鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

Spadacioに興味

2011年05月16日 | Weblog
Spadacio, aproape de Kashima Antlers
Duminică 15 Mai 2011 - 21:57


Spadacio

Atacantul Rapidului, Juliano Spadacio, are şanse mari să evolueze în campionatul din Japonia începând din această vară.
Supărat că nu a fost plătit la timp, brazilianul a plecat din Giuleşti şi în curând ar putea semna cu gruparea Kashima Antlers, fosta campioană a Japoniei, care îl doreşte insistent.

Deşi mai are şi alte oferte, fostul căpitan al Rapidului a fost convins de antrenorul brazilian al niponilor să-l urmeze în Asia. Oswaldo de Oliveira l-a avut elev pe Spadacio la Corinthians în sezonul 2004-2005 şi a fost încântat de colaborarea cu acesta.

Acum încearcă să profite de situaţia în care se află jucătorul şi doreşte să-l aducă la Kashima, cea mai tritrată echipă din J. League.


なにやら海の向こうで動きがある模様。
SpadacioなるMFに接触を持っているとの噂が報じられておる。
今季、本調子とは言えぬ鹿島にとって、気になる話ではある。
とはいえ、まだまだ噂の域は出ぬ。
外国人枠も埋まっており、簡単に進むものでは無かろう。
信憑性のある続報を待ちたい。

特別強化練習

2011年05月16日 | Weblog
2011年05月16日(月)

15時より指定選手のみトレーニングを行いました。昨日、試合に途中出場したカルロン選手、増田選手、柴崎選手も参加し、シュート練習などを行っています。

特別指定で特訓を行ったカルロン・誓志・岳である。
昨日は、三人とも途中出場で良いところを見せてくれた。
今後の飛躍に欠かせぬ戦力と言えよう。
また、練習には負傷が伝えられたガブさんが合流しており、一安心である。
ガブさんのボールの落下点を予測する能力が、今後の戦いのキーとなるであろう。
運動量豊富なガブさんの復帰で、厚い中盤を形成することが可能となる。
キラ干しの如く人材が揃う中盤で、過密日程を乗り越えたい。
期待しておる。

川崎戦レビュー

2011年05月16日 | Weblog
【J1:第11節 川崎F vs 鹿島】レポート:非現実的な前半と、白熱の後半。鹿島の不調をうまく突いた川崎Fが、逃げ切りに成功する。(11.05.16)
5月15日(日) 2011 J1リーグ戦 第11節
川崎F 3 - 2 鹿島 (16:03/等々力/19,643人)
得点者:10' ジュニーニョ(川崎F)、31' 山瀬功治(川崎F)、50' 遠藤康(鹿島)、78' 小林悠(川崎F)、90'+2 カルロン(鹿島)


試合前にちびっ子サポーターを撮影した際、今日の試合の行方について尋ねた。ちびっ子ならではの無邪気さで発した「3-0でフロンターレ!」との回答に、自分を含めた「大人」たちは「それはすごいね」とか、「そうなるといいね」とか、全く現実感を伴う事のない共感の言葉を投げかけていた。だって大人だから。相手は鹿島である。そんな簡単な試合になるはずがない。その場にいた「大人」は誰もがそう思っていた。ところが、蓋を開けてみると、大人の常識は軽く覆されてしまうのである。それは信じられない光景だった。

開始直後の1分に鹿島は興梠慎三がドリブル突破してマイナスのクロスを上げ、右からのCKを手にする。いきなりの展開に、ゾクゾクするような好ゲームが今日も繰り広げられるのだろうと、思っていた。しかし、その後ぼくの取材ノートに鹿島の攻撃が記されるのは、23分にまで待つ必要があった。このファーストプレー以降、試合展開は一方的な川崎Fペースとなるのである。

中村憲剛が柴崎晃誠とボランチでコンビを組んだこの試合は、その中村が自由に試合を組み立てる展開となる。3分には中村から田中裕介を経由してジュニーニョへとつながり、川崎Fの1本目のCK。5分にはスローインからの流れで矢島卓郎が岩政大樹と入れ替わりエリア内でシュートを放つ。6分には山瀬功治がファーストシュートと川崎Fが鹿島を圧倒する。

そんな展開の中、川崎Fの10分の先制点はCKのこぼれ球をジュニーニョが決めたものだった。鹿島を圧倒する試合展開をきっちりと得点に結びつけた事はほめられるべきことではあるのだが、それと同時にこのCKを取るに至る一連の攻撃に今の川崎Fの戦術改善の過程を見る思いがした。それは前半9分の攻撃だった。右サイドからピッチ中央を横断して左サイドへと展開し、最後は登里享平のクロスがCKになるという場面である。川崎Fが意識して改善するようになった、幅を使った攻撃によるチャンスメイクと、それによって獲得したCKが得点に結びついたのである。これがジュニーニョの今季初ゴールであるという事実も含め、川崎Fにとっては意義深い得点だった。

先制ゴールの前も、その後も、川崎Fは一方的に鹿島を攻め立てた。鹿島は起点の一つとして考えていたであろう大迫勇也にボールを入れられず、全く攻撃を組み立てることができなかった。その光景を見つつ、川崎Fのサッカーが改善したのだろうかと、素朴な疑問が湧いた。それほどまでに鹿島のサッカーは精彩を欠いていた。

試合後の選手たちは一様に鹿島の前半について、普段との違いを口にしている。

口数少なく「体が動かなかったです」と話した興梠慎三の言葉を伝えるまでもなく、川崎Fの選手たちは鹿島の選手たちのコンディションの悪さを指摘。「いつもの鹿島っぽくはなかった。多少疲れがあるのかなと」と中村憲は話している。ただ、後半に勢いを取り戻し、互角以上の戦いを展開。2点を奪い、川崎Fに追いすがった事実を元に小笠原満男が「残念ですね。特に前半は死んでいました。コンディションではなくて、気持ちの問題だと思います。後半はいいところも出たので、やればできるという事だと思います」と述べて、気持ちの問題であると指摘していた。

改めて振り返ると、活を入れられたであろうハーフタイムを経て鹿島は大きく勢いを取り戻している。だからこそ、圧倒していた前半に川崎Fが奪った追加点に意味が出てくる。前半31分。中村からのパスを受けた矢島がペナルティの境界付近でボールをキープする。その矢島を中村が追い越して鹿島の意識を引きつける中、左サイドの山瀬へとラストパスを通すのである。

「コウジさんがラインを見てそうだったので出しました」と話す矢島に対し、山瀬は最初にほしいタイミングではなかったと口にしつつ「ヤジが出してくれたことが大きい。一応ボールが出てもいいように引き出すようなポジションをとっていました」と振り返り「逆サイドに蹴り込むことだけを考えました」と移籍後初ゴールについて説明した。

圧倒していた内容だっただけに、2得点にとどまった事は残念ではある。ただ、それでも2得点できた事は褒められるべきであろう。この2点のマージンが川崎Fに勝利をもたらす事となるからだ。

試合前に聞いていたちびっ子の3-0という予想スコアが脳裏をよぎり始めた後半に試合は違う展開を見せ始める。「大人」の逆襲である。

ハーフタイムを挟み、エンジンが掛かってきた鹿島は後半の50分に遠藤康が追撃の狼煙となる1点を決める。2点差試合の怖さを、逆転した立場と、された立場の両方で経験してきた川崎Fは、守勢に回り始めてしまう。1点に縮んだマージンを保つべく川崎Fは60分に一枚目のカードとして「ルーズボールを拾いたいという事。それを拾うことでラインを上げる時間、ボールを自分たちで動かす時間がほしい」(相馬監督)との意図のもと、登里から横山知伸への交代を敢行すると、67分には矢島に代えて小林悠を投入する。そしてこの交代采配が結果的に吉と出る。

川崎Fは交代出場の横山がボランチに入り中村がサイドハーフへとポジションを上げる。ポジションを一つ上げた中村からのパスを「止めを刺してこいと言われました。1点とったら決まるから」との指示を受けピッチに立っていた小林がダイレクトに蹴り込んで貴重な3点目を手にする。まさに、相馬監督の采配が決まった瞬間だった。

そんな中、誤算があるとすれば鹿島が気持ちを切らすことがなかったという事であろう。アディショナルタイムに突入した90分+2分に途中出場のカルロンが1点を取り返し、なおも川崎Fゴールに迫っていた。川崎Fは結果的に逃げ切りに成功するのだが、それにしても、3点目を奪った時点で試合を終わらせなければならなかった。ただ、そこにエクスキューズがあるとすれば、それは相手が鹿島という強敵だったという事であろう。強豪クラブとしての矜持を胸に、最後まで気持ちを切らすことのなかった鹿島の戦いは、さすがだった。そしてその相手を下した事が、このチームにもたらす財産は大きいはず。

「これはすごい自信になりますね。これを勝てたことは大きい」と話すのは柴崎。ジュニーニョも「この勝利はチームにとって大きい。鹿島はタイトル争いをするチームなので、そういうビッグクラブに勝てるのは自信になると思います」と話している。

冒頭に記したちびっ子の予想は、前半に限れば的中していた。3-0のスコアは現実的なものだった。そんな試合展開を自らの力で覆すだけの力を鹿島は持っている。そしてその相手をきっちりと下したという点にこの試合の意義があったはず。未だにチームの形が定まらない川崎Fではあるが、結果を伴いながら進歩できているのは成果であろう。一方の鹿島は、なにしろ前半の戦いが悔やまれる。ACLだったり、ホームスタジアムで試合が行えていないという理由もあるのだろうがチームマネージメントに難しさがあるのかもしれない。鹿島はどうやってこの苦境を脱していくのか。気になるところである。


以上
2011.05.16 Reported by 江藤高志


好ゲームを予想したが、その期待は裏切られたと記す川崎担当の江藤氏である。
確かに前半の鹿島は死んでおった。
何がそうさせたのかを追求する必要は無かろう。
何故ならば、後半の鹿島は生き返ったからである。
後半の試合運びをしておれば、どのような敵にも対抗しうると手応えを感じておる。
レビューにもあるように、失点にも心は折れず、攻撃の手を緩めることなく戦った。
カルロンは初ゴールを記録し、誓志は惜しいヘディングを放った。
我等は沈まぬ、ここから這い上がっていくのだ。
一歩一歩、泥臭くとも。

川崎戦コメント・報道

2011年05月16日 | Weblog
J1リーグ 第11節
鹿島アントラーズ:オズワルド オリヴェイラ 監督
非常に残念な結果。ただこの負けは自分たちが招いた結果。前半は集中力がなかった。後半のパフォーマンスを見ればチャンスはあった。相手の前半、我々の後半を比較すればこちらのチャンスが多かったと思う。きちんと決めていればとも思うが前半の出来が自分たちの首を絞めた。(ACLの影響は)どこかにあるかとは思うが、前半のことはそれが言い訳になってはいけない。日程の難しさがあったとしてもあのようなパフォーマンスはあってはいけないもの。試合の入り方は分かっていることだと思う。Jリーグでは厳しい順位があるが、自分たちの力はこんなものではない。改善すべきを改善し、ACLもしっかりと戦い、クラブ、選手、サポーターが一丸となって進んでいきたい。やるべきことをしっかりやっていい成果を得るために努力する。

【野沢 拓也】
今日は足元でのプレーが多かったし、もっとパスを回したかった。うちの良さは中盤なのでチームで連動して攻撃をしたい。

【大迫 勇也】
不甲斐ない。ロングボールが多く、行ったり来たりで間延びした。ハイボールも多く、前と後ろも離れてしました。

【増田 誓志】
意識が変わらないと駄目。鹿島の良さである「走り」、「人のため」、「献身」が全く見えなかった。後半はだいぶ良くなったので次は期待が持てると思う。

【青木 剛】
相手は前半から前がかりに来てたので押しこまれ、それを押しこみ返す事が出来なかった。押しこまれた分、出ていくのもつらかった。後半は相手に負けない気持ちが大きかったと思う。

【伊野波 雅彦】
走らないと勝てない。まだ基本的なこともできていない。ここ数年間、同じ過ちを繰り返している。今日のサッカーは、やってはいけないサッカー。若い選手も多いし、ベンチにも良い選手がいるので雰囲気を変える必要もあると思う。


2011年05月15日(日)

本日行われたJ1第11節川崎F戦は、2-3で負けを喫しました。

【J1:第11節 川崎F vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.05.15)
5月15日(日) 2011 J1リーグ戦 第11節
川崎F 3 - 2 鹿島 (16:03/等々力/19,643人)
得点者:10' ジュニーニョ(川崎F)、31' 山瀬功治(川崎F)、50' 遠藤康(鹿島)、78' 小林悠(川崎F)、90'+2 カルロン(鹿島)


●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):

Q:前半の鹿島は眠っているように見えたのですが?
「ぼくも同意しますし、それがぼくがハーフタイムに指摘した改善点であると。戦うとか機動性とかシステムとか戦術的なもの以前に、集中して気持ちを入れて試合に入らなければならない。そういうところで、後半に見せたパフォーマンスになったわけで、前半からそうするべきであった。ちょっと時間が足りなかったり、あるいはもったいない前半だったと思います」

Q:そうなってしまった要因は?
「わかっていれば、そうならないように、ぼくは対策を取っていたと思います」

(質問が2問で会見が終わったために)
「質問いいんですか?大丈夫ですか?ありがとうございました」


以上

【J1:第11節 川崎F vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(11.05.15)
●興梠慎三選手(鹿島)
「完敗ですね。体が動かなかったです」

●小笠原満男選手(鹿島)
「残念ですね。特に前半は死んでいました。コンディションではなくて、気持ちの問題だと思います。ただ、後半はいいところも出たので、やればできるということだと思います。後半を見たらわかると思うけど、気持ちの問題です。ACLとかではないです。
ハーフタイムには、このままではダメだからやろうと。それで持ち直したが、あれを最初からやらないと」

●柴崎岳選手(鹿島)
「3-1でしたが、勝ち切れるようにやろうという気持ちはあった。できれば最低でも引き分けに持ち込みたかった。得点に絡む動きをしたり、したかったですね」


[ J1:第11節 川崎F vs 鹿島 ]

負けるわけにはいかない鹿島も50分に反撃。右サイドを駆け上がった野沢拓也からのクロスをゴール前に走り込んだ遠藤康(写真)が決めて1点を返す。

[ J1:第11節 川崎F vs 鹿島 ]

再びリードを2点差に広げられて迎えた後半アディショナルタイム、カルロン(写真奥)の来日初ゴールで鹿島が再び1点差に詰め寄ったが反撃及ばず。鹿島は2-3で川崎Fに敗れた。


鹿島鬼門で史上初開幕4試合10失点/J1
<J1:川崎F3-2鹿島>◇第11節◇15日◇等々力

 昨季リーグ最少失点の堅守が崩壊した。鹿島は、MF遠藤、FWカルロンの今季初ゴールもむなしく敗れた。鹿島が開幕4試合で10失点を喫したのは史上初めて。前半はことごとくルーズボールを奪われ、勢いに押された。MF小笠原満男(32)は「気持ちの問題。戦えないようじゃピッチに立つ資格はない」と気迫を課題に挙げていた。これで、等々力での川崎Fとの公式戦は通算2勝8敗1分け。鬼門でまたしても敗れた。
 [2011年5月16日9時21分 紙面から]

鹿島、4戦10失点「気持ちの問題」
2011.5.16 05:03

 J1第11節第2日(15日、川崎3-2鹿島、等々力)鹿島は前半だけで2失点。ハーフタイムに主将MF小笠原が「このままじゃダメだ」とハッパをかけ、後半5分にMF遠藤が左足弾を決めて反撃ムードが高まったが、同33分に3点目を許して沈んだ。昨季はJ最少の31失点だった堅守が、今季は4試合で10失点。「気持ちの問題。戦えないようじゃピッチに立つ資格はない」と、小笠原はいらだちを隠せなかった。
(紙面から)


川崎に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=等々力


前半、競り合う鹿島・遠藤(左)と川崎・中村=等々力


前半 競り合う川崎・中村と鹿島・青木剛=15日、等々力(撮影・川口良介)


後半 鹿島・岩政(左)と伊野波(右)にマークされながらシュートを放つ川崎・中村=15日、等々力(撮影・川口良介)


鹿島 昨季とは一転…また守備崩壊で3失点
J1第11節 鹿島2―3川崎F (5月15日 等々力)


<川崎F・鹿島>川崎Fに敗れ、ガックリ肩を落とす鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 鹿島はまたもや守備が崩壊した。今季リーグ4試合で3度目の3失点。昨季はリーグ34試合31失点と堅守を誇ったが、今季は全4試合で先制を許し、通算失点は早くも10となった。

 前半のシュート数はわずか2。後半は遠藤の今季初得点、カルロンの移籍後初得点で意地を見せたが、反撃が遅すぎた。後半32分から小笠原に代わり途中出場した増田は「献身的なプレーや球際の強さとか、鹿島の大切にしてきたものが今はない」と厳しい表情。オリヴェイラ監督は「前半は寝ていた?」との質問に「同意する」と返答。次節21日の浦和戦に向け、大幅なテコ入れがなされる可能性も出てきた。
[ 2011年5月16日 06:00 ]

伊野波「やってはいけないサッカー」開幕4戦10失点…鹿島
 ◆J1第11節 川崎3―2鹿島(15日・等々力陸上競技場) 鹿島が今季3試合目の3失点で川崎に完敗を喫した。特に前半は運動量不足でボールが拾えず、川崎の攻撃をクリアするだけで精いっぱい。攻撃も苦し紛れのロングパスか、パスを止まって受けるかの二択で、続かない。DF伊野波は「走れない。見ている人は勝つ気がねえのかよって思う前半だったと思う。やってはいけないサッカー」と涙を浮かべた。

 今に始まったことではない。最近の紅白戦では主力組がサブ組に完敗を喫する日も少なくない。サブ組のMF増田は「紅白戦でこんなにあっさり負けるのは記憶にない」と言い切る。今季4試合10失点は、すでに昨年1年間で喫した31失点の3分の1に当たる。開幕4試合の失点数では06年の7失点を超えクラブワースト(05年の1シーズン制以降)。今は国内タイトル14冠を獲得してきた王者の面影はない。

 「鹿島がずっと大切にしてきたものが感じられない。献身だったり、ハードワーク。人に責任を押しつけないプレーをするチームが鹿島」と増田。伊野波は「若い選手が悪い雰囲気を変えなければいけない」と訴えた。次節浦和戦(21日)では、主力メンバーを大幅入れ替えする可能性もある。
(2011年5月16日06時03分 スポーツ報知)

鹿島2-3川崎 鹿島勝てず

【写真説明】
川崎-鹿島 後半43分、川崎・菊池と競り合う鹿島・カルロン=等々力陸上競技場、撮影・武井浩一


サッカーのJ1鹿島は15日、川崎市の等々力競技場で川崎と対戦し、激しい点の取り合いの末に2-3で敗れた。鹿島の通算成績は1勝1分け2敗で暫定15位。

鹿島は前半、川崎のジュニーニョ、山瀬にゴールを奪われ、2点を追う苦しい展開。後半5分に遠藤のゴールで1点を返して反撃に転じたが、相手の守備を崩せないまま33分に失点。

大迫に代わって途中出場したカルロンが試合終了間際に決めたが、最後まで主導権を握れなかった。


ここ数年で最悪の出来と思われる前半の不用意なロングボール多用は、浅い相手のDFラインの裏を狙うスカウティングだったのか、それとも中盤にパスを引き出す動きが無かったのか、疑問が残る。
しかしながら、それをここで論じても意味はない。
結果的に、攻撃が全く機能せず、押し込まれた挙げ句に数多く与えたCKから先制点をを献上した。
まさに悪い流れである。
それを「気持ち」と語る、小笠原主将そして増田誓志である。
特に誓志は、紅白戦を例に出し、根本的に問題が生じておることを提示しておる。
これは、一昨年までの誓志ではない。
山形で揉まれ、レギュラー奪取に燃える「漢」を感じずにはおられぬ。
途中出場で気を吐き、惜しいヘディング・シュートも放った。
敗戦は悔しかったが、残念なだけの試合ではなかったと言えよう。
誓志の成長と共に、我等は新しい一歩を踏み出すのだ。
「若い力」誓志、岳、そして初ゴールのカルロンと共に。