鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

残暑のFW対決の行方は

2013年08月29日 | Weblog
[ J1:第24節 鹿島 vs 柏 ]


8/31(土) 県立カシマサッカースタジアムで5位鹿島と7位柏が対戦する。

この試合の注目は、本日発表されたキリンチャレンジカップ2013の日本代表メンバーに選手された大迫勇也(鹿島)と工藤壮人(柏)だろう。
共にエースとしてチームを牽引し、大迫は13得点、工藤は14得点で得点ランキングの上位に立つ。
大迫は3試合連続ゴール、工藤は前節2ゴールをあげて調子は非常に良いだけに、この二人の出来が試合を左右しそうだ。
共に勝てば4位まで浮上するチャンスがあるだけに、熱い展開が繰り広げられそうだ。

真夏の最終決戦。勝利を勝ち取るのはどちらのクラブか!?

8月31日(土)J1 第24節 鹿島 vs 柏(18:30KICK OFF/カシマ)


代表FW対決を煽るJ's GOALである。
ここはエース大迫の活躍で快勝したいところ。
ホームの声援を受けて躍動する大迫に期待したい。
代表への弾みのゴールをお見舞いするのだ。
楽しみにしておる。

小笠原満男、炎の闘将

2013年08月29日 | Weblog
2013年08月29日(木)

16時から遠征メンバーは軽めのトレーニングで調整し、その他のメンバーはボゼッショントレーニングを行いました。

ポゼッショントレーニングで気を吐く満男である。
昨日は出場停止で欠場し、チームは逆転負け。
満男としてはピッチに立てぬ悔しさを握りしめたことであろう。
ここは明後日の柏戦にて、その気持をぶつけるのだ。
やはり炎の闘将・小笠原満男がチームを引っ張って勝利を掴む姿が欲しいのだ。
満男と共に歓喜の渦に巻き込まれようではないか。
勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみである。

日本代表・大迫勇也、引き続き成長している

2013年08月29日 | Weblog
大迫&齋藤復帰で豊田落選、好調FW陣にザックも“うれしい悲鳴”
13/8/29 15:14



 日本サッカー協会は29日、9月のキリンチャレンジ杯2試合に臨む日本代表メンバー23人を発表し、FW大迫勇也(鹿島)、FW齋藤学(横浜FM)、DF酒井宏樹(ハノーファー)が代表復帰を果たした。

 7月の東アジア杯以来の代表復帰となった大迫、齋藤についてアルベルト・ザッケローニ監督は「2人ともリーグ戦での活躍は著しいし、引き続き成長しているところが見えるので、こうしたチャンスを与えるのもいいかなと思った」と選考の理由を明かした。

 14日のウルグアイ戦(2-4)では同じ東アジア組のFW豊田陽平(鳥栖)を選出したが、今回は招集を見送り、1トップのポジションを争う大迫が復帰した。前日28日の清水戦で2試合連続となる2ゴールを挙げた大迫は3戦連発の計5得点と絶好調。豊田も28日のF東京戦で2得点を決めるなど結果を残しているが、今回は大迫の勢いを優先した。

「ボックス内に入ってくる動き、そこでのフィジカルの強さ。ダイナミズムがあり、ポストプレーのうまさに、守備と絡める柔軟性も持っている。最近ではゴールに向かう姿勢、ゴール数という部分でも伸びてきている」。指揮官の“大迫評”は極めて高い。

 齋藤は故障明けだが、復帰後2戦目となった28日の浦和戦では徐々にキレも戻ってきた。「相手に的を絞らせない動きをしたり、1対1での強さ、仕掛けでの怖さを持っている。オフの動きでDFラインの裏に走り込むこともできるし、運動量もある」。そう評価するザッケローニ監督は「大迫、齋藤のどちらにも言えるが、攻守両方でチームに貢献できる選手。代表選手を選考する中で日本人選手すべてを注意深く視察しているが、大切なのは攻守両方でチームに貢献できること。代表選手というのはグローバルな選手でなければならない。攻守両方ができる選手が来るべきだと思う」と、あらためてその選考基準を語った。

「この場を借りてJリーグの選手に感謝の気持ちを述べたい。代表チームに来るために高いモチベーションを持って、非常に素晴らしい活躍を見せてくれている」。そう切り出した指揮官は国内組、特に攻撃陣の奮闘に目を細める。28日のJ1では大迫、豊田が2得点したほか、FW工藤壮人(柏)、FW前田遼一(磐田)も2ゴールを記録した。豊田と前田は落選したが、「代表候補の選手全員が得点を取るような状況を生み出している。メンバーを選ぶのに苦労したし、特に攻撃陣に(代表に)呼べなくて残念な選手がいるのも事実だ」と、“うれしい悲鳴”をあげていた。
(取材・文 西山紘平)


「リーグ戦での活躍は著しいし、引き続き成長しているところが見えるので、こうしたチャンスを与えるのもいいかなと思った」との理由で代表に再招集された大迫である。
このチャンスを逃さずアピールしてほしい。
そして、指揮官の大迫評は
「ボックス内に入ってくる動き、そこでのフィジカルの強さ。ダイナミズムがあり、ポストプレーのうまさに、守備と絡める柔軟性も持っている。最近ではゴールに向かう姿勢、ゴール数という部分でも伸びてきている」
とあり、非常に高く才能が買われていることがわかる。
特にフィジカルの強さとポルトプレイに関しては素人目にも良さがわかるほどなので、是非とも代表でも発揮して欲しいところ。
また、「攻守両方でチームに貢献できる選手」というコメントは鹿島の選手には嬉しいところ。
守備を免除されて得点を重ねるFWは鹿島にはおらぬ。
攻守に効いてこそ、タイトルを積み重ねるクラブの看板と成れるのだ。
大迫にはこれから代表定着を狙って欲しいところ。
楽しみにしておる。

大迫、日本代表選出

2013年08月29日 | Weblog
大迫選手 日本代表メンバー選出のお知らせ
2013年08月29日(木)

本日、キリンチャレンジカップ2013 グアテマラ代表戦(9/6@長居)およびガーナ代表戦(9/10@日産ス)に向けて、日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、大迫勇也選手が選出されました。


日本代表に選出された大迫である。
これは喜ばしい。
日頃の精進が日本代表監督の目に留まった様子。
是非とも出場し、活躍して欲しい。
日本代表の1TOPにふさわしい選手であると納得させて帰ってくるのだ。
活躍の報を楽しみにしておる。

清水戦レビュー

2013年08月29日 | Weblog
【J1:第23節 清水 vs 鹿島】レポート:ピッチ上でさまざまなドラマが織りなす中、イケメン主役のハットトリックで清水が大逆転のハッピーエンド(13.08.29)
「こういう試合があるからこそ、サッカーが地球上で一番のスポーツなんだと思う」。
試合後のアフシン ゴトビ監督の第一声が、激しいシーソーゲームの中で起こったさまざまな出来事を象徴している。客観的に見れば、両チームが最高のパフォーマンスをぶつけ合ったという試合ではないが、サッカーのドラマ性をお腹いっぱい満喫できたという意味では、清水サポーターにとっては最高のゲームだった。

キックオフから約11秒の先制点は、「フワッと試合に入ってしまった」(平岡康裕)という清水の悪癖が出た場面でもあったが、大迫勇也の抜け目ない点取り屋らしさが出た場面でもある。そして6分の2点目も、清水の甘さと鹿島の抜け目なさが出た形。どちらも遠藤康が質の高いキックでアシストし、鹿島は限られたチャンスをものにする質の高さを見せつけた。この時点では、清水の大敗もありうると予感した清水ファンも多かったはずだ。

しかし、次に起こったドラマは、鹿島のプレーメイカー・柴崎岳が開始20分で負傷退場するというアクシデント。キャプテンの小笠原満男が出場停止で初めから本来のボランチを1人欠いた状況だったが、これで小笠原と柴崎が2人同時に不在という今までになかった緊急事態。7月まではこういう場面で非常に頼りになる存在だった本田拓也は、今は対戦相手の主力としてプレーしている。そのため、センターバックの山村和也を急きょボランチに上げ、守備が持ち味の梅鉢貴秀とコンビを組ませた。そして、1つ空いたセンターバックの位置にはベテランの岩政大樹が入ったが、7月初め以来先発出場がない岩政は、やはりゲーム勘が不足していたことは否めない。
若手を積極起用し、先発の平均年齢(24.64歳)の若さに定評のある清水とまったく同じだった鹿島は、司令塔2人を欠き、ベテランにも余裕がない状態。これでは本来の鹿島が持っているリードしたときの落ち着き払ったゲームコントロールができないのも無理はなかった。

そんな中で、31分にセットプレーの2次攻撃から河井陽介が右クロスを入れると、ラドンチッチが見事なファーストタッチから落ち着き払ってシュートを決め、清水が1点を返す。これで流れはさらに清水に傾き、そこでゴトビ監督は35分に早くも動いて、今節は左サイドバックに入っていた吉田豊に代えて高木俊幸を投入。河井を左サイドバックに下げて、高木俊を左MFに入れるという攻撃的な形にシフトさせた。

結果的にはこれが大当たりで、45分には平岡康裕の右からのロングボールをラドンチッチが後方に走り込む高木俊に向けて頭でフリックし、裏に飛び出した高木俊がヘディングでGKの上を抜いて同点ゴール。ラドンチッチを生かすパターンのひとつとして、チームとして狙っていた通りの得点だった。
そして、ひとつきっかけをつかんで調子に乗ると、とんでもない力を発揮するのが(対戦相手にとって)高木俊の恐ろしいところ。後半4分にも、ラドンチッチの素晴らしいポストプレーから高木俊がゴール前に飛び出し、豪快かつ技ありのシュートを決めて清水が逆転に成功。得点パターンとしても“ラドンチッチの良さを生かす形 その2”だった。
ラドンチッチにボールが入ったときに、高木俊がその近くでタイミング良く動き出すことによって生まれた2得点。2人の良好な関係が生まれたことも、清水にとっては大きな収穫だった。

だが、まだ試合は決まらない。その後、鹿島は流れを完全に奪い返したわけではないが、裏への長いボールを多用して清水のDFラインをじわじわと下げさせ、揺さぶりをかけていく。そして後半21分に右CKのチャンスをつかみ、清水にとってはやや不運な形でPKをゲット。これを大迫が冷静に決めて、再び試合を振り出しに戻した。
その後は、お互いに伊藤翔(後半29分←ラドンチッチ)とジュニーニョ(後半26分←土居聖真)という攻撃の駒を投入し、どちらも決定機に絡んだがゴールは決まらず、一進一退のまま時計の針が進んでいく。そのまま引き分けでもおかしくない流れだったが、最後にもうひとつ大きなドラマが待っていた。

その主役は、この日一番ノッていた選手。清水が3人目の交代で村田和哉を投入した直後の後半43分、本田がきっちりとタイミングを計って出したスルーパスで村田が右サイドの裏に抜け出し、1フェイントでDFを滑らせてからクロス。これがファーサイドに逃げてフリーになっていた高木俊に通り、ドンピシャのボレーシュートを放ってゴールネットを揺らした。
さまざまな意味でこの試合のキーマンとなった本田が起点になり、入ったばかりの村田がスピードを生かしてアシストし、仕上げはイケメン主役の高木俊がハットトリック。フィクションでもなかなか書けないようなシナリオで、清水が会心の決勝ゴールを奪った。

最後は、清水が杉山浩太をDFラインに下げて5バックで鹿島のパワープレーを防ぎ、派手な打ち合いを制して今季初の逆転勝利。鹿島にとっては非常に悔しく、手痛い敗戦。だが、夏休み最後のホームゲームだった清水にとっては、ファン・サポーターや子どもたちへの最大のプレゼントになり、浮上のきっかけにもなりうる最高のハッピーエンドだった。

以上
2013.08.29 Reported by 前島芳雄


「小笠原と柴崎が2人同時に不在という今までになかった緊急事態」これがすべてと一言で語り去りたいところ。
しかしながら、バチへのイエローやアツが突き飛ばされてもノーファールなど疑問の残るジャッジが散見されたこともまた事実である。
少なくとも、本田拓也が鹿島側におったならば、いくつか観られた危ないプレイで退場しておったであろう。
そういった意味では、ボランチの移籍による駒不足は感じられなかった。
逆に、久しぶりに観た中田コのボランチは安定感が有り、頼もしく思えたことも事実である。
中田コの放ったボレーシュートが枠に入れば最高の試合となったであろう。
山村もポジション変更直後こそ固かったが、徐々に持ち味を出し、ユーティリティさを改めて感じさせられた。
敗戦でネガティブな気持ちになりがちなところであるが、急造ボランチ二人のプレイに光明が観られた。
多少のことで揺らぐチームではない。
チーム一丸となって、今後の試合に備えていきたい。

清水戦コメント・報道

2013年08月29日 | Weblog
2013Jリーグ ディビジョン1 第23節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・非常に早い時間帯に2点取れたが、その後、相手に合わせてしまったところがある。相手は2連敗していたので前からアグレッシブに来ていた。もう少し落ち着いてかわせることができればと思う。
・後は若さの部分もあった。コーチングなり、声を出すことでやることがもう少し明確になったのではないか。
・さらに後半の立ち上がりでやり直すことを求めたが、早い時間帯で失点してしまった。これが自分たちを厳しい状況に追い込んでしまった。また柴崎の怪我は、我々にとって残念なこと。山村や中田をボランチで使わなければいけない状況になり、より厳しくなってしまった。
・梅鉢へのイエローカードも、誤算の1つ。ボランチの選手がカードをもらうとゲームプランが変わる。しかしレフェリングもサッカーのスペクタクル性の1つだと思うし、そのため、7ゴールも入り、観客の皆さんやTV観戦をしていた人には楽しいゲームだったのではないか。
・アウェイで結果が出ていないので、先ずはそこを求めた。姿勢の部分では負けてしまったとは言え、改善されたかと思う。





【山村 和也】
アウェイゲームは踏ん張り切れずに負けが続いている。ホームでもアウェイでも同じように戦えないといけない。首位に差が詰まったのにまた引き離されてしまった。岳が怪我で急にボランチに入る事になったけれども、ボランチは想定はしていたので問題はなかった。

【土居 聖真】
アクシデントが続いてしまった。点は入ったけど、中盤がバタバタして試合の入りから流れが悪かった。負けたけど、最後まで選手たちは戦っていたと思う。逆転されてからも良く追いついた。どっちが勝ってもおかしくない試合展開だった。2失点目が痛かった。次に切り替えてやるしかない。

【青木 剛】
前半の早い段階で上手く2得点できたが、アクシデントでメンバーが入れ替わった。2-1で前半を終わる事ができれば、後半は上手くゲームマネージメント出来たと思う。後半は点を取りに行って、取り合いのゲームになった。満男さんが不在の中で、ヤマやバチ、浩二さんがボランチに入ったけど練習でもやった事があるので大きな混乱はなかった。大きい選手に対して競るところは競って、セカンドボールに入ってくる選手への対応も大事になる。そういった相手の狙いが出てしまったと思う。

2013年08月28日(水)

本日行われたJ1第23節清水戦は、3-4で負けを喫しました。

【J1:第23節 清水 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.08.28)
8月28日(水) 2013 J1リーグ戦 第23節
清水 4 - 3 鹿島 (19:02/アイスタ/9,238人)
得点者:1' 大迫勇也(鹿島)、6' 山村和也(鹿島)、31' ラドンチッチ(清水)、45' 高木俊幸(清水)、49' 高木俊幸(清水)、68' 大迫勇也(鹿島)、88' 高木俊幸(清水)

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:前半で柴崎選手が交代することになって、そこからリズムが崩れてしまった、立て直すことができなかったという部分はありますか?
「単純にそれが要因だとは考えていません。7点が入ったということは、見る側にとってはスペクタクルで楽しかったと思います。ただ、前半の試合の運び方、とくにレフェリングの運び方、ゲームコントロールという部分に関しては、非常に注視しなければいけない部分もありましたし、今回は小笠原が出場停止ということで梅鉢が入り、柴崎がケガをする前に梅鉢がイエローカードを提示されたということで、ゲームコントロールへの影響を自分が考えなければならなかった。ゲームプランを立て直すことが必要だったと思います。

試合の入り方は非常に良くて、2点取って、そこでもう少し自分たちが落ち着いてボールを保持することができれば良かった。相手は2連敗していて、ホームで2失点したということを考えたら、当然前に出てくるわけで、高い位置からボールを奪いにくるので、そこをくぐり抜ければ全然チャンスは作れたはずです。そこを突くことができなかったのは、これは経験の部分にもなるが、味方にコーチングするということ、フリーなのかターンができるのか、そういう単純なことができるかできないかで試合の状況や味方のボールの持ち方というのが変わってくる。そういう部分が足りなかったというところで失点をしてしまって、前半の最後に2点目を取られた。

そこでイエローカードをもらっていたので、今日のレフェリングを見ていると10人になる可能性もありうると感じたので、中田を入れた。また、柴崎がケガをした時点では岩政を入れて、彼は長い間試合をやっていないという面もあったが、彼はやるべきことをやってくれた。そして代わりにひとつ前に出た山村が、僕は今日のうちのMVPではないかと思っています。非常に良いプレーをしてくれましたし、僕が求めている部分というのはできているので、もう一皮むければすごい選手になれると感じているので、そこをもう少し上げられればと思います。

もうひとつ、自分がハーフタイムで注意したことは、アウェイで前後半の入り方があまり良くないと、またアウェイでの結果が出ていないというところで、後半の入り方、とくに立ち上がり10分、15分は注意してしっかりしたプレーをしよう、気持ちを入れてやろうと言いました。その中で後半開始4分に失点してしまって、2-3という状況になって、相手に勢いや自信を与えてしまった。とくに相手のホームなので、そういった状況を与えてしまうと、相手が伸び伸びとできるようになるので、そこから自分たちのペースに持ち込むことができなかったと思っています。

結果的に、非常に残念な結果になりました。相手に力があったということも認めなければいけないし、相手は4点取って、我々は3点しか取れなかった。ただ、つないでいったときにはチャンスを多く作れたので、もう少し最終的な精度を高めていかなければいけない。また、エスパルスがアグレッシブにゴールに対する姿勢を出してきた面に関しては称えなければいけないと思う」

以上

【J1:第23節 清水 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.08.28)
●大迫勇也選手(鹿島)
「2点取ってからラインが深くなって、ちょっと守りに入りすぎたというか、そこで声をかける人もいなかったし、もったいないですね。あそこでもう少しコンパクトにサッカーしたかったです。ズルズル下がってしまって、相手のFWがいちばんやりやすい形になったのかなと思います。
でも、4点目のチャンスがあったので、あれを決めていれば勝っていたので。あそこでしっかり決められるようにしたいですね」

Q:キックオフからあんなに早く点を取れたことについては?
「良いパスが来たので、うまく流すことができました」

Q:ゴール前に良いタイミングでは入れていたと思いますが
「ゴール前には入ろうとしていて、試合を通してずっとそれは心がけているので。まあでも……4失点したことより、もっと取れたかもしれないので、もっと前が頑張れればなと思います」

●山村和也選手(鹿島)
「アウェイの試合で踏ん張りきれずに負けてしまうという形が続いているので、ホームでもアウェイでも集中してしっかりやっていかないと、首位にせっかく追いついてきたのにまた離されるという形になってしまうので、もう一度集中して、次のホームで勝てるようにしていきたいと思います」

Q:ボランチでもまったく問題ないパフォーマンスを見せていたように感じましたが
「最初はちょっと運動量が足りないかなと思いましたけど、徐々に慣れてきて、だいぶ感覚的には良い形でプレーすることができたかなと思います」

Q:失点はどれも押し込まれた中での失点ではなかったと思いますが、どういったところに課題がありますか?
「やっぱり中央のラドンチッチが強いということはわかっていたので、ロングボールが入ったときに、競った人の周りでもう少しサポートすることができれば、また試合の展開も変わってきたのかなと思います」

Q:ラドンチッチに引っぱられて少しラインが下がったようなところもありましたか?
「そうですね。いつもより少し低い位置で守るような形になってしまって、あそこをまたしっかり上げてコンパクトにしていかないと間延びしてしまうので、これからああいうときにしっかり上げられるように、チーム全体としてやっていきたいと思います」

[ J1:第23節 清水 vs 鹿島 ]

試合開始早々の1分、大迫勇也(写真/#9)の3試合連続となるゴールで鹿島が先制した。

[ J1:第23節 清水 vs 鹿島 ]

幸先よく先制した鹿島は6分、遠藤康のコーナーキックから山村和也(写真右/#4)が打点の高いヘディングシュートを決め追加点を奪った。

[ J1:第23節 清水 vs 鹿島 ]

逆転を許した鹿島は68分、PKのチャンスを得ると大迫勇也(写真/#9)が落ち着いて決めて同点に追いついた。大迫は2試合連続の2得点で今季13点目となった。


大迫12秒弾も高木俊ハットで清水が鹿島に逆転勝ち!
13/8/28 21:03

[8.28 J1第23節 清水4-3鹿島 アイスタ]

 13位・清水エスパルスが、交代出場のFW高木俊幸のハットトリックの活躍によって4-3で鹿島アントラーズに逆転勝ちした。

 試合はFW大迫勇也の電光石火の一撃によってアウェーチームがリードを奪う。キックオフからわずか12秒、鹿島は右サイドでの鋭いターンでDFを振り切ったMF遠藤康が一気に前進。そのまま左足アウトサイドでラストパスを送ると、ニアサイドへ飛び込んだ大迫が右足ダイレクトでゴール左隅へ流し込む。

 圧巻の“ノーホイッスルゴール”。この日出場停止のMF小笠原満男に代わってキャプテンマークを巻いたエースがいきなり鹿島に1点をもたらした。幸先良くリードを奪った鹿島はさらに畳み掛ける。6分、遠藤の左CKをファーサイドのMF山村和也がヘディングシュート。DF2人の頭上から叩きつけた一撃はワンバウンドしてゴール右隅へ吸い込まれた。

 一方の清水はFW大前元紀が鋭いターンから縦へ仕掛け、FWラドンチッチの力強い突進が相手のファウルを誘う。9分にはそのラドンチッチが右中間から放った左足FKがゴール左ポストを直撃。そして16分にはショートカウンターから右サイドをえぐると、その折り返しを受けたMF本田拓也が切り返しでDFをかわして左足シュートを放つなど反撃した。

 2-0で試合を進めていた鹿島はここでアクシデント。本田のシュートをスライディングでブロックしようとしたMF柴崎岳が左足首を捻ったか、負傷交代を余儀なくされてしまう。すると清水は31分、相手のクリアミスを拾ったMF河井陽介が右サイドからクロスボール。これをDFの背後でコントロールしたラドンチッチが右足でゴールへ沈めた。さらに45分、ディフェンスラインからのフィードをラドンチッチが後方へそらすと、PAへ走りこんだ高木俊が頭でゴールへ押し込み、2-2の同点に追いついた。

 清水の勢いは止まらない。後半4分、中央でポストに入ったラドンチッチが左サイドからPAへ走り込んだ高木俊へスルーパス。これを高木俊がコントロールから右足で勝ち越しゴールを叩き込んだ。鹿島も21分に遠藤の右CKをファーサイドの山村が折り返すと、対応した清水DFカルフィン・ヨン・ア・ピンがPA内で痛恨のハンド。幸運な形でPKを獲得した鹿島はキッカーの大迫が右足で右隅へ流し込んで3-3の同点に追いついた。

 激しい撃ち合いとなった試合は終盤、清水が高木俊のラストパスをFW伊藤翔が決定的な形で合わせ、鹿島もセットプレーからCB岩政大樹がヘディングシュートを放つ。そして42分には山村の絶妙な右クロスを大迫がワンタッチでゴールへ押し込もうとした。

 開始12秒弾など存在感を示した大迫だったが、この日の“主役”は高木俊だった。後半43分、清水はスルーパスから交代出場のFW村田和哉が右サイドを抜けだすと、DFを外してゴールライン際からクロスボール。これを高木俊が右足ダイレクトボレーでこの日3得点目、決勝ゴールとなる一撃を突き刺した。

 前半35分に戦術的な交代で投入されていた高木俊。今季ここまで19試合1ゴールと苦しいシーズンを送っていたFWの「ここまで本当に不甲斐ない結果ばかりだった。皆さんの後押しのおかげ」という“感謝の”大爆発によって清水が連敗を2で止めた。

【鹿島】大迫11秒弾も逆転負け/J1

清水対鹿島 後半、PKを決める鹿島FW大迫(撮影・山崎安昭)

<J1:清水4-3鹿島>◇第23節◇28日◇アイスタ

 鹿島が逆転負けでアウェー6連敗となった。前半開始わずか11秒でFW大迫勇也(23)が右足で先制点。同6分にはCKからDF山村和也(23)が追加点を挙げた。

 しかし、20分にMF柴崎岳(21)が負傷退場すると、立て続けに2失点。後半もリズムを取り戻すことができず、さらに2失点した。この日2ゴールの大迫は「2点を取ってからズルズル下がってしまった。もっと試合を落ち着かせることができれば」とうつむいた。
 [2013年8月28日22時18分]

鹿島、開始11秒の先制実らず逆転負け

前半、先制ゴールを決める鹿島・大迫=アイスタ

 J1第23節(28日、清水4-3鹿島、アイスタ)鹿島は開始わずか約11秒で大迫が先制、前半6分には山村が2-0とした。だが小笠原を出場停止で欠く上、同20分に左足を痛めて柴崎も退き、中盤を支配できずに逆転を許した。大迫は「もったいない。もっとコンパクトにサッカーをしたかった」と間延びした戦いを敗因に挙げた。

 今季ホームでは9勝2分けだが、敵地で2勝3分け7敗。山村は「アウェーでは踏ん張り切れずに負けてしまう形が続いている。もっと集中しないと」と精神面の課題を指摘した。(共同)


清水に敗れ、肩を落として引き揚げる大迫(左端)ら鹿島イレブン=アイスタ

3戦連発!鹿島・大迫、J史上2番目11秒弾!

前半、先制ゴールを決める大迫

 J1第23節(28日、清水4-3鹿島、アイスタ)鹿島のFW大迫が、いきなり存在感を見せ付けた。開始わずか11秒、MF遠藤の右クロスを「いいボールが来た。流し込むだけだった」と右足でゴール左隅に押し込んだ。2-3で迎えた後半23分にもPKを決め、3戦連発で昨季の9得点を大きく上回る13得点目。7月の東アジア杯以来となる日本代表入りをアピールした。

 しかし、チームは3-4と逆転負け。敵地では7戦ぶりの白星に導けず、「もっと決められた」「まだまだ(実力が)足りない」と悔しさを連発した。ただ、それもエースとしての立場を自覚してのもの。「ゴール前のポジションはうまく維持できた」と、最後まで相手DFの脅威となった。

 ゴール量産で日本代表への定着が期待される。本人は「まったく気にはしていない」と平静を装いつつ、「ゴールを決め続ければついてくる」と意欲も。昨年のロンドン五輪代表入りを直前で逃した悔しさを、来年のブラジルW杯で晴らす。その準備は整ってきた。 (望月文夫)
(紙面から)


大迫 J史上2位の開始11秒弾!2戦連続マルチもチームは敗戦
J1第23節 鹿島3-4清水 (8月28日 アイスタ)


<清水―鹿島>前半、先制ゴールを決める鹿島・大迫
Photo By 共同


 日本代表復帰を目指す鹿島の大迫が電光石火の一撃を決めた。キックオフから11秒、右サイドからの遠藤のクロスに右足を合わせた。3戦連続の一撃は、広島の佐藤が06年4月22日のC大阪戦で記録した8秒に次ぐ史上2番目のスピード弾。2―3の後半23分にはPKを右隅に流し込み、今季13得点目を挙げた。

 出場停止の小笠原に代わり主将を務めたエースが2試合連続のマルチ得点を達成したが、チームは逆転負け。前半20分に柴崎が負傷交代するアクシデントも響き、アウェー6連敗で今季初の3連勝を逃した。大迫は「(2番目のスピード弾は)中途半端。もっと得点できる場面はあった」と反省したが、国際Aマッチ初得点を記録した7月の東アジア杯後は公式戦7戦9発と量産。できる限りのアピールを終え、代表発表を待つ。
[ 2013年8月29日 06:00 ]

【鹿島】大迫2発!11秒弾で先制もアウェー6連敗

前半1分、先制ゴールを決める鹿島・大迫

 ◆J1第23節 清水4―3鹿島(28日・IAIスタジアム日本平) 29日の日本代表メンバー発表を前に、1トップを争うストライカーがアピール合戦を繰り広げた。鳥栖はFW豊田陽平(28)が後半40分の決勝弾を含む2ゴールでF東京を3―2で破った。磐田FW前田遼一(31)、柏FW工藤壮人(23)、鹿島FW大迫勇也(23)もそれぞれ2得点。横浜MはMF中村俊輔(35)の2ゴールなど浦和を3―0で下し、甲府に0―2で敗れた広島に代わり首位に立った。

 3戦連発も、チームを今季初の3連勝に導くことができず、鹿島のFW大迫はアウェー6連敗に天を仰いだ。キックオフから11秒だった。大迫はセンターサークルでMF土居からのボールを一度自陣に戻すとゴール前へ。「うまく流し込めた」とMF遠藤のクロスに右足で合わせゴール。広島FW佐藤の8秒に次ぐ歴代2位の電光石火弾だ。

 いきなりのチャンスにも冷静に対応した。「去年よりゴール前で落ち着くようにすること」を心がけているという。さらに逆転された後半にPKで2点目を決め同点に。それでも試合終了間際に決定機を外し、直後に決勝点を許しただけに「(最速ゴール歴代)2位? 中途半端だね。(チームの)4点目を決めていれば」とエースとしての責任を口にした。

 MF小笠原が出場停止のため、主将代役を務め、先発平均年齢24・64歳の若手軍団を引っ張った。これで先月の東アジア杯後、公式戦は7戦9発。29日発表の日本代表選出へこれ以上ない結果を出してきた。しかし、首位との勝ち点差が広がる結果に「まだまだ足りない試合」。背番号9にとっては悔しさだけが残る一戦となった。
(2013年8月29日06時02分 スポーツ報知)


大迫の先制弾はJリーグ史上2番目の11秒ゴールであったとのこと。
この試合、大迫はPKでも得点し、2試合連続のドッピエッタを記録した。
大迫本人は「もっと取れたかもしれないので、もっと前が頑張れれば」と語っており得点への意欲を感じさせられる。
好調を維持し得点を重ねていけば、タイトルも狙える。
これからも大迫のゴールを期待しておる。

Fマリノス・マルキーニョス、ゴールを記録

2013年08月29日 | Weblog
[ J1:第23節 横浜FM vs 浦和 ]


先制した横浜FMは29分、マルキーニョスが相手のプレスを跳ね除けながら右足で素晴らしいコースに決めて追加点をあげる。

9戦9発のマルキーニョス、浦和戦4戦連発に「運がいい」
13/8/28 23:32

[8.28 J1第23節 横浜FM3-0浦和 日産ス]



 “浦和キラー”の本領発揮だ。先制から2分後の前半29分、左クロスのセカンドボールをMF齋藤学がつなぎ、PA手前でFWマルキーニョスがボールを受けた。ドリブルで仕掛け、鋭い切り返しでDF那須大亮をかわすと、右足を一閃。鮮やかなミドルシュートをゴール右隅に流し込んだ。

 これで12年に横浜FM加入後、浦和戦は4戦連発。「運がいいですね」と謙遜するが、これで2戦連発の今季16得点目となり、得点ランキングでも2位タイに浮上した。最近9試合で9ゴールの“固め打ち”。得点王に輝いた08年に記録した自己最多の21ゴールも塗り替えようという勢いだ。

「難しい試合だったが、勝ちを求めて全員が集中して入った。質の高い選手が質の高いプレーを見せ、いい試合をしたことが勝利につながったと思う」。横浜FM時代の03年、鹿島時代の07、08、09年にJリーグを制しているJ屈指の助っ人ストライカーが、自身5度目のリーグ制覇と2度目の個人タイトルへゴールを量産し続ける。
(取材・文 西山紘平)


順調にゴール数を積み重ねるFマリノスのマルキーニョスである。
ゴールに集中する役目を担えばこれほど怖い相手はいないと誰もが思っておろう。
マルキーニョスの得点がどこまで伸びるのかに注目したい。