なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

もう浮気!?

2014年04月27日 | Music


ちなみに...これは浮気現場の写真ではありません



大昔、日本で空前のギターブームが起こった頃に数えきれないほど様々なメーカーからここぞとばかりにギターが発売されていたそうな。もちろんその“質”に関してはピンからキリまでですが、そんなメーカの一つに 『 Maruha (マルハ) 』 がありました


先日連日ワイドショーを賑わせた冷凍食品の会社やソーセージの会社とは残念ながら何の関係もありません


1950年後半から70年代まで九州に存在しギターだけでなくウクレレなども製造していて、中でもアーチド・トップのギターや職人の名をそのままブランド名にした“Hashimoto ギター”などはいまだに探し求めるファンが多いとか


さてZUYAさん、先日の 「 Bellame 」 のギターで“Japanese Vintage(ジャパン・ヴィンテージ)”の魅力に取りつかれてしまい、数日前またもヤフオクで“3,200円”と言う破格で落札し昨日届いたのが、このマルハのアコースティック・ギター 『 F - 100M 』 であります


Maruha F-100M 購入金額3,200円


“おいおいZUYAさん、ちょっと間髪入れなさ過ぎじゃないの?”と言う意見がちらほらと(特に同居人辺りから...)聞こえますが、クリックしてしまったものはしょうがないんです


もちろんこれは浮気ではなく、 「 Bellame 」 は毎日愛でております

しかし恐るべきは70年代の楽器です。今回のギターは ロー・フレットの辺りに減りがみられるのとブリッジの接着が弱そうに見受けられる以外はやはり状態は“B+”と言ったところでしょうか。品番から察するに70年代中期に1万円ぐらいで販売されていた物で、いかにもブームに乗って買ったものの直ぐに飽きてしまい放出されたと言った印象を受けます



Maruha F-100M(左)、Bellame F-120(右)


Bellame のほうが貫録がありますね~



形は前回同様、トリプルオー・タイプですが、ネックが細くなっております。例の Epiphone SQ-180 ほどではないです。Bellame 同様にフレットの錆を落としサドルを牛骨の物に交換しました。 今回のサドルはロングサイズなので削るのが大変でしたね



昨夜、御茶ノ水まで往復1時間で買ってきました(笑)



先ほど同居人や近所の迷惑も顧みず早朝からサドルを製作し、弦も新品に張り替えて早速試奏してみると、


あれ...


確かに噂通りの高音は綺麗だが、全体的には平凡な音でぺらんぺらん(笑)。嫁が所有するインドネシア製フェンダーのアコギ並みである


これは室内でお遊び用かなぁ


しかしこう考えると改めて Bellame の凄さがわかります。これに懲りてもうヤフオクは止めておきます。だいたい腕は2本しかないのですからね~