タイトル獲得へ鹿島が意欲
2011.10.26 18:05
これほど鹿島の存在感が薄いシーズンも珍しい。リーグ戦では早々に優勝争いから脱落し、アジアCLも決勝トーナメント1回戦で姿を消した。自他ともに認めるJリーグの常勝軍団として、ナビスコ杯決勝は今季無冠の汚名をすすぐ一戦になる。
ナビスコ杯では鹿島らしい、しぶとさが光っている。準々決勝の横浜M戦は前半に2点を先制されながら、延長の末に3-2で撃破。準決勝の名古屋戦も延長戦にもつれ込む激戦となり、2-1で昨季リーグ王者を退けた。
東日本大震災で被災したクラブは、チームを一時解散させたほどのダメージを受けた。生まれ育った岩手県も甚大な被害を受けた大黒柱の小笠原は「リーグ戦とACLで結果を出せず、ナビスコ杯には特別な思いがある」と闘志を燃やす。
相手がJ2降格危機の浦和であっても、小笠原は「どんな状態でもレッズはレッズ」と気を引き締める。青森県出身で19歳の柴崎は「タイトルを取るチャンスに恵まれた」と胸を膨らませる。被災者の思いも背負ってはい上がってきた鹿島が、油断することなく頂点を目指す。(奥山次郎)
今季の鹿島は存在感が薄いと報じる産経新聞である。
確かに、優勝争いに加わること無く、不安定な戦いを続けておることは事実であろう。
この状況を払拭するためにも、ナビスコ杯のタイトルは必須である。
浦和という相手を警戒し、強い気持ちで挑みたい。
そしてルーキーの岳には初タイトルを与えたいところ。
関東という地のため、被災者である認識が世間には薄いが、どん底から這い上がった強さを見せたい。
タイトルに向けた貪欲で激しい感情を秘め、国立へ向かいたい。
存在感を魅せる時である。
2011.10.26 18:05
これほど鹿島の存在感が薄いシーズンも珍しい。リーグ戦では早々に優勝争いから脱落し、アジアCLも決勝トーナメント1回戦で姿を消した。自他ともに認めるJリーグの常勝軍団として、ナビスコ杯決勝は今季無冠の汚名をすすぐ一戦になる。
ナビスコ杯では鹿島らしい、しぶとさが光っている。準々決勝の横浜M戦は前半に2点を先制されながら、延長の末に3-2で撃破。準決勝の名古屋戦も延長戦にもつれ込む激戦となり、2-1で昨季リーグ王者を退けた。
東日本大震災で被災したクラブは、チームを一時解散させたほどのダメージを受けた。生まれ育った岩手県も甚大な被害を受けた大黒柱の小笠原は「リーグ戦とACLで結果を出せず、ナビスコ杯には特別な思いがある」と闘志を燃やす。
相手がJ2降格危機の浦和であっても、小笠原は「どんな状態でもレッズはレッズ」と気を引き締める。青森県出身で19歳の柴崎は「タイトルを取るチャンスに恵まれた」と胸を膨らませる。被災者の思いも背負ってはい上がってきた鹿島が、油断することなく頂点を目指す。(奥山次郎)
今季の鹿島は存在感が薄いと報じる産経新聞である。
確かに、優勝争いに加わること無く、不安定な戦いを続けておることは事実であろう。
この状況を払拭するためにも、ナビスコ杯のタイトルは必須である。
浦和という相手を警戒し、強い気持ちで挑みたい。
そしてルーキーの岳には初タイトルを与えたいところ。
関東という地のため、被災者である認識が世間には薄いが、どん底から這い上がった強さを見せたい。
タイトルに向けた貪欲で激しい感情を秘め、国立へ向かいたい。
存在感を魅せる時である。