気がつけばふるさと離れて34年

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医食同源

2017-08-30 19:54:38 | 日記
ドイツもこのところ「医食同源」ブームということなのか、「健康食品」の報道が以前と比べて増えています。

先日は週間報道誌「フォーカス」が「カラダに良い100の食品」の特集をしていました。



第1番目に登場するのは「Algen(海藻)」です。

下から4行目にあるNori とかWakameを認識できるでしょうか。

豆腐は89番で次はトマトでした。


一番驚いたのは21番のビターチョコレートの次のEdamameでした!!

いつから枝豆はドイツでポピュラーになったのでしょうか?
紹介記事の下に「食べ方」も記されているのですが、
「枝豆は日本人が食べるように茹でて塩をかけて」とのことです。
追加で「殻は食べないで」だそうです→食べちゃう人がいるのでしょうか。

それで先日デュッセルドルフの日本食料品店で早速、冷凍枝豆を購入してきました。


「ビールのおつまみに枝豆」→ドイツで味わう「日本の夏」です。
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エミール・ノルデと和紙

2017-08-26 15:53:31 | 日記

先月北海のズュルト島を訪れた時にエミール・ノルデ美術館に寄らなかったのが悔やまれます。

ズュルト島からユイスト島へ移動する時に美術館のあるゼービュルへの寄り道は可能でしたから。

でも絵画にほとんど関心のない夫と一緒だったから無理だったかもしれません。




今年はドイツ表現主義の画家ノルデの生誕150周年ということで晩年を過ごしたゼービュルの美術館などで大規模な回顧展が開かれているのです。


ドイツ車フォルクスワーゲンの本社があるヴォルフスブルクの美術館では「エミール・ノルデと日本」と題する展覧会が開かれていました。
(この展示会も会期終了後に知ったので訪れることができませんでした)

ヴォルフスブルクでは1913年にノルデが3週間日本を訪れた折に制作された絵画が主に展示されていました。




ノルデは湿らせた和紙にたっぷりと水を含ませた絵筆で描く滲んだ画風で知られています。
日本を訪れた折に画材としての和紙の魅力を見つけたのでしょうか?

ナチスの迫害に遭い、戦時中、ノルデは描くことを禁じられました。
それでも描くことを諦めず、小さなサイズ、匂いのしない水彩画を制作し続けます。
この大戦中の絵は「描かれざる絵」としてノルデ美術館にも展示されています。

ノルデはかつてエッセンの美術館長に宛てた手紙の中で「私の芸術は故郷の土地に深く根ざしたものだ」と記していますが、彼の風景画は故郷北ドイツの低湿地の景色、草花を題材としています。


(ズュルト島へ行く途中の車窓からの風景です)

一時帰国から戻られた書道の先生から高品質のミツマタの清書用紙を購入しました。
和紙を好んだノルデを想いながら、万葉仮名の清書に励むことにしましょうかね。


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貝原益軒著、松田道雄訳 「養生訓」

2017-08-20 12:17:01 | 読書
先週、突然胃腸の調子が悪くなりました。

原因は未だにわかりません。

いつも同じ物を食べていた「不死身の夫(?)」はピンピンしているので食あたりではないと思うのですが?

それで遅すぎる感はありますが、貝原益軒著「養生訓」を再読しました。


以前は健康体で読んだ時にはあまり気にもとめなかった箇所が、今回身体の調子があまり良くない時に読むと身に染みる所が多く、至る所に付箋をつけました(^^)。

先日、長崎県の対馬で絶滅種とされたニホンカワウソが発見(?)の報道でうなづいたことがあります。

「養生訓」に記されていた「食いあわせ」の項にかわうそが記されていたからです。
以前は食用にされるくらい多く棲息していたのですね。


今日では水族館で目にするぐらいで、こんな可愛い生き物を口にするなんて思い付きもしませんよね。


ところで胃腸の調子が悪かった時にはやはり「お粥と梅干し」が主食でしたが、
Zwiebackというドイツの「病人食(?)」も衰えた胃腸には美味しかったです。



胃腸の調子は、まさに「鬼の撹乱」で2-3日後にはすっかり良くなったのですが、貝原先生のお言葉を守らず「暴飲暴食」をしてまた一日養生しなくてはなりませんでした。

以下のお言葉を戒めにしないと。
「病気が少しなおってくると、気持ちがいいものだから怠けて用心しない。少し気持ちがいいからといって、飲食などを制限しないと病気はかえっておもくなる」

訳を担当された松田道雄さんご自身がお医者さんなので「訳者注釈」もとても為になります。
それに松田さんの「良医とは?」に言及する「あとがき」には感銘しました。
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ロスト・イン・トランスレーション

2017-08-16 17:07:58 | 日記
今晩8時15分からテレビ放映されるソフィア・コッポラ監督の映画「ロスト・イン・トランスレーション」を視聴する予定です。




東京を舞台にミッドライフクライシスのハリウッドの男優と孤独なアメリカ人の若い人妻の淡い出会いと別れが描かれています。

400万ドルの予算、わずか27日間で撮影された映画なのだそうですが、予算の10倍以上もの興行収入があったのだとか。

確かもう2度ほど視聴しているのですが内容はほとんど覚えていません。
パークハイエット東京以外に南禅寺や平安神宮でも撮影されたということだけれど、今晩確かめてみます。それと訳のわからない状況下で二人が戸惑う様子を表すために日本語で話されるシーンには英語字幕がつけられなかったのだそうだけれど、これもチェックしてみます。

ところで以前にも紹介した愛読書「翻訳できない世界のことば」の原書タイトルもこの映画と同じ

Lost in Translation

ということをこの間始めて知りました。


それでまた本を開いてみました。
今日印象に残った外国の言葉は次のふたつです。


今年はアフリカサヘル地域の旱魃が特に厳しいとこの間報道されていたので、
貴重な水の量を表す言葉があるということに胸がうたれたのかもしれません。

次はどこかの国の政治家を思わせるような言葉です。
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今年のタジン会

2017-08-14 19:54:11 | 日記
毎年7月か8月に以前モロッコに別荘をお持ちだったお宅の「タジン会」に招待されます。

今年は7月にスイスに旅行に出かけられたので戻られてから先日の「タジン会」となりました。

ご招待して下さったお二人と給仕役のお嬢さま、そして私達、計10名分のテーブルセッティングです。


今年のタジンはチキンとラム、チキンにはポテト、ラムにはクスクスが付いていました。




前菜のご主人お手製のニジマスのパテの美味しかったこと!!


食後は「腹ごなし」の散歩です。
昨夜の雨も上がり、緑がまぶしい位です。


お土産には燻製マスとお庭から春菊を頂きました。

来年も楽しみだわー(^^)。
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