鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ミニゲームに熱中

2011年10月06日 | Weblog
2011年10月06日(木)

横浜FM戦にスタメン出場した選手たちはランニングなどリカバリートレーニングを実施しました。その他のメンバーはミニゲームを行っています。

ミニゲームで汗を流す若手である。
ナビスコ杯・天皇杯と続く過密日程に於いて、彼等にも出場の機会があるのではなかろうか。
特に聖真は名古屋戦でベンチ入りしており、チャンスも近いと言えよう。
若手の躍動に期待である。

Fマリノス戦レポート

2011年10月06日 | Weblog
【ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 横浜FM】レポート:FW3人が揃って得点した鹿島が2点のビハインドをひっくり返す逆転勝利!準決勝に駒を進める(11.10.06)
10月5日(水) 2011 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝
鹿島 3 - 2 横浜FM (19:00/カシマ/4,804人)
得点者:1' オウンゴ-ル(横浜FM)、11' 渡邉千真(横浜FM)、49' 興梠慎三(鹿島)、73' 大迫勇也(鹿島)、111' 田代有三(鹿島)


この試合に生まれた5つのゴールが、すべて風下のゴールに決まったことは天候とまったく無関係ではないだろう。試合前から、強い雨風が吹き荒れた県立カシマサッカースタジアム。ホイッスル直後に鹿島が右サイドからクロスを上げたときは、好スタートを切ったと思われたが、その次の瞬間、思いもよらぬ事態が起きた。

ボールをキャッチした横浜FMの飯倉大樹がすばやく正確なキックを前線に蹴り込む。これを渡邉千真と併走しながら追いかけていた中田浩二だが、途中でボールを見失ってしまう。
「雨と風でボールが見えなかった」
そこで背後に控える曽ヶ端準に処理を任せようとしたところ、不運なことにボールが中田の頭に当たってしまう。転々と転がるボールは飛び出した曽ヶ端とすれ違い、無人のゴールに吸い込まれ、開始1分で横浜FMが先制点を得た。

その後、激しい雨が降っていることを感じさせないパスとトラップの技術の高さで、再び右サイドからチャンスをつくった鹿島だが、またもアクシデントに見舞われる。この日、日本代表に招集されていた増田誓志の代わりに先発した柴崎岳が自陣でのワンタッチパスをミス。相手に奪われたところを慌ててカバーにいった中田浩二がペナルティーエリア内で渡邉千真を倒してしまいPKの宣告。横浜FMが労せずして2点のリードを奪うこととなった。
ともに勝利から見離されていた状況だっただけに、横浜FMにすれば願ってもない得点であり、鹿島にとっては魔が差したような開始直後となってしまった。その後もボールは支配するものの、ドリブルなどを仕掛けていく選手は少なく、なかなかベクトルがゴールへ向かわない。せっかくの高い技術も、パス回しには役だったものの、ゴールを奪うところまで演出するには至らなかった。

しかし、後半に入り風上に立ったことで鹿島の状況が一変する。49分に興梠慎三が6月18日以来となる109日ぶりのゴールをあげると、73分には大迫勇也が強烈なミドルシュートを放って同点。「(中田)浩二さんのためにも取りたかった」と話す2人のゴールで、前半のビハインドを帳消しにした。

オズワルド オリヴェイラ監督の采配も冴えていたと言えるだろう。後半頭から遠藤康に代えて田代有三を投入。先の柏戦のように3トップで攻めるのかと思いきや、大迫を左MFに据え2トップは維持。大迫の突破力とゴール前の人数を保つ布陣は、横浜FMの守備を慌てさせるものだった。
そういう意味では、横浜FMとしては交代策が機能しなかったのが痛かった。1点リードしている状況で、小野裕二に代えてキム・クナン、渡邉千真に代えて大黒将志を送り込んだものの、戦況に大きな変化はなく大黒のループ気味のボレーシュートは、曽ヶ端が触ったことでバーをかすめながら外れていった。

後半終了間際から、中2日、中3日の厳しい日程で戦う両チームの選手たちの足が止まり始め、オープンな撃ち合いに。しかし、「みんなで取り返そうという気持ちがあった」とキャプテンの小笠原満男が語ったように、ミスはありながらも戦い方の狙いがハッキリしていた鹿島に対し、横浜FMはいまひとつ不透明。延長後半、またしても鹿島が風上に立つと、右サイドの新井場徹のクロスを田代が頭で叩き込み、ついに逆転。横浜FMに、それを覆す力は残っていなかった。
前半早々に2点をリードし、連敗脱出には絶好の機会だったが、そのリードを守りきれずに逆転負け。横浜FMにとっては、ダメージの大きい敗戦となってしまった。キャプテンである兵藤慎剛は「なかなか攻撃の形をつくれず、押し上げることができなかった」と振り返る。攻撃ではカウンターのチャンスもあったが、それ以外ではなかなか形にならなかったのは雨のせいだけではないはずだ。「もっとみんなで話さないといけない」と今後の課題を示した。

120分の死闘を制した鹿島は、これで準決勝へ進出。2002年以来となるヤマザキナビスコカップ制覇へ一歩近づいた。リーグ戦は苦しい状況なだけに、「ここまで来たら決勝に行かないと意味がない」(田代)と、タイトル獲得の意欲十分。久々の勝利だけでなく、FW3人が揃って得点したことでチームの勢いは増している。中3日で迎える名古屋との一戦も楽しみな試合となりそうだ。


以上
2011.10.06 Reported by 田中滋


天候が大きく左右したという田中氏のレポートである。
確かに中田コと岳のミスは強風と豪雨が生んだものであったであろう。
しかしながら、鹿島が得た3つのゴールは実力以外の何者でもないと思われる。
Fマリノスが攻め手無く防戦一方になっておったので、得点が決まるのは時間の問題であった。
それがFW三人のものであっただけである。
とはいえ、不調を託っておった攻撃陣が火を吹いたのは重畳である。
これにてチームに勢いが増し、短期決戦の今季のナビスコ杯制覇へ向けて予兆が見える。
週末が楽しみである。

日本代表・増田誓志、先発か

2011年10月06日 | Weblog
ザック、ベトナム戦で3―4―3再び!原口&増田初スタメン
 ベトナム戦は6月のキリン杯以来となる3―4―3で臨むことが決定的となった。5日の練習は冒頭15分だけの公開だったが、原口と増田がスタメンで代表初出場を果たすことが濃厚。増田は「初めてに等しいシステムなので、動き方も僕だけぎこちなかった。自分は途中出場より最初から出た方が生きると思います」と気合を入れた。

 長谷部とWボランチを組むのは浦和時代の後輩の細貝。ドイツでも頻繁に連絡を取り合う憧れの先輩とのコンビに「僕がずっと背中を見てやってきた人ですから」と力を込めた。3バックの左には槙野、右には伊野波が入り、代表出場数1ケタの選手が7人とフレッシュな顔ぶれとなった。

 キリン杯では2試合とも無得点に終わった3―4―3だが、アルベルト・ザッケローニ監督(58)にとってはセリエAのウディネーゼ、ACミランで旋風を起こした攻撃的システム。引いて守ることが予想されるベトナムに対しては有効だ。これまで出番に飢えていた若手が結果を出せば、タジキスタン戦に向け大きな収穫になる。

(2011年10月6日06時02分 スポーツ報知)

誓志が日本代表においてスタメンを与えられる様子。
しかしながら、紙面を読む限り本来のポジションであるボランチではなく、より攻撃的なポジションの模様である。
確かに誓志の能力は攻撃的であればあるほど発揮されるであろう。
このチャンスを活かし、日本代表に定着して欲しいと願う。
誓志の攻撃力が天下一品であることを魅せるのだ。
楽しみである。

Fマリノス戦報道

2011年10月06日 | Weblog
鹿島鬼門準々決勝を突破/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:鹿島3-2横浜>◇準々決勝◇5日◇カシマ

 鹿島が強い雨風の中での逆転勝ちで、鬼門を突破した。3年連続敗退していた準々決勝。開始44秒に相手GKが蹴ったボールが「雨と風でみえなかった」というDF中田浩二(32)の頭に当たりオウンゴール。同11分にも追加点を奪われたが、風上に立った後半に興梠、大迫の両FWが得点。延長戦に持ち込むと、同後半6分に途中出場のFW田代有三(29)が頭で決勝点を奪った。リーグ戦では首位と勝ち点差16の7位で優勝は絶望的。残されたタイトル奪取へ、田代は「決勝にいかないと意味がない」と強く言い切った。
 [2011年10月6日7時38分 紙面から]

【鹿島】田代弾4年ぶり4強/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:鹿島3-2横浜>◇準々決勝◇5日◇カシマ

 鹿島が延長戦の末に横浜を逆転勝ちで下し、4年ぶりの4強進出を決めた。前半1分、11分とゴールを許したが、強い風の中で風上に立った後半に攻勢。4分にFW興梠慎三(25)、28分にFW大迫勇也(21)の得点で追いつき、延長戦へ。延長後半6分に途中出場のFW田代有三(29)が頭で決勝点を奪った。殊勲の田代は「リーグ戦でもチャンスがあったけど、逃していた。ここぞっていうところで決まってくれて良かった」と振り返った。
 [2011年10月5日22時36分]

鹿島・大迫、強烈ミドル弾!/ナビスコ杯
2011.10.6 05:00


横浜Mの包囲網をかいくぐり、突破を図る鹿島・大迫(9番)。後半28分に同点弾を決めた (撮影・大橋純人)

 ナビスコ杯準々決勝(5日、鹿島3-2横浜M、カシマ)一発勝負となる準々決勝を行い、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した4チームが登場した。鹿島は1-2とリードを許した後半28分、FW大迫勇也(21)が同点弾。延長戦を制し、3-2で4年ぶりのベスト4進出を決めた。
 次代の日本代表エース候補が土壇場の勝負強さを見せつけた。1-2で迎えた後半28分、GK曽ケ端から受けたボールを巧みなステップで操ると、強烈なミドルシュート。ポストに当たり入ったゴールが、乱戦を振り出しに戻した。

 「きれいに(コースが)空いていたんで入ってよかった。Jリーグでもふがいない結果だったので、絶対に勝ちたかった」と大迫。鹿島は2007年以来、4年ぶりのベスト4進出。リーグ戦では首位と勝ち点16差の7位と絶望的となったチームの15冠目に向け、歩を進めた。

 試合中、スタジアムのある鹿行(ろっこう)地域には「大雨・強風・波浪・洪水・濃霧」注意報が発令されていた。雨風が渦巻き、試合開始44秒に相手キーパーキックからDF中田の頭に当たるオウンゴールで失点。同11分にはPKをとられ、早々に2失点した。

 「2点リードされて逆にみんなまとまれた」という大迫は、後半からはFW田代を投入する攻撃的布陣で左MFの位置でプレー。延長でも、たびたびゴールに攻め込み、逆転を呼び込んだ。

 準決勝の相手はU-22代表で定位置を争うFW永井との“直接対決”となる名古屋。「次も勝てないと意味ない」。スターの登竜門で大迫が本物の輝きを身につける。 (佐藤ハルカ)
(紙面から)



延長後半、勝ち越しゴールを決め雄叫びをあげる鹿島・田代有三=5日、カシマスタジアム(撮影・大橋純人)


後半、同点ゴールを決める鹿島・大迫(右)=カシマ


後半、同点ゴールを決めた鹿島・大迫勇也(左)=5日、カシマスタジアム(撮影・大橋純人)


後半、同点ゴールを決め喜ぶ鹿島・大迫勇也(右)=5日、カシマスタジアム(撮影・大橋純人)


前半、激しく競り合う鹿島・小笠原(左)と横浜M・小椋=カシマ


前半、ゴール前のクロスに飛び込んだ鹿島・興梠慎三だが惜しくも合わず=5日、カシマスタジアム(撮影・大橋純人)


前半、横浜M・中沢佑二と競り合い倒される鹿島・大迫勇也(下) =5日午後、カシマスタジアム(撮影・大橋純人)


U―22大迫 “兄貴”を救った同点弾、鹿島4強入り
ナビスコ杯準々決勝 鹿島3-2横浜 (10月5日 カシマ)


<鹿島・横浜>後半、ゴールを決める鹿島・大迫
Photo By スポニチ


 鹿島はU―22日本代表FW大迫が“兄貴”を救うゴールを決めた。ピッチ内外で慕う中田が開始45秒にオウンゴール、前半11分にはPKを許して2失点に絡み、大迫は「ああいう形で失点して点を取りたい気持ちが強くなった」と発奮。

 前半は2点のリードを許したが、後半4分の興梠の反撃弾に続き、後半28分には自らが曽ケ端のフィードを受けて反転して右足でネットを揺らした。延長後半6分には田代が決勝弾。FW3人がそろい踏みで、07年以来4年ぶりの4強入りを果たした。
[ 2011年10月6日 06:00 ]

鹿島・興梠17戦ぶりゴールで逆転4強…ナビスコ杯
 ◆ナビスコ杯準々決勝 鹿島3―2横浜M(5日・カシマ) 鹿島は3トップが1得点ずつを挙げ、2点差をひっくり返した。公式戦出場17試合ぶりのゴールを挙げた興梠が「難しい方が決まる」とトラップからの回転シュートで口火を切ると、FW大迫が「何本でも打とうと思った」と同点ミドル。最後はFW田代が決勝ヘッドを決めた。MF小笠原は「みんなが取り返そうという気持ち。うちの良さが出た」と締めた。
(2011年10月6日06時01分 スポーツ報知)

鹿島が逆転勝利、ホーム4戦ぶりの白星
 「ナビスコ杯準々決勝、鹿島3‐2横浜M」(5日、カシマ)

 鹿島が真の力を発揮した。前半1分に相手のロングボールがDF中田の頭に当たるオウンゴールで失点。一時は2点差をつけられたが、はね返した。荒天の影響もあり観衆は今季最少の4804人。だが、劇的な逆転でホーム4試合ぶりの白星をプレゼントした。

 同点ゴールを決めたFW大迫は「(中田)浩二さんのために決めたかった」と笑顔を見せた。普段助けられている守備陣に恩返しできた。

 4度目の制覇にあと2勝。決勝ゴールのFW田代は「絶対勝つという強い気持ちでやりたい」と宣言した。リーグ戦では本来の力を出し切れていない“眠れる獅子”が、目覚めようとしている。

(2011年10月6日)

ニッカンは勝ち越し弾の田代、サンスポ・スポニチは同点弾の大迫、報知は反撃の狼煙を上げた興梠である。
扱いは大迫が大きいが、難易度の高いシュートを決めた興梠を報じる報知が白眉と言えよう。
本人も「難しい方が決まる」と述べており、ボールを受けてからのシュートの流れは美しかった。
エースのゴールでチームは勝利、今季初の戴冠へ向けて、我等は走る。
日曜が楽しみである。

伊東くん、仮契約

2011年10月06日 | Weblog
静岡学園DF伊東が鹿島と仮契約

鹿島入りが正式に決まり笑顔を見せる静岡学園DF伊東(右から2人目)

 静岡学園DF伊東幸敏主将(3年)の表情は決意に満ちあふれていた。5日、静岡市内の同校で入団が内定していた鹿島と仮契約を結んだ。川口修監督(38)ら関係者が見守る中、契約書にサイン。その後行われた会見では「早く試合に絡めるように頑張ります。将来は代表に入ってみんなに注目されるようなプレーヤーになりたい」と堂々と話した。

 晴れて正式に入団が決まった伊東について鹿島の椎本邦一スカウト担当部長(53)は、鹿島から世界に羽ばたいたDF内田篤人の名前を挙げ「攻撃力と運動量、正確なクロスでチャンスをつくれる。同じにおいがする」と高く評価。川口監督も「1年目からどんどん勝負してもらいたい。それだけの実力はあるし、このまま努力を続けてほしい」とエールを送った。

 この日、最愛の母浩見さん(51)も同席。伊東には特別な思いがあった。小学2年の時に父昭司さんが42歳の若さで突然、他界。以来、浩見さんが必死にサポートしてくれた。朝練が始まる高校進学時には、富士市から練習グラウンドの近くに引っ越しまでしてくれた。浩見さんは「いろいろと大変でしたけどね」と笑顔で話すだけだが、その苦労は伊東自身しっかりと胸に刻んでいる。

 父への報告も済ませ「サッカーに集中させてもらえて、本当に感謝しています。恩返しするためにもここからが勝負。今まで以上に必死に頑張ります」と、さらなる飛躍を誓った。【前田和哉】

 ◆伊東幸敏(いとう・ゆきとし)1993年(平5)9月3日、富士市生まれ。小2から丘SSSでサッカーを始め、富士JFC(富士選抜)にも選出される。中学から同校に入学。静学史上62人目のJリーガーで、中高一貫教育の選手としては昨年度卒業の川崎FのMF大島に続き2人目。50メートルは6秒3。174センチ、66キロ。足は26・5センチ。右利き。家族は母と姉。血液型B。

 [2011年10月6日11時32分 紙面から]

静学DF伊藤 鹿島と仮契約!内田2世誕生に期待

鹿島の社有車の前でプロでの飛躍を誓う静岡学園DF伊東
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 来季の鹿島加入が内定した静岡学園のDF伊東幸敏(18)が静岡市内の同校で仮契約を結んだ後、会見を行った。

 右サイドバックが本職で“ポスト内田”と期待される伊東は「アントラーズは内田選手のような素晴らしい選手を羽ばたかせている」と鹿島入りを決断した理由を挙げ「将来は日本代表に入りたい」と抱負を語った。鹿島の椎本スカウトは「篤人(内田)と同じにおいがする」と攻撃力が魅力の伊東に期待を高めた。
[ 2011年10月6日 06:00 ]

「篤人と同じにおい」静学のウッチー2世 鹿島と仮契約

会見に臨んだ(左から)石田校長、鹿島・椎本スカウト、伊東、川口監督
Photo By スポニチ


 J1鹿島入りが内定している静岡学園のDF伊東幸敏主将(3年)が5日、静岡市葵区の同校で仮契約を結び、会見した。将来は「日本代表に入りたい」と抱負を語った伊東は、鹿島入りを決断した理由について「内田選手(シャルケ)のように、素晴らしい選手を羽ばたかせてくれる」と、鹿島から期待されている“ポスト・内田”を強く意識した。

 鹿島の椎本邦一スカウト担当部長(53)は「右サイドバックは来季の補強ポイントだった。何人かの候補の中から伊東くんに決めた。ウチのサイドバックは攻撃ができないといけない」と運動量、推進力、クロスの正確さを高く評価した。

 清水東から内田を獲得したのも椎本スカウトで「篤人と同じにおいがした」と、昨秋に初めてプレーを見たときの印象を話す。「どちらも攻撃が魅力。とにかく前に行く。さらに伊東くんは静学らしい選手」と個人技も高く評価する。

 今後は2年連続の全国高校選手権出場を目指す。伊東は「昨年の高円宮杯(全日本ユース選手権)はケガで国立に行けなかった。全国で国立に行って勝ちたい」と高校最後の大会で頂点に立って、プロ生活をスタートさせる。

 ◆伊東 幸敏(いとう・ゆきとし)1993年(平5)9月3日、富士市生まれの18歳。小学2年生の時に丘SSSでサッカーを始め、市選抜の富士JFCに選出される。静岡学園中―静岡学園高。50メートル走6秒3。好きなサッカー選手は日本代表DF内田篤人。家族は母と姉。1メートル74、66キロ。血液型B。
[ 2011年10月6日 11:55 ]

伊東選手「W杯出たい」
鹿島と仮契約 「Jで活躍、日本代表に」


「日本代表を目指す」と意気込む伊東選手(5日、静岡市葵区の静岡学園で)

 静岡学園サッカー部のDF伊東幸敏選手(18)が5日、サッカーJ1・鹿島アントラーズと仮契約を結び、静岡市葵区の同校で記者会見を開いた。伊東選手は「県代表としてJリーグの強豪で活躍し、日本代表を目指す」と意気込んだ。

 伊東選手は富士市出身。豊富な運動量と50メートル6秒0の俊足を生かしたドリブル突破が持ち味だ。今年1月の全国高校サッカー選手権大会では、右サイドバック(SB)として16強入りに貢献。今季は主将としてチームを率いた。

 同校からのJリーグ入りは、J1・川崎フロンターレに今季入団したMF大島僚太選手に続いて2年連続。伊東選手は「Jでもボールを持ったら必ず1対1を仕掛けて観客をワクワクさせたい」と意気込む一方、「当たり負けしないフィジカルを身につけるのが課題」と冷静に自分を見つめた。

 鹿島の椎本邦一・スカウト担当部長は「DFに攻撃参加が求められる鹿島に必要な選手。前に飛び出す運動量と正確なクロスで好機を作れるはず」と評価した。

 目標は、県出身の日本代表右SB内田篤人選手(独・シャルケ、前・鹿島所属)。「内田選手のように鹿島でスタメンに定着して日本代表入りし、W杯に出場したい」と力強く前を見据えた。

(2011年10月6日 読売新聞)

静岡学園・伊東選手がJ1鹿島へ 「憧れ」の舞台の一員に
2011年10月6日

 静岡市葵区の静岡学園高サッカー部3年の伊東幸敏選手(18)=富士市厚原=が5日、サッカーJリーグ一部の鹿島アントラーズと入団の仮契約を結んだ。伊東選手は同校が開いた会見で「憧れの選手たちの良いプレーから学び、少しでも早くチームに貢献したい」と語った。
 伊東選手はDFで、豊富な運動量と積極的な攻撃姿勢が持ち味。小学2年でサッカーを始め、中高一貫校のサッカー部に6年間所属、現在は主将も務める。今夏の全国高校総体は負傷で欠場したが、これまでの全国大会などの活躍が認められ、入団が内定した。県内出身のサッカー日本代表で、かつて鹿島アントラーズに所属したDF内田篤人選手(独シャルケ)を目標に掲げ、「内田選手を超える選手になり、いつか日本代表として戦いたい」と目を輝かせた。
 会見に同席した鹿島アントラーズの椎本邦一・スカウト担当部長は「攻撃参加できる右サイドバックを求めていた。彼はチャンスをつくる力がある」と獲得理由を説明した。 (石原猛)

静岡学園高DF伊東 J1鹿島と仮契約
(10/ 6 09:38)


静岡学園高の川口修監督(右)ら関係者とともに記念撮影に納まる伊東(中央右)=静岡市葵区の静岡学園高

 静岡学園高サッカー部3年のDF伊東幸敏主将(18)=174センチ、66キロ=が5日、J1鹿島と仮契約を結び、静岡市葵区の同校で入団会見に臨んだ。昨年度卒業生の川崎F・MF大島僚太(18)らに続き、同校64人目のプロ選手となった。
 学校関係者や家族が見守る中、伊東は「日本を代表するクラブの一員となれて光栄。持ち味の積極的な攻撃姿勢をプロでも貫きたい」と宣言。鹿島を経てドイツ・シャルケに移籍した日本代表の内田篤人(清水東高出)の名前を挙げ、「開幕スタメンをつかみ、鹿島から日本代表へ登り詰めたい」と決意を語った。
 同席した鹿島の椎本邦一強化部スカウト担当部長は「鹿島のサイドバックは攻撃参加ができることが前提。前に行く力、好機を演出する力を評価した」と期待を寄せた。
 伊東は富士市出身で、静岡学園中から静岡学園高へ進んだ。1年から頭角を現し2年秋には右サイドバックとして定位置を獲得。今年の県高校総体などでの活躍が評価され、7月末に正式オファーを受けていた。


仮契約を済ませた伊東くんである。
日本代表を目指すと意気込み十分と言えよう。
篤人二世の呼び声も高いが、伊東くんの持ち味を出せれば、レギュラーも近付こう。
ところで、スポニチよ、ヘッドラインが「伊藤」になっておる。
注意を促したい。

Fマリノス戦コメント

2011年10月06日 | Weblog
Jリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
不運はどんな試合でも我々にも相手にも起こりうること。1失点目は中田の頭にボールが当たってのオウンゴール、2失点目は若い柴崎が負傷明けということもあって、試合勘が戻っていない中で出してしまった不用意なバックパスからだった。しかしそこから彼らが盛り返したことは評価したい。前回の横浜FM戦は国立で同じように早い時間帯で失点してしまったが、今回は前回と違い、選手たちが落ち着いて劣勢を挽回した。2点ビハインドという状況と天候を考えると細かいパスワークで攻めるのは難しいので、早めに田代を入れて攻め方を変えた。こういう試合であれば体力の消耗とともに、終盤にはどうしてもミスが出るもの。選手たちはそれを良く理解して、うまく相手の体力を消耗させる戦い方ができたと思う。最初の10分で2失点したのは横浜FM相手には大変厳しい状況。しかし先ずは1点返し、そして同点に追いつくということを選手たちもしっかりと目指し、不運を乗り越える作業を徹底した。今日のような試合をどのように乗り越えたかを考え、それを継続していければまた新たなステージに上がれると思う。

【小笠原 満男】
90分で勝ちたかった。2点先行されると難しい試合になる。リーグ戦でもカップ戦でも、いつも通り同じことをやった。2失点して毎回ひっくり返せる訳ではないので先制したい。自分のプレーは良くない。

【興梠 慎三】
もう1点取れていた。前回の得点から3ヵ月も経っている。ループシュートのシーンは、もっと前に運べば良かったかもしれない。勢いで蹴った。目の前にあるタイトルは、ナビスコカップなので狙いたい。いつもDFに助けられているので、そのミスを取り返したいと思ってやった。良い時間に1点を取れたと思う。

【田代 有三】
リーグ戦は得点のチャンスがあったが逃してきた。ここで1本決められて良かった。また次が戦えるので勝てるように準備をしたい。決勝にいかないと意味がない。勝つという強い気持ちを持って臨みたい。




2011年10月05日(水)

本日行われたナビスコカップ準々決勝 横浜FM戦は、3-2で勝利しました。詳細はマッチレビューをご覧ください。なお、これでアントラーズは準決勝進出、対戦相手は名古屋となります。

【ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 横浜FM】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.10.05)
10月5日(水) 2011 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝
鹿島 3 - 2 横浜FM (19:00/カシマ/4,804人)
得点者:1' オウンゴ-ル(横浜FM)、11' 渡邉千真(横浜FM)、49' 興梠慎三(鹿島)、73' 大迫勇也(鹿島)、111' 田代有三(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
「みなさん、こんばんは。今日はちょっとジャージで指揮をとらしてもらったので、こういう雨でしたのでびしょ濡れになって体が冷えてしまったのでシャワーを浴びさせてもらいました。時間がかかってしまってすみません」

Q:立ち上がり、選手が集中していないというか、入り方がフワッと入った感じがしました。F・マリノスのプレスにやられていたように思いましたが、田代選手を入れた狙いを聞かせて下さい。

「不運という部分では、どの試合でも我々だけでなくどの相手にも起きうる可能性があったわけで、1失点目は、中田選手に当たってコースが変わってゴールに入ってしまいました。2失点目に関しては、柴崎選手が、少しずつ慣れさせたいということで起用しているわけですが、今回は怪我をして時間が経ってから送りだそうとしていたところで、試合勘やリズムがまだ遠ざかっていた影響がありました。あとは普段出来ている落ち着いたプレーというのが、その場面ではできなくて、不用意なバックパスをしてしまってそこからPKを献上してしまうという状況でした。
ただ、それ以降、彼らが見せたパフォーマンスは帳消しに出来る内容でしたし、戦う姿勢や意志は評価しないといけないと思います。前回、F・マリノスとのリーグ戦は再開時の五月だったと思いますが、国立競技場で早い時間帯で連携の不注意から失点してしまって、あの時は挽回することができず、逆転することができませんでした。今回は選手たちが落ち着いて、状況を判断してやった部分があったのではないかと思います。
また、田代選手の投入は予想していた時間帯よりもっと早い段階で進めなければいけませんでした。それは当然ながら、今日の天候を考えたなかで、どうしても2点ビハインドという状況、通常我々がやるパスワークからの崩しで得点をするということが、ピッチコンディションを考えた時に、水を含んでいくボールがなかなか正確にコントロールできなくなる状況があったので、そこでひとつは相手のDFの選手に体力的な消耗を強いる、同時に我々が違う戦法で田代選手をターゲットにやっていくというのが狙いとしてありました。それがすぐに効果が出れば良いわけですが、出ない時もあります。ただ、貯めた疲労というのは試合の終盤になればどこかで相手のミスを誘えるし、それは単純なミスであったり、ポジショニングのミスであったり、いろんな形があるわけですが、それを誘っていくという部分で投入を考えて、選手たちがうまく理解して、その機能性と役割を実践してくれたんだと思います」

Q:後半、大迫選手が2列目になって、前を向けるためか積極的な姿勢が見られました。後半の大迫選手の評価をお願いします。

「大迫選手は、ひとつは前でも仕事が出来る、得点をすることが出来ます。もうひとつ、サイドでも今日やってもらった役割を、ドリブルだったりスペースを探しながら侵入していく突破も、できます。また、突破してからの味方に対するアシストもできるということで、そういった役割を与えています。今日はうまくその部分を理解してやってくれたのではないかと思います」

Q:今シーズンの鹿島アントラーズは勝負を決めるあと1点が取れない、勝ちきれない試合が多いシーズンだと思うのですが、そういうなかで今日のゲームは90分のなかでの前半は不運な失点もありましたし、キビシイ内容だったと思います。しかし、90分で同点、延長で逆転。しかもFW3人が点を取って勝ったという内容について、このような試合ができたことについて監督はどのようにとらえていますでしょうか?

「正しい分析をされているというのが、僕はありがたく思います。逆に優勝した時よりも、今シーズンは試合を支配する、あるいは相手をコントロールするということに関して、一番出来ているシーズンではないかと思います。ただ、押している時に点が取れなかったり、勝ち越しゴールが取れなかったりということから、引き分けたり敗戦したりという部分があったので、そういうところができるようになって、チャンスが出来た時に決めることができれば、ガラッと変わるわけです。

今日のマリノスさんにしても、ガンバさんにしても、グランパスさんにしても、彼らを完全に支配したり、多くの時間帯で支配することが出来たのは、今シーズンが初めてではないかと思います。今季は豊田スタジアム、この間はカシマスタジアムで試合をしましたけど、相手をしっかりとコントロールして試合運びができるというのは、今までなかったことですし、それができるようになったと言うことは、チームとしての新たな成長が見られたんだと思います。あとは自分たちの流れになった時に得点をするようにしなくてはいけない部分が、まだ部分的に課題として残っています。当然、生き物がやっているスポーツですから、1個良くなれば、別のどこかがおかしくなるということがよくあります。できるだけ、そうならないように微調整を毎日しているところです。

今日の試合では、時間帯は詳しく覚えていませんが、立ち上がりの1分と10分以内で、2失点をしました。F・マリノスさんという相手を考えれば、かなりハードでタフな条件を突きつけられたわけですが、ただ、そこから選手たちに言い続けたのは試合は90分である、と。90分のなかで、そしてナビスコカップでは90分を同点で終われば延長戦があるので、まず1点を取る、そして同点に追い付く。もし90分で終わることができれば良いし、出来なければ延長戦でしっかり終わらせよう、という落ち着きを選手たちに与えましたし、慌てることなくやろうと言いました。

試合において不運は付きものであって、それをみんなでやり直すという作業を徹底すればいいわけです。その成果が、今日の試合の結果に繋がっていると思いますし、本当に現場の一員として喜ばしい勝利だと思います。あとは一人ひとりが、今日のこういった苦しい状況をどのようにプラスに持っていったのかを、今後も継続して忘れずに取り組むことが重要であり、それができればまた新たな形のチームが見せられるのではないかと思います」


以上

【ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 横浜FM】試合終了後の各選手コメント(11.10.05)
●小笠原満男選手(鹿島):
「本来なら90分でスッキリ勝ちたかった。2点先行される苦しいなか、みんなよく頑張ったと思います。僕らはリーグ戦だろうがナビスコカップだろうが、いつも勝利を求めてやっているので、特にやることは変わらなかった。2失点してしまうと毎回毎回、追いつけるわけではないので、やっぱり先制したい。
(次、対戦する名古屋については)勝てるようにいい準備をして、勝利したいです。
慌てちゃうのが良くない。一番良くないのはゴールまでいけないこと。今日はそんなこともなかった。蹴りすぎるとなかなかゴールに結びつかない。いい時は繋げる。
(ミスがあっても全員が手を叩いたりして盛り上げていたが?)
みんなで取り返そうと言う気持ちが合った。それができるのがこのチームの良さだと思う」

●興梠慎三選手(鹿島):
「もう1点取れたかなあ。もっと前に運べばよかったかも。勢いでいってしまった。リーグ戦はちょっとタイトルを取れる可能性は低いから、目の前にあるのはナビスコカップなので、気を引き締めて臨んだけど…。今じゃ笑えるけど、ああいう形になって、浩ちゃんのプレーミスになってしまって、いつもDFには助けられているので、どうにかしてそのミスを取り返したいと思ってた。良い時間帯で取れたと思う。簡単なシュートより難しいシュートの方が入る。1点とれればいけると思ってた。次も名古屋なんで、得意か苦手かと言われたら得意な方。とりあえずリーグ戦でも点が取りたいです」

●田代有三選手(鹿島):
「リーグ戦でチャンスを逃してきたので、ここで1本来て、決まって良かった。次も戦える良い準備をしてリーグ戦に繋げたいと思います。ここまで来たら決勝にいかないと意味が無い」

●大迫勇也選手(鹿島):
「綺麗に空いてたので入ってよかった。負けられない状況だったし、この間も不甲斐ない試合をしたので、後半、みんなで頑張ろうと言っていた。もっと点が取れるところもあった。名古屋には借りを返したい。ガンガン仕掛けたいです。次勝たないと、今日勝った意味がないので頑張りたい」


[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 横浜FM ]

49分に興梠慎三のゴールで1点を返すと迎えた73分、後方からのロングキックを大迫勇也がワントラップから右足で素晴らしいミドルシュートを決めて同点に追い付く。
写真は大迫勇也の得点シーン。

[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 横浜FM ]

同点に追い付いた鹿島は111分、右から新井場徹のクロスを途中出場の田代有三(写真)がヘッドで合わせて、試合をひっくり返す。

[ ヤマザキナビスコカップ:準々決勝 鹿島 vs 横浜FM ]

試合は2点のビハインドをホームの鹿島が、逆転し延長戦の末、3-2で横浜FMに勝利。鹿島は3年連続でベスト8で敗退していたが、4年ぶりに準決勝進出を果たした。
写真は試合後、サポーターに挨拶する鹿島の選手たち。


オリヴェイラ監督就任以降、ボールキープに関してはもっとも出来ておると語っておる。
実際に何故失点したのか疑問であった試合も多かった。
とはいえ、結果は結果、真摯に受け止めて修正してきたと思われる。
失点以上のゴールを決めれば勝利を掴むもの。
この試合はそれが出来、勝利を飾ることとなった。
興梠に至っては、結果以上の得点を奪えたとコメントしておる。
実際にそのように見えたことも事実である。
次の名古屋戦で得点を重ね鬱憤を晴らして欲しい。
期待しておる。