鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

大迫・岳・源、U-22日本代表候補合宿招集

2011年10月13日 | Weblog
U-22日本代表候補メンバーに大迫、柴崎、昌子選手が選出 2011/10/13
本日、U-22日本代表候補トレーニングキャンプ(10/17~10/19)のメンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、大迫勇也選手、柴崎岳選手、昌子源選手が選出されました。


U-22日本代表候補の合宿に大迫・岳・源の三人が召集された。
レギュラーの大迫はともかく、このチームに初選出の岳と源は驚きである。
それほど、この二人のプラチナが輝いておると言えよう。
岳は中盤を支え、公式戦連勝に貢献しておる。
源は昨日の天皇杯にて公式戦初出場ながら、堂々したプレイを魅せ、チームを完封勝利に導いておる。
ボランチとCBはU-22の穴であっただけに、この合宿で名を上げ、チームに定着して欲しいと願う。
期待しておる。

筑波大戦レポート

2011年10月13日 | Weblog
【第91回天皇杯 2回戦 鹿島 vs 筑波大】レポート:序盤、相手にペースを握られるも田代・大迫の2トップが得点した鹿島が、筑波大を退ける(11.10.13)
10月12日(水) 第91回天皇杯 2回戦
鹿島 2 - 0 筑波大 (19:00/カシマ/3,468人)
得点者:33' 田代 有三(鹿島)、38' 大迫 勇也(鹿島)


尻上がりに調子をあげ、関東大学リーグで首位を走る筑波大の実力は伊達ではなかった。序盤から、試合のペースを握ったのは筑波大。鹿島は完全に相手のペースでサッカーをしなければならなかった。しかし、前半25分過ぎから戦い方を修正。慌てることなくパスを繋ぎ、相手のファウルを誘うとFKから先制点を奪う。5分後にも追加点をあげた鹿島が順当に勝利を収めた。

筑波大とすれば悔しい敗戦と言えるだろう。[4-2-3-1]の布陣だった筑波大は、ボランチに入った背番号10 八反田康平から攻撃を展開、センターバックの2人との細かなパス交換で鹿島の守備陣形をはがすと、スルスルとドリブル。何度となくバイタルエリアに侵入することに成功する。序盤は筑波大がボールを支配する展開となった。
しかし、鹿島相手ということで少なからず気負いがあったのか、シュートはほとんどがミドルレンジからのもの。監督の風間八宏氏が「もっと中まで入って行けた場面が、何本も僕の中ではありました」と振り返ったとおり、もう少しゴールまで近づくことが出来た場面もあっただけに、鹿島からすれば助かるシュートセレクトだった。
とはいえ、ゴールまでは紙一重。22分には背番号3 谷口彰悟のくさびを受けた背番号14 玉城峻吾が、巧い反転からミドルシュート。キーパーの曽ヶ端準が見送った弾道は、惜しくもポストの角を叩く。ヒヤリとさせられた場面に会場はどよめいた。

ただし、25分ころからペースが変わる。気を良くした筑波大が勢いよくボールを奪いに来るところを逆手に取ることで、鹿島の選手たちはファウルを誘うようになる。レフリーの笛でゲームが止まるようになると、次第にペースは鹿島へ。すると33分、わざとゆったりプレーすることで相手にファウルさせた遠藤康が、右サイドでFKを得る。左利きの遠藤からゴールに向かうクロスが送られると、そこに田代有三が頭で合わせ、苦しいなかでも先制点を奪った。

さらに38分、自陣の右サイドで遠藤がボールを奪うと右足で前線にフィード。このパスが、ダイアゴナルに走ってDFラインの裏に抜け出た大迫勇也に渡り、トラップすることなくそのまま右足を振り抜いたシュートが、キーパーの手をすり抜けて逆サイドへ突き刺さり、あっという間に2点目を追加した。
後半から、鹿島は無理にボールを奪いに行かずバイタルエリアを埋めるようになると、筑波大のパスやドリブルはその網にかかってしまい、徐々に攻め手を失う。興梠慎三、本山雅志を投入し、つねに攻撃を活性化させた鹿島が、その後もペースを明け渡さず90分を終えた。

連戦のさなかだった鹿島は、野沢拓也、小笠原満男といった主力選手を休ませながら、難敵の筑波大を退ける勝利。高卒新人の昌子源も危なげないプレーを見せ、今後に期待を持たせた。とはいえ、この試合でタルタが負傷。フェリペ・ガブリエル、岩政大樹、中田浩二など、怪我人が相次いでいただけに、またもその数が増えてしまったのは残念だ。リーグ戦の成績が厳しくなっただけに、なんとしても天皇杯を制し、来季もAFCチャンピオンズリーグへの切符を手にしたいところ。その目標に向け、まずは順調な船出となった。


以上
2011.10.13 Reported by 田中滋


試合の流れを追ったレポートである。
特に感情の起伏があった試合ではない。
プロが真面目に試合をし、アマチュアを破った。
そのように伝えたいところであろう。
とはいえ、この試合の持つ意味は鹿島にとって大きい。
メンバー落とし、やりくりをして過密日程を乗り越え、アジアへの挑戦権を引き寄せた。
ここから波に乗り、カップ・ウイナーを目指そうではないか。
気持ちが高ぶらせて、11月16日もスタジアムへ向かう。
楽しみである。

筑波大戦報道

2011年10月13日 | Weblog
ルーキー昌子「90分長かった」/天皇杯

後半、競り合う鹿島遠藤(左)と筑波大・山越(共同)

<天皇杯:鹿島2-0筑波大>◇2回戦◇12日◇カシマ

 鹿島DF昌子源(18)がプロ初出場を果たした。今季、米子北(鳥取)から入団した高卒ルーキー。1対1やカバリングなど、安定したプレーで無失点に貢献した。「90分長かった。こんなに長いとは思わなかった。でも、紅白戦よりは冷静にプレーできた。剛(大岩コーチ)さんが『安心して見ていられた』と言ってくれた。これほどうれしいことはない。やっとプロの仲間入りができたという実感がある」と振り返った。
 [2011年10月12日22時57分]

鹿島 連覇に向けて好発進、大迫が3戦連続弾
天皇杯2回戦 鹿島2―0筑波大 (10月12日 カシマ)

 2回戦の残り8試合を行い、前回優勝の鹿島など全てJ1勢が順当に勝ち進んだ。3回戦の16試合は11月16日に行われる。

 鹿島は連覇に向けて好発進した。前半33分に田代のヘッドで先制すると、その5分後には大迫が右足で公式戦3戦連続弾を記録。9日のナビスコ杯準決勝から先発4人を入れ替えながらも順当勝ちした。公式戦デビューとなった昌子(しょうじ)は「初めは緊張でガチガチだったけど、途中から冷静にプレーできた」と納得の表情。既にリーグ戦の3位以内は絶望的で、来季ACL出場権獲得に向けて天皇杯に懸ける思いは強い。

[ 2011年10月13日 06:00 ]

天皇杯サッカー 鹿島、3回戦へ 筑波大に2-0

【写真説明】
鹿島―筑波大 前半38分、チーム2点目のゴールを決め喜ぶ鹿島・大迫(右から3人目)と田代ら=カシマスタジアム


サッカーの第91回天皇杯全日本選手権第7日は12日、各地で2回戦の残り8試合を行い、鹿嶋市のカシマスタジアムで行われたJ1鹿島-筑波大戦は、鹿島が2-0で勝って3回戦に駒を進めた。
2年連続5度目の優勝を狙う鹿島は前半33分に田代、同38分に大迫がゴールを決めて優勢に立ち、後半もボールを支配して力の差を見せつけた。
本県代表の筑波大は前半途中まで善戦したが得点を奪えなかった。


岳に続いて高卒ルーキーとしてデビューした昌子源である。
緊張してガチガチだったとは言うが、安心して観ていられる出来であった印象である。
大岩の太鼓判もあり、今後の起用に期待がかかる。
岩政が負傷中の現在は本職CBは源一人だけである。
相手の攻撃を弾き返す壁となるのだ、両足から低く鋭いフィードを送るのだ。
楽しみである。

新潟・ウッチー、先制点をアシスト

2011年10月13日 | Weblog
【第91回天皇杯 2回戦 新潟 vs 富山ク】試合終了後の各選手コメント(11.10.12)
●内田潤選手(新潟)
「先制点をアシストできてよかった。あれでチームに勢いを与えられたのならうれしい。ブルーノがいい位置にいてくれた。個人的には久しぶりのビッグスワンだったので、楽しんでプレーすることができた。90分ピッチに立っていてもスタミナに不安はない。アピールにはなったと思う」

[ 第91回天皇杯 2回戦 新潟 vs 富山ク ]

新潟のゴール裏に掲げられた「内田潤」の横断幕。ホーム戦今季初出場のベテランにサポーターが寄せる期待は大きい。

先制点をアシストしたウッチーである。
まだまだ新潟で戦力となっておる模様。
これは嬉しい。
鹿島を出、新潟でポジションを得た後、キャプテンにまで上り詰めておる。
鹿島産のSBの能力の高さが証明された例のひとつと言えよう。
新潟のウッチーに注目である。

筑波大戦コメント

2011年10月13日 | Weblog
天皇杯全日本サッカー選手権 2回戦


鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
天皇杯では2日前に大宮が福岡大に負けたりということが起きたりする。対戦相手にしてみれば、年に一度だけプロと公式戦が戦えるチャンス。こちらがしっかりと注意して入っていれば問題ないのだが、選手の中には格下という意識が消えない選手もいる。そうなると危険なわけだが、残念ながら何人かはそういった意識を持っていた選手が見受けられたように思える。タイトルの確率が高いものを先ずはしっかり追わなければいけないわけだから、選手たちにはしっかり戦うように言った。

【遠藤 康】
前半はバタバタしたけど、徐々に落ち着き始めた。筑波大の9番は足が速いし、センターバックも良かった。相手にあれだけドリブルされるとやっかい。

【大迫 勇也】
ラインが高かったので裏を狙おうと思った。今日は内容よりも勝つことが大事。もう少し集中して入りたかった。相手は大学生だから決めて当然。1点じゃ足りない。

【増田 誓志】
試合に出場する事は分かっていたが試合をやってない分、体が重かった。これくらいでやれないと駄目だと思う。メンタルが弱いんでしょうね。自分が思うにこれまでの中で一番悪い出来だった。ミスも多かったし動けていない。


2011年10月12日(水)

本日行われた天皇杯2回戦 筑波大戦は、2-0で勝利しました。詳細はマッチレビューをご覧ください。なお、この結果、アントラーズは3回戦へ進出、11月16日(水)にJ2のカターレ富山と対戦します。

【第91回天皇杯 2回戦 鹿島 vs 筑波大】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.10.12)
10月12日(水) 第91回天皇杯 2回戦
鹿島 2 - 0 筑波大 (19:00/カシマ/3,468人)
得点者:33' 田代 有三(鹿島)、38' 大迫 勇也(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:格下相手のカップ戦というのは非常にやりづらいと思いますが、慎重にと指示したのでしょうか、それとも大胆にということだったのでしょうか?

「このサッカー界でも、日本でも、3日前に大宮さんが福岡大学に負けたりだとか、対戦相手にとっては年に一度のプロと対戦するチャンスであって、モチベーションもかなり高まって挑んでくるだけなので、自分たちが普段通りのいつもやっているリーグ戦や、プロ同士のカップ戦の時の集中力と気持ちというものがしっかり入っていれば、何の問題もない試合になるんですけど。幾ら選手にそういった話をしても、選手たちの頭の中には格下、格下ということで気持ちをしっかりと入れられない者もいるわけで、危険な試合になりかねないものです。僕は選手たちは選手たちにはいつも通り、アグレッシブさを出して、積極的にやるということを要求しました。ただ残念ながら何人かは、それをちゃんとやろうとしなかった姿勢が見受けられたのは、非常に残念なことです」

Q:選手はリーグ戦では不甲斐ない戦いだったので、ナビスコ杯や天皇杯は絶対に取りたいと話していました。やはりタイトルへの思いというのは、監督さんにもおありだと思います。今大会に対する意気込みをお聞かせいただけますでしょうか?

「それはもう、選手たちに話していることです。今目の前にある確率が高いものをしっかりものにすることが我々がやらなければいけないことです。それを全員で目指していくというのは、選手たちに言い続けております」


以上

【第91回天皇杯 2回戦 鹿島 vs 筑波大】試合終了後の各選手コメント(11.10.12)
10月12日(水) 第91回天皇杯 2回戦
鹿島 2 - 0 筑波大 (19:00/カシマ/3,468人)
得点者:33' 田代 有三(鹿島)、38' 大迫 勇也(鹿島)


●遠藤康選手(鹿島):
「最初は前から行きすぎて、うまく相手に外されていた。(増田)誓志さんとかが落ち着き始めてから良くなった。9番にスルーパスが出たら危なかった。センターバックもうまかった。あれだけドリブルできると守るのが難しい」

●大迫勇也選手(鹿島):
「今日は内容どうこうより勝って良かったです。ただ、今日はなにもないです。細かいミスがあったんでもうちょっと集中してやりたかった。
(これで公式戦3試合連続得点だが?)
相手は大学生なので。決めて当然というくらいでした。1点しか決められなかった感じです」

●當間建文選手(鹿島):
「前半は相手がポゼッションしててうちはせわしなかった。後半は裏を使えとか指示が出てよくなった。楽だったです。練習試合から、こういうのを想定してやってるのが生きたと思う。タルタは裏に出して欲しいのか足下に欲しいのかわからなかった。ボールを持つと下がってくる。『裏に出して』と言ってくるんだけど、ボールを持つと下がって来ちゃう。タルタは前を向いてシンプルにやらせてあげたい」

●増田誓志選手(鹿島):
「やってない分、重かったですけど、試合に出てないですし、これくらいやれないとダメだと思います。
相手はつないでくるチームだったので間を突かれてしまった。トップ下の選手に渡ったとき何度か危なかった。ハーフタイムに(柴崎)岳と『いかないほうがいいね』と話してどっちかが残るようにしました。前半はふたりとも行ってしまっていたので、どちらかがいることで相手も突くことができなかったと思う。前半から修正できないとダメだった」

●昌子源選手(鹿島):
「90分、長いっすね。たまたま時計を見たら30分だったので『まだ、30分か…』と思いました。最初はちょっともたつきました。青木さんに出すのに5タッチくらいしてましたから。
(最初のピンチを抑えたのが大きかった?)
裏を狙ってるのがわかったので、先に裏についたろ、と思っていました。けれど、速かったですね。切り返すことはないと思って思い切ってスライディングしました。切り替えされたら危なかった」


以上

タルタの使い方がわからぬ當間である。
「裏に出して」と言うが下がってきてしまうという。
やはりスペースが必要な選手なのであろうか。
とはいえ、當間とタルタの連携が深まれば攻撃力は絶大である。
速い動きで攻守に貢献した當間は、長いスルーパスを自陣から通すというビッグプレイを魅せつけた。
左SB起用が大当たりだったと言えよう。
このオプションは本来の右SBとの併用でかなり使えると見た。
将来のサイドバックとして輝いて欲しい。
當間の攻撃力に魅了された一戦であった。