蝉のワインと森の新顔

ワインの買い出しに行ってきました。

赤、白、ロゼワインを各1カートン購入しました。

今回は全てフランス産です。

赤と白は同じワイナリーで「蝉の鳴き声」という名です。

いつものようにワインショップの近くの森を散歩しました。

今回は「クルクル角」の羊がいるいつもの野原ではなく別の道を通りました。

大木にサルノコシカケが繁殖していました。

最後は今年から我が家の近くの森に初登場した赤い実の植物です。

グーグルレンズによるとアルム・イタリクムという名で地中海原産だそうです。

地中海よりずっと寒いこの辺りで育つなんて、やはり気候温暖化の影響でしょうか？

絵画の間違い探し(デューラーのサイ)

今回の間違い探しはドイツの絵画史上最大の画家と言われるアルブレヒト・デューラー(1471-1528)が描いた「サイ」の絵です。

当時、欧州にはインドのマハラジャからポルトガル王に贈呈されたサイが一頭しかいませんでした。

ですからデューラーはサイの実物を見たわけではなく、ポルトガル王宮で飼われていたサイを見たという人から話を聞いたり、そのスケッチを元に描いたのだそうです。

でもそれにしてはかなり精巧に描けています。

ちなみにこのサイは後にローマ教皇に贈呈され、ローマまで船で運ばれる途中、船が沈没してしまい海の藻屑となってしまったということです。

上がオリジナルで、下の絵には10ヶ所違いがあります。

こちらがオリジナルです。

10ヶ所違いがあります。

こちらは「絵解きクイズ」の付録です。

先日新聞に掲載された子供用クイズです。

フラミンゴ以外に小動物が一匹隠れています。

小包の長旅

ユイスト島から帰宅したらドイツポストの不在者通知が届いていました。

翌日受け取りに行ったら故郷の友人からの小包でした。

初めイースターのサプライズの贈り物として4月下旬に航空便で郵送されたのが、何故かフランクフルト空港の税関から日本へ送り返されてしまったようです。

その後5月上旬に船便で再送された小包がようやく届いたというわけです。

船便だとパナマ運河経由でしょうか？

ほぼ2ヶ月半の船旅でした。

中身は雑誌「サライ」と五本指ソックスだけなのですが、何故か税関(船便なので今度はハンブルク港の税関でしょうか？)で封を開けられたようで、税関の段ボール箱に入れられていました。

サライの付録の若冲の一筆箋も嬉しいです。

同封されていた故郷の桜便りの記事も懐かしかったです。

H子さん、ありがとうね！

ユイスト旅行記 (2022年) - ③ ( 島の交通 )

今日は「島の交通 」を紹介します。

北海のユイスト島と隣のノルデルナイ島へのフェリーを運航しているFrisia社は昨年創立150周年を迎えました。

島に到着するとスーツケースはホテル専用のリヤカーに乗せて自分たちで運びます。

港には馬車タクシーも待機しています。

小型飛行機で来ることもできます。

変な顔の飛行機も上手く離陸できました。

この飛行機にはパラグライダーの飛行者が乗っています。

島内の移動手段は馬車以外は徒歩かチャリンコです。

「ムカデ」も海上の乗り物といえるでしょうか(^○^)？

明日、島を離れます。

今年も綺麗な夕陽でした。

いつもの年はカモメ君にサヨナラをするのだけれど、今年はノロジカの親子です。

また来年まで元気でね！

ユイスト島旅行記 ( 2022年 ) - ② ( 島の生き物 )

今年の島の滞在ではホテルのバルコニー前の野原に毎日のようにノロジカが現われて楽しませてくれます。

今年生まれたバンビのようです。

雉も時折姿を見せます。

雨上がりにはカタツムリも出てきました。

北海の島ですから浜辺のカモメを忘れてはなりません。

街灯の上で付近を睥睨しています。

アイスクリームを立ち食いしているとアイスを狙ってきます。

車の通行が禁止されている島(あるのはドクターカー、救急車、消防車だけです)の主役は馬です。

人と物の運搬を担うのは馬車です。

港前のタクシー馬車です。

この馬車は家電を運搬していました。

Mieleの段ボール箱には何が入っているのでしょうね。

人間と同じで、仕事が終わると野原で休養です。

最後は「群れる」のが好きな生き物です。

この日はガイド付き島の探索ツアーがあったようです。

奥には風力発電パークが見えます。