今夜はAtlantic時代のレイ・チャールズを聴きながらブログを書いている
今週は嫁が怪しむくらい立て続けに通販で購入したCD、DVDが届いた。Pacific Gas And Electricから始まりJimi Hendrix、そして先ほど観たRolling Stonesまで。“勢い”で購入して 『 はずれ 』 が全くないのも珍しい(笑)。年を取るにつれて長年の貧乏音楽生活で磨いた確かな眼と耳で 『 当たり 』 を引き当てているようだ
Ladies & Gentlemen [DVD] [Import] | |
クリエーター情報なし | |
Eagle Rock Ent |
先ほど観た 『 Ladies and Gentlemen 』 。1972年のツアーの記録フイルムのようだ。所々時代を感じさせる照明、カメラワークがみられるが画質・音質はなかなかの物である。ZUYAはストーンズは一番好きなのはロン・ウッド参加後の70年代後半以降なのだが、ミック・テイラーのプレイには感嘆した。大好きなロン・ウッドを悪く書きたくはないが実際、ロン・ウッドは必死に自分が弾ける精一杯のプレイをしているように感じる。“世界最高のB級ギターリスト”なんて肩書きがあったのも頷ける。確かにフェイセズ時代は看板ギターリストであったが、それはフェイセズだったからか
それに対してミック・テイラーは“流石の流石”だ。彼はジョン・メイオールのバンドにエリック・クラプトン、ピーター・グリーンに続いて在籍した名手である。まだまだ全然余裕を感じさせられるし、何よりあの“流麗さ”はロン・ウッドはたまたキース・リチャーズの比ではない。彼が後にストーンズ脱退を決意したのもやむを得なかったのだろう。彼は“一バンドのギターリスト”で終わってしまっては勿体なかった
しかし改めてロックの歴史上60年代から70年代の変遷は全くもって“凄い時代”である。当時の音楽人(プレーヤーからリスナー、評論家まで)はもう寝てる暇などなかったのではないか。次から次へと、或いは同時期に多くの凄いバンドがたくさんい過ぎてもうパラダイスであったことだろう。それに比べて今のミュージック・シーンは...
でもそんな悲しいミュージック・シーンの中でも未だに頑張っているローリング・ストーンズ。やはり彼らには“世界最高のロックバンド”の称号がふさわしいのではなかろうか