした。

それに対する私の個人的な反論です。

「ギリシャ人怠け者」説については確かに昨年これに関する新聞記事を読んだことがあります。

例えば

「バス会社が定刻通りに出勤するバスの運転手に対して報奨金を支払った」とか

「ギリシャでは多くの職業が危険な職種とされており特別手当が支給されるということだ。
 トランペットを吹く人も危険な職業従事者ということになるのだそうだ」

ただ今年になってから「ギリシャ人怠け者」の新聞記事は少なくとも私の住む地区の地方紙で見かけたことはありません。

ギリシャに対する財政援助に批判的な意見が多いのは

「財政改革や早期退職制度の改革、公務員改革(一説ではギリシャでは成人4人にひとりが公務員なのだとか)」また

「富裕層への税率を上げること」や「軍事費のカット」といった一連の財政緊縮政策が実行されない限り

財政援助してもまさに「笊だ」というのが理由です。

それに「ユーロ圏」に加入する条件をクリアーするため赤字財政を粉飾したのはギリシャだったことを忘れてはならないでしょう。

アテネ・オリンピックの時に巨大な借り入れをしたことが今回の財政危機を招いたという話を聞いたりすると、

「東京オリンピック」も後で巨大なつけが出ないようにしっかりと財政計画を立てて欲しいと思います。

さて明日から2週間、アイルランド旅行に出かけます。

映画「ライアンの娘」の舞台とか世界遺産「ジャイアンツ・コーズウェー」位しか知りませんが(今回も旅行好きの夫の後を

「金魚の・・・」ようについていきます。)

ネットから拝借した写真2枚掲載します。




ネット環境がどうかわかりませんが、旅行先からブログ・アップできたらよいなぁ




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紙パックの灯籠

2015-07-26 14:33:14 | 日記

先日付近に住む日本人のお友達よりメールがあり、

「紙パックの燈籠流しを予定しているので今度会う時に空の紙パックがあったら持ってきてください」ということでした。

彼女はケルンにある「反核グループ」に続しています。

このグループが設置した「広島・長崎公園」はケルンの日本文化会館と東アジア美術館の側にあります。

この近くに大きな池があるのですが、ここで8月5日の夕べに「燈籠流し」をグループが計画しています。

今年は特に戦後70周年ということで「燈籠流し」で「原爆犠牲者」をしのぶということのようです。

その日はアイルランド旅行に出かけていて参加できないので「紙パック」だけでも用意することにしました。

一応ネットで「紙パックで燈籠作り」を検索したのですが、外側のレイヤーをはがすのは結構難しかったです。

何とか3個だけ作りました。


この紙パックにグループは文字を書いたり、星型に切り抜いたりして中にローソクを入れて燈籠として流すわけです。

日本で「燈籠流し」というと川や海で行われるので燈籠は川の流れや潮流で自然に流れていきますが、

今回は池で流れのないところなので筏のようなものに乗せて引っ張ることにしたのだそうです。

それにこの方法だとあとで廃棄物として回収処理するのも便利です。

お友達のご主人はもともと技術者で色々工夫して以下のような筏を作りました。



そういえば「燈籠流し」とかもう随分していないことに気づきました。

「紙パックの燈籠流し」に参加したかったなぁ。

成功を祈っています。



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言葉の比較文化

2015-07-25 15:20:05 | 日記

これまでかなりモラトリアム的に生きてきました。

自分のしたいことがあまり良くわからず、その場しのぎで人生の方向を決めてきたような気がします。

学業でもそうです。

高校までは一応理系だったのですが一年間の米国留学後あらためて自然科学系の勉強をするのは大変で

安易に英文科に進みました。

近辺に住む芸大のピアノ科、バイオリン科、声楽科ご出身の日本人の方をみていると「自分の好きなこと」が

はっきりわかっていて、それが「ぶれていない」ことを羨ましく思います。

「とりあえず」勉強した米文学ですが、今あらためて勉強しなおすとしたら

社会心理学、精神医学、比較文化などに取り組んでみたいです。

特に「言葉の比較文化」に興味をもつようになったのは、やはりドイツに住み始めてからです。

日本で単に「キャベツ」と呼んでいた野菜の何と種類の多いことか。

ドイツに来たばかりの頃、夫とともに市場に買い物に出かけ「キャベツが欲しい」と言ったら

「どのキャベツ?」と聞かれて驚いたことを思い出します。

日本で一般に言われている「キャベツ」はこちらでは「白キャベツ」です。

それから「カリフラワー」は日本でも時折言うように「花キャベツ」と呼ばれます。

それ以外に「芽キャベツ」は「ローズキャベツ」ですし、「白菜」は「中国キャベツ」です。

この間作って好評だった白菜の「ロールキャベツ」、一個だけ残りました。



あと「グリーンキャベツ」とか「レッドキャベツ」、「縮緬キャベツ」

それに最近市場に出回るようになった平べったいまさに「玉菜」にはUrkohl直訳すると「原始キャベツ」という名がついています。

牛や鹿も「乳牛」や「雄牛」、「のろじか」か「大鹿」で名前が違います。

言葉の種類はその地域の食文化によって違ってくるのでしょう。

その点、海産物が豊富な国、日本の海の幸の言葉は本当に豊富です。

ドイツ人は「イカ」と「蛸」の区別もわからないし、多分「かつお」と「マグロ」の違いもわからないでしょう。

私の場合「言葉の比較文化」などという大げさなものではなく、単に外国に行ってその土地の美味しい物の言葉を知りたいというだけなのです。
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時事ひとりごと - 11 (違憲に関して思うこと)

2015-07-22 15:27:05 | 時事ひとりごと

このタイトルだと日本の「安全保障法制」の違憲のことを思われるかもしれませんが、

まずは先日ドイツの連邦憲法裁判所でくだされた「違憲」判決の話題です。

違憲判決が下された法律というのは2年前から施行されている2歳児と3歳児の児童に対する

育児手当に関する法律です。

2年前からドイツでは従来からの児童手当とは別に公立の保育園に行かずに自宅にいる2歳児と3歳児に対して

月に150ユーロ支給されています。

この法律が違憲とされたのは別に法律の中身ではなく「立法権限」に関してです。

連邦制をとっているドイツでは立法権限も連邦と州に分かれています。

それで今回の立法権限は連邦政府にはなかったにもかかわらず「連邦法」として制定したのは違憲であるとの判断でした


憲法裁判所があるためかドイツでは比較的、頻繁に違憲審査が行われます。

それに憲法改正も結構よく行われていてクライン孝子さんの著書ではドイツではすでに46回も憲法改正が行われたのだとか。

この本は2000年に出版されたのでそれ以後、さらに憲法改正は行われていると思います。


憲法裁判所がない日本では憲法81条で最高裁判所に

「一切の法律、命令、規則、又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限」を委ねています。

ですから日本で違憲審査が行われるのはあまり多くないことかもしれないので「違憲」という言葉に大きな注目が集まるのは

当然のことともいえますが、大きな議論となっているのは、

やはりこれは日本が「平和憲法」として世界に誇る日本国憲法の要をなす「第9条」に関わることだからなのでしょう。
























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