鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

シドニーFC戦前日コメント

2011年05月09日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs シドニ】オズワルド・オリヴェイラ監督、青木剛選手(鹿島)前日記者会見でのコメント(11.05.09)
Q:明日は1位通過するためには勝たないといけないと思います。どのようなメンバーで、どのような戦いを見せてくださるのでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「どの試合でも、なにが起こるのかはわかりません。やってみて、最終的な結果がわかるのではないかと思います。どのメンバーで戦うかということは現状抱えているベストメンバーで臨もうと思います」
●青木剛選手(鹿島):
「戦い方だったりメンバーはまだ確定していないので、なんとも言えないところはあります。でも、とにかくアントラーズにとってより良い結果が得られるように全力を尽くして戦いたいと思います」

Q:シドニーFCはもうノックアウトステージに進出することができないという状況のなか、どういう戦いをしてくると思うか、どういう選手を警戒すべきかをお願いします。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「グループリーグ突破ができないということは、逆に彼らを危険なチームに変えると思います。なぜかというと彼らは失うものがありません。責任や余計なプレッシャーはないわけですから、選手たちがリラックスした状態で臨めると思います。危険な選手としては、当然ながら10番(Nick Carle)です。アウェイでは試合に出場していませんでしたけど、ゲームメイクができ、リズムもつくれる選手です。また、両センターバックも非常に強い体格と、球際の強さを持っていますし、トップにも決定力や攻撃の起点となりボールの収まる選手がいると思います。そういった選手を警戒しないといけないと思います」
●青木剛選手(鹿島):
「いま、監督がおっしゃった選手が注意しなければいけない選手だと思いますので、そういった選手に起点をつくらせないようにしたいと思います」

Q:シドニーFCの森安洋文選手への印象は?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島)
「出場したACLの試合だけでの印象ですが、質の高い選手ではないかと思います。日本人選手特有のダイナミックさだったり、守備に対するアグレッシブさ、2列目からの飛び出しなど、ボールに絡もうとするプレーがあると思います」
●青木剛選手(鹿島):
「対戦したり、ビデオを見た中ではミドルシュートを打つ機会が多かったので、そういったところが印象に残っています」

Q:ラウンド16への進出をすでに決めていますが、アジアの頂点に向けてはターニングポイントになると思います。そこに向けて見据えている部分はありますでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「ノックアウトステージに進むことは決まっていますけど、対戦相手や場所は、まだまったく決まっていない状態です。もしかしたらFCソウルかもしれませんし、名古屋グランパスかもしれません。場所についても、この国立競技場かもしれないし、ソウルかもしれないし、名古屋に行くかもしれません。そういったことが決まっていない状態ですので、なにも準備はしていません。その前に明日の試合に勝たなくてはいけませんし、そこに集中して取り組んでいます。それまでの間にはJリーグもありますし、ひとつずつ大切に戦っていきたいと思っていますので、まだなにも準備をしていません」

Q:震災の影響で思ったようなチーム作りができていなかったと思いますが、試合を重ねるごとにコンディションも上がってきて、いまの段階では目指すサッカーがどの程度できているとお考えですか?
●青木剛選手(鹿島):
「コンディションについてはまったく問題ない状態で、かなり良いコンディションにあると思います。明日の試合で良いパフォーマンスが出せると思うので、良い結果が出せるようにがんばりたいと思います。
(Q:鹿島らしい攻撃という部分では?)
メンバーがいろいろ変わったりしていますが、それぞれ特徴がある選手が多いので、その特徴を生かしながらうまくプレーできていると思います」


Q:得失点によってはグループHで1位に立てるということで、早い段階でリスクを冒して攻めに出るようなお考えはおありでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):

「もう1試合がどういう状況にあるかはまったく考えていないし、そこを考えようとも思っていません。おそらくうちの試合が厳しい試合になるだろうし、そこにまずは集中したいと思っています。その最終的な結果として、1位か2位かがわかるわけであって、まずは自分たちの試合に全力を尽くす。それだけに集中しています」

以上

[ AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs シドニ ]前日会見

会見に臨む両チームの監督と選手。シドニーFCに所属する森安洋文選手は鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督に「どこの出身ですか?」と聞かれ「静岡です」と答えていました。

AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs シドニ ]前日会見

鹿島からはオズワルド・オリヴェイラ監督と青木剛選手が出席。
「ラウンド16のことは考えていない。目の前の試合に全力を尽くす」と監督は述べていました。

2011年05月09日(月)

明日のシドニー戦に向けてシュート練習などを行いました。なお午後の公式会見にはオリヴェイラ監督、青木選手が出席しています。


グループ・ステージ最後の戦いは激しいものとなろう。
相手は失うものなどない。
我等はそれを心してかからねばならぬ。
気持ちを高ぶらせて、挑みたい。
チャレンジャーとして。

シドニーFC戦プレビュー

2011年05月09日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ2011 鹿島 vs シドニ】プレビュー:首位通過を狙う鹿島はエース興梠が出場停止。大量点が必要な試合のジョーカー役を若手に託す!(11.05.09)
前節の上海申花戦に勝利し、見事に4年連続でグループリーグ突破を果たした鹿島アントラーズだが、最終節も気を抜けない試合となった。1位通過のチームに与えられるラウンド16のホーム開催権利を賭けて、水原三星と得失点差の争いが続いているからだ。現在、水原が1点リードしているだけに、15時試合開始の鹿島としては先に大量点を取り、21時開始(日本時間)の水原にプレッシャーをかけたいところだ。

しかし、相手のシドニーFCもラウンド16に進む可能性が消えたとは言え、司令塔の背番号10・Nick Carleが復帰している。前回対戦したときよりも攻撃力は増しており、別のチームになっていると考えたほうが良さそうだ。5月3日の水原との試合では2トップを前に置き、中盤をダイヤモンドにした[4-4-2]で戦っていた。鹿島に対しても同じような形で挑んでくるかもしれない。

ただし、迎え撃つ鹿島は怪我人が続出している。田代有三、本山雅志、アレックスといった主力クラスの選手たちが負傷で戦線を離脱中。さらに、これまで全試合で先発出場してきた興梠慎三が出場停止。代わりにカルロンが大迫勇也と2トップを組むことになりそうだ。ここまで大きな期待を背負いながら活躍できていないカルロンにはビッグチャンスと言えるだろう。国際舞台で活躍を見せてほしいところだ。
だが、オリヴェイラ監督は大量得点が必要な試合を前に、もう1つの布陣を試した。それが小谷野顕治を中盤に起用する[4-2-3-1]だ。前々日の紅白戦では中盤の3枚に右から野沢拓也、遠藤康、そして小谷野と並べたのである。カルロンと同じく、小谷野にこのチャンスを掴みたい気持ちは強い。前回の試合出場はリーグ戦の横浜FM戦(4月23日)。逆転を狙うために途中起用されたが、ほとんどボールに絡めずに終わってしまった。
「ドリブルで崩す力が弱い」
鈴木満強化部長がそう指摘するように、本山が不在となると鹿島にはドリブルで膠着状態を崩せる選手が少ない。そこでクラブが大きな期待をかけているのが小谷野なのだ。前を向いて勝負できる能力は本山に次ぐ力を持つが、これまでその力を試合で開花できていない。試合前々日の練習が終わったあと、グランドの片隅には小谷野に声をかける鈴木強化部長の姿があった。
「自分のドリブルを期待されていると思う。チームがパスで崩すなか、ドリブルでアクセントをつけたい」
そう言って、小谷野は顔の前に持ち上げた拳を握りしめた。

その他にも、紅白戦では増田誓志、柴崎岳といった選手たちも随所に良いプレーを見せていた。特に柴崎は2列目でも起用できる技術の高さと運動量、得点力を備えつつある。オズワルド・オリヴェイラ監督が試合の流れを見つつ、小谷野ら若手の選手たちをどうやって起用していくのか楽しみにしたい。


以上
2011.05.09 Reported by 田中滋


エースの興梠に代わって先発するのは、伝説の巨人・カルロンである。
ここで大きな働きを期待したい。
そして、戦術オプションとして試されておるのが、小谷野のドリブルとのこと。
PSM水戸戦でもキレのあるドリブルで、相手を切り裂いておった。
ここで、活躍を魅せれば、ポジション確保に大きく前進するであろう。
また、紅白戦のサブ組に於いては、誓志と岳が良いプレイで魅了させてくれた。
彼らの起用も楽しみと言えよう。
ここから先は過密日程となる。
明日の試合のみならず、ここまで出場機会が少なかった選手たちの奮起が待ち焦がれる。
総力戦でアジアに立ち向かいたい。

青木、バランスを重視

2011年05月09日 | Weblog
鹿島、首位通過へ“誤算”ライバルの対戦相手が…
ACL1次リーグH組 鹿島―シドニーFC  (5月10日 国立)
 鹿島は10日のACL1次リーグ最終節でシドニーFCと対戦する。既に4年連続の決勝トーナメント進出を決めており、首位通過を目指す戦いとなるが、1位を争う水原の相手・上海申花が“2軍”で試合に臨む可能性が高いことが判明した。

 関係者によると、敗退決定の上海申花は15日の中国リーグ天津戦に向けて主力を温存する方針だという。鹿島は勝ち点9で水原と並ぶが、得失点差で1及ばず2位。一発勝負の決勝トーナメント1回戦は1位ならホーム、2位ならアウェーとなるだけに、上海申花の主力温存は誤算だ。MF青木は「できることをやるしかない。大量点を意識してバランスを崩してはダメ」と強調した。

[ 2011年5月9日 06:00 ]

ACL グループステージに於いて1位通過を狙う鹿島である。
その相手である水原の対戦する上海がサブメンバーで試合を行う可能性が高いとのこと。
これは残念である。
とはいえ、GS突破の可能性のない上海が国内リーグに集中するのは当然のこと。
これは、致し方がない。
我等としては、別の試合に左右されることなく、大量得点で勝利を掴めば良いだけと言えよう。
しかしながら、青木が大量得点に気を取られてバランスを崩すことに警鐘を鳴らしておる。
ここは、集中して戦いたいところ。
相手であるシドニーFCは、アウェイ対戦時には不在であった10番が出場してくる予定である。
勝利を掴み、一つ一つ得点を重ねたい。
明日は、国立競技場に集まり、試合の行く末を見守るのだ。
楽しみである。