鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

実戦形式練習

2009年02月14日 | Weblog
鹿島が地元で厳しいメニュー消化
 鹿島は14日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで練習を行った。11日間の宮崎合宿を終え13日に鹿嶋に戻ったばかりだが、この日もハーフコートで実戦形式の練習を繰り返し行う厳しいメニューを消化した。MF本山雅志(29)は「今日までが合宿という感じですから。結構、動けなくて悔しかったです」と話していた。チームは15日は休養し、16日から練習を再開する予定。
 [2009年2月14日17時42分]

キャンプでフィジカルを鍛え上げたところに実戦形式で厳しいメニューを行ったとのこと。
本山に至っては身体が重く悔しいとのこと。
明日の休養を上手に使い来週からの戦術練習に備えたい。
PSM水戸戦まで残り一週間、今季を方向性が定まると言えよう。
選手は苦しいが楽しみである。

心拍数チェック

2009年02月14日 | Weblog
鹿島選手試合中に心拍チェック/練習試合
<練習試合:鹿島6-1ホンダロック>◇13日◇宮崎県総合運動公園陸上競技場
 鹿島の出場選手は腕時計のようなものを着けてピッチに立った。プレー中の心拍数などを計測する機器で、個々の仕上がり具合をチェックすることが狙い。スタッフは「データを収集して今後に生かしたい」と話していた。

 [2009年2月14日8時37分 紙面から]

科学的見地からサッカーに取り組む鹿島アントラーズである。
我等は時代の最先端を走らねばならぬ。
リーグ戦、カップ戦、アジアを戦うには、ただ闇雲にプレイするだけではならぬ。
最先端のテクノロジーを投入するのだ。
SPW財団の技術を使うのである。

キャンプ終了

2009年02月14日 | Weblog
J1鹿島、全日程を終了 宮崎合宿
2009/02/14(土)
 Jリーグ1部(J1)鹿島は強化合宿最終日の13日、宮崎県総合運動公園陸上競技場でホンダロックと練習試合を行い、6―1(前半1―0)で勝利。11日間の全日程を終了した。

 練習試合は全選手に出場機会を与えるため、前半50分、後半60分の変則マッチとなった。鹿島の前半のメンバーはGK曽ケ端、DF増田、岩政、伊野波、新井場、MF青木、野沢、本山、ダニーロ、FW興梠、マルキーニョス。選手は疲労の色が濃く、プレーに精度とスピードを欠き、途中出場した田代が44分に先制点を決めて1―0で折り返した。
 後半の先発はGK小澤、DF笠井、大道、大岩、朴、MF鈴木、川島、小谷野、遠藤、FW田代、佐々木。時間の経過とともに相手を押し込む時間帯が長くなり、16分の田代の得点を皮きりに佐々木、途中出場の大迫がゴールを決めた。その後も大迫と鹿島ユースの土居が決め、後半だけで5点を奪った。
 ボランチに近い位置を任された本山は「パスミスが多い。自分がもっとボールに絡まないと」と反省。それでもオズワルド・オリベイラ監督は「今日は試合ではなく、あくまでも紅白戦」と話し、調整の一環であることを強調した。
 11日間のキャンプを終え「戦術とか細かいことはこれから。体力的にきつかったけど、けがなく過ごせたことは良かった」と青木。朴も「まだ自分のポジションがないので、鹿島に戻ってからも新たに頑張りたい」と気合を入れ、試合出場を誓った。


【写真説明】
鹿島―ホンダロック 後半16分、混戦から田代がこの日2点目のゴールを決める=宮崎県総合運動公園陸上競技


全選手に出場機会というものの、ユダと満男のリハビリ選手を除いた中で、川俣と船山、後藤が出場しておらぬ。
川俣は若手GKであるということを考慮すれば理解出来、船山は膝痛との情報があった。
残るは後藤である。
未だに負傷が癒えぬのであろうか。
貴重な戦力だけに気になるところである。
また、スポーツ紙ではボランチと報じられておった本山であるが、ボランチに近い位置とのことで、もう少し攻撃的だった様子である。
とはいえ、青木が申すように戦術や細かい決め事はこれからである。
本山・野沢・ダニーロ・青木の中盤がどのようになるのかはPSM水戸戦でお披露目となろう。
期待して聖地へ向かいたい。

本山復活

2009年02月14日 | Weblog
本山先発、手術から驚異的回復/練習試合
<練習試合:鹿島6-1ホンダロック>◇13日◇宮崎県総合運動公園陸上競技場
 昨年12月25日に先天性水腎症の手術を受けた鹿島MF本山雅志(29)が、左ボランチで先発出場。本職ではないポジションながら前半50分間をプレーし、攻守に精力的に動き回った。当初は3月7日のリーグ開幕戦での復帰を目指していたが、28日のゼロックス杯G大阪戦に間に合いそうなほどの驚異的な回復だ。「この時期に練習に合流することが目標だったので試合に出られてよかった」と話した。

 [2009年2月14日8時40分 紙面から]

本山間に合った!腎臓手術から復帰
 鹿島のMF本山が早くも実戦復帰した。水腎症のため、昨年12月25日に腎臓の手術を受け、28日のゼロックス杯の出場が危ぶまれていたが、13日の練習試合ホンダロック戦に先発出場。「この時期に合流するのが目標だった。出られてよかった」と予想以上に早い復帰を喜んだ。50分間のプレーでプロ初のボランチを経験。「今まではよくボールに触っていたから、もっと絡まないと不安になる」と悪戦苦闘だったが、チームには小笠原と並ぶ頼もしい大黒柱の復帰となった。
[ 2009年02月14日 ]

鹿島・本山先発ボランチで実戦復帰
 ◆練習試合 鹿島6―1ホンダロック(13日、宮崎県総合運動公園陸上競技場) 昨年12月、先天性水腎症の手術を受けたMF本山雅志(29)がホンダロック戦で実戦復帰を果たした。東福岡高1年以来となるボランチで先発出場。50分間プレーし、ゼロックススーパー杯G大阪戦(28日)での公式戦復帰が確実となった。「慣れないポジションでボールを触れなくて不安になったけど、後半はうまくできた。復帰できて良かった」と話した。
(2009年2月14日06時01分 スポーツ報知)

本山が完全復活である。
これは素晴らしき事件である。
そして、本山と野沢の併用はダイアモンドかと思っておったのであるが、本山のボランチ起用だったとのこと。
本山本人は慣れぬポジションで戸惑った様子も、天性のサッカーセンスが開花し、そつなくこなしたとのこと。
プレミアリーグで得点王にも輝いたFWのドワイト・ヨークは近年ボランチで開眼し、巧みにゲームをコントロールしておる。
才能溢れる選手はポジションに囚われぬものである。
振り返ってみると、本来攻撃的MFの本山であるが99ワールドユースでは左ウィングバック、05年後半はFW、右サイドバック、左サイドバックとオールラウンドに活躍しておる。
特に右目の視界を失いながらも、完封に貢献し奇跡の逆転優勝の分岐点となった2007年浦和戦左サイドバックは伝説である。
これほどの選手と共にあれることを誇りに思うのである。

FW絢爛

2009年02月14日 | Weblog
大迫怪物の片りん2発デビュー/練習試合

ホンダロック戦で、プロ初ゴールを決めた鹿島FW大迫
<練習試合:鹿島6-1ホンダロック>◇13日◇宮崎県総合運動公園陸上競技場
 鹿島の大型新人FW大迫勇也(18)が「デビュー戦」で2ゴールを決め、“怪物”の片りんを見せつけた。鹿島の宮崎合宿最終日となった13日、JFLのホンダロックとの練習試合(前半50分、後半60分)に後半25分から途中出場。同42分に鋭い反転でDFを振り切り1点目を挙げると、同49分には自ら獲得したPKを決めて2点目をゲット。6-1の勝利に貢献した。動きだしの遅さなどの課題も残したが、プロとして上々の第1歩を踏み出した。

 いきなり「怪物」の片りんを披露した。途中交代でピッチに登場し、300人の観衆の目が背番号34に注がれる中、大迫はプロ初の実戦で2ゴールをゲットした。それでも本人は「相手が疲れている時間帯だったので得点は参考にならない」。厳しい自己採点は目標の高さの裏返しだ。

 “らしさ”を見せた。後半42分、DF宮崎のパスを受け、相手DFを背負いながら鋭く反転。「いいパスが入ったのでDFと入れ替われた」。得意のターンで一気に抜け出し、GKとの1対1でシュート。1度はゴールポストに阻まれたが、はね返りを冷静に決めて「プロ初得点」を奪った。

 同49分には宮崎のパスをペナルティーエリア内で受け、密着する3人の相手DFを背負い強引に突破を図り、倒されて得たPKを自ら決めた。オリベイラ監督は個人評価は避けたが「大迫、朴、宮崎、川島の新戦力は特徴を出せていた」と満足げに話した。

 一方で課題も。この日は35分の出場で格下相手にボールタッチはわずか10回。試合中、奥野コーチから「早めに動きだせ」「サイドにひらいたり、下がったり幅広く動け」と指示が出た。黙っていてもパスが来た高校時代とは違い、プロでは精力的にパスを引き出す動きを繰り返さなければ好機をつくれない。「鹿島は動きだせばパスが来るから、自分はもっと動き出しを早くしないと。運動量も増やしたい」と反省した。

 日本代表FW興梠が「いい選手が入ると競争が変わる。負けられない」と話したように、存在感は示した。FW5人の争いは厳しく、次は21日のプレシーズンマッチ水戸戦のベンチ入りを目指す。「自分は1日1日の練習を頑張るだけ。試合出場が一番の目標」。その目標を達成するためにゴールを積み重ねていく。
【菅家大輔】
 [2009年2月14日8時36分 紙面から]

大迫、鹿島デビュー戦いきなり2発!
2009.2.14 05:02

相手のマークを振り切って突進する大迫(中央)。大物ぶりを見せつけた(撮影・大橋純人)
 J1鹿島の大型ルーキー、FW大迫勇也(18)=鹿児島城西高=が宮崎キャンプ最終日の13日、プロ入り後初の練習試合となったJFLホンダロック戦で、いきなり2ゴールの爆発。今冬の全国高校選手権で史上最多の1大会10得点(首都圏開催となった76年度大会以降)を挙げた期待のストライカーがその能力を見せつけ、開幕ベンチ入りをアピールした。

 春到来を告げる強風に乗って、黄金ルーキーがいきなり旋風を巻き起こした。高校選手権10発男、大迫が“プロデビュー戦”で2ゴールだ。

 「自分が入ったのは後半で、相手が疲れてきた時間帯なので。参考にはならない」

 本人は冷静だったが、周囲に与えた衝撃は十分すぎた。J1、J2に続くレベルのJFLに属するホンダロックと前半50分、後半60分の変則ゲーム。後半25分からプロ初となる対外試合のピッチに立つと同42分、ゴールを背にしてパスを受け、クルリとターンしてDFを置き去りにし、右足シュート。1度は外れたが、こぼれ球を押し込んだ。

 さらに7分後、ペナルティーエリア内でドリブル突破を図ると、敵はファウルで抑えるのが精いっぱい。みずから得たPKを確実に決め、出場35分間で2得点の活躍だ。

 「1点目はDFと(体を)入れ替えることができた。2点目はうまくPKが取れた」

 同じ宮崎総合運動公園ではプロ野球・巨人もキャンプを行っているが、午前9時50分キックオフの一戦にテレビカメラ8台、報道陣50人が集結。視線を一時的でもサッカーへ向けさせたのは、大迫への注目度の証だ。プロ初のキャンプはこの日が最終日。「疲れている」と苦笑いしながら、大物はきっちりと結果を出してしまった。

 オリベイラ監督は「新人は持ち味を出した」と称賛。Jリーグ2連覇中の鹿島FW陣は昨季J得点王のマルキーニョス、日本代表歴のある興梠や田代ら実力者揃い。出場機会獲得さえ難しいとみられたが、この勢いでアピールしていけば、3月7日のJ開幕・浦和戦(カシマ)でのベンチ入りも夢ではない。

 「(J1の)試合に出て点を取りたい」と大迫。着実に、そして大きく、プロ一歩目を踏み出した。


大迫2発プロデビュー!それでも反省…

<鹿島・ホンダロック>相手に厳しいディフェンスを突破する鹿島・大迫勇也(左)
Photo By スポニチ

 “怪物”大迫がプロ2発デビューを飾った。宮崎で合宿中の鹿島は13日、JFLのホンダロックと練習試合を行い、6―1で圧勝した。鹿児島城西高を全国高校選手権準優勝に導いた注目のルーキー、FW大迫勇也(18)は後半25分からプロ初の実戦に登場。PKを含む2得点を記録した。前線で孤立する課題も残ったが、大物の片りんを見せつけた。

 テレビカメラ8台、報道陣約50人が詰めかけた注目の“デビュー戦”。2発を奪う上々の結果だったが、大迫の口から出てくるのは反省の言葉ばかりだった。

 「自分が入ったのは相手が疲れていた時間帯で全然、参考にならない。もっと自分が動きだして(パスを)引き出す動き、攻守の切り替えの速さが必要だと思う」

 それでも、ゴールは大迫の能力がプロでも通用することを証明した。後半42分、左サイドで相手DFを背にパスを受けると鋭く体を反転させた。「いいくさびのボールが入ったんで(相手DFと)簡単に入れ替わることができた」。反応できずに転んだDFを置き去りにしてドリブル突破。右足のシュートはポストを直撃したが、そのはね返りを左足で押し込んだ。後半49分にはペナルティーエリア内でDF3人に囲まれながら巧みにボールをキープし、ファウルを誘った。「うまくとれた」というPKを右足で冷静に決めた。

 「くさびが入ったときには、1発で抜くパターンを持っている」。奥野コーチも個人技に高い評価を与えたが、課題が残ったのも確かだ。35分間のプレーでボールタッチはわずか9回。試合中には奥野コーチから「サイドにいったり、下がったり、もっとボールに絡め」と声が飛んだ。前線でパスをもらう動き、運動量に問題があった。

 「動きだしは、高校生と求められているものが違う。ただ、スタミナがないわけではないし、そういう役割をこれから与えればできる」と奥野コーチは今後の成長に期待した。大迫も「初めてなので(コンビネーションが)合うはずがない。これからです」と話した。課題は残ったが、しっかりと結果を残して大迫がプロの階段を上り始めた。

[ 2009年02月14日 ]

大迫 実践デビュー即2発 ホンダロックと練習試合
2009年2月14日 紙面から

プロ初ゴールを決めた鹿島の大迫=宮崎県総合運動公園陸上競技場で
 鹿島の注目ルーキー、FW大迫勇也(18)が13日、キャンプ地の宮崎県総合運動公園陸上競技場で行われたJFLホンダロックとの練習試合(前半50分、後半60分)で途中出場ながら2得点をたたき出した。高校サッカー選手権で10ゴールをたたき出した大物はプロ初試合で即初ゴール。やはりただものではない。
◆首脳陣は高評価
 やはり大物だ。後半42分、右サイドでくさびのパスを受けた大迫がDFから抜け出した。そのままペナルティーエリアに進入し、右足でシュート。1度はゴールポストに阻まれたものの、こぼれ球を再び左足で押し込みゴールネットを揺らした。「いいくさびのボールが入った。相手が疲れていたので参考にはならない」と謙遜(けんそん)するが、記念すべきプロ初ゴールがこの瞬間生まれた。
 ピッチに立ったのは後半25分。最初はタイミングが合わず、手を挙げてパスを求めてもなかなかボールが入ってこなかった。だが「まだ初めてで合うはずがない」と動じず、ワンチャンスでボールを収めるとそのまま決定的な仕事をしてしまうのが大物ルーキーたるゆえん。首脳陣も「動きだしはこれから役割を与えていけばできる。一発で抜くパターンは持っている」と評価する。
 後半49分には自らPKを獲得し、2得点。同じ敷地内のサンマリンスタジアムで行われていた巨人のキャンプにも引けを取らない報道陣50人、テレビカメラ8台が見守るデビュー戦を、幸先よく飾った。スタンドで観戦した父哲夫さん(45)は「夢が夢じゃなくなった」と感慨深げに喜んだ。
 大迫自身は「鹿島はパスの質が高い。動きだしのレベルアップと攻守の切り替えを早く」と課題を挙げる。それらを克服したとき、次なる目標のJデビュー、そしてゴールが現実になるはずだ。

  (川村庸介)

鹿島・大迫2発デビュー!“12戦連続ゴール”

ホンダロックとの練習試合に途中出場した鹿島のルーキー・大迫(左)は、左サイドでパスを受けてそのまま持ち込み初ゴールを挙げた
 ◆練習試合 鹿島6―1ホンダロック(13日、宮崎県総合運動公園陸上競技場) 鹿島の超大物ルーキーFW大迫勇也(18)が13日、2得点の衝撃デビューを果たした。宮崎合宿中のホンダロック(JFL)との練習試合(前半50分、後半60分)に後半25分から出場。同42分、GKと1対1となった場面で確実に得点すると、49分には自ら得たPKを決めた。プロ入り後初めての実戦で結果を残し、試合は6―1で勝利。鹿島は11日間に及ぶ合宿を打ち上げた。

 プロ初実戦で超大物たるゆえんをみせつけた。テレビカメラ8台、報道関係者48人、そして今合宿最多の観客300人が見つめる中、FW大迫が圧巻のデビューを果たした。「相手も疲れていたので参考にはならない。もっとレベルアップしなくちゃいけない」反省を口にするあたりもまた、ただの新人ではない。

 後半25分、ピッチに立った。出場から約5分間もボールを触れなかったが、同42分、1プレーで存在感を見せつけた。DF宮崎からの縦パスに、相手DFと体勢を入れ替えて、DFラインを突破した。最後はGKと1対1になり左足シュート。右ポストにはね返ったところを詰めて、プロ初得点を記録した。


チームメートに祝福される大迫
 さらに同49分には、DF3人に囲まれながらエリア内でボールをキープ。相手DFに倒されて得たPKを自らゴール左にたたき込んだ。昨年の全国高校選手権県大会の初戦から数えると、“12試合連続得点”となる2得点。「1点目は良いくさびのボールが入った。2点目もうまくPKを決めることができた」ゴール直後も笑顔すら浮かべず、ゴールを目指し、35分間必死にプレーした。

 この合宿では体づくりに重点を置き、チームとして一度も実践的な練習を行っていない。パスの出し手の特徴も、チームコンセプトも理解していない中でのプレー。ボールタッチ10回に終わるなど「(パスを引き出す)動きだしができていない。運動量、質を高めないといけない」という課題が残ったが、個人技で得た2得点も実力である。


PKを決めて、2得点目を挙げた大迫
 奥野僚右コーチは「高校時代に求められている役割と、ここでの役割は違う。スタミナがないわけではない。これから監督からもいろいろ指示を受ける。それで、動きだしなどを学んでいけば」と期待する。オリヴェイラ監督も「(新加入)4人それぞれが特徴を出した」とたたえた。

 試合に出るためには、FWマルキーニョス、興梠のJ屈指2トップに加え、この日得点した田代、佐々木という高い壁を乗り越えなければいけない。「手応え? 分からない。まだまだこれからです」結果と明確な課題を得た初実戦。大迫が上々のスタートを切った。

 ◆大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)1990年5月8日、鹿児島県加世田市(現南さつま市)生まれ。3歳でサッカーを始め小学時代は2列目でプレー。中学でFWに転向し頭角を現す。昨年、J1・6クラブからオファーを受けた逸材。第87回全国高校サッカー選手権大会で、史上最多の10得点をマークし得点王。U―20日本代表候補。182センチ、70キロの万能型FW。

 ◆鹿島のFWのポジション争い
所属FWは大迫を含めて5人。昨季得点王マルキーニョス、日本代表の興梠慎三の2トップはリーグ屈指。さらに元日本代表の田代有三、決定力抜群の佐々木竜太が控えており、少数ながら精鋭ぞろい。貢献度重視の起用が多いオリヴェイラ監督は「まずは4人に勝たないと」と話し、現段階で大迫の公式戦早期デビューはないとの見解だ。チーム戦術を理解し、練習、紅白戦などで信頼、実績を積んでいくことが当面の目標となる。

(2009年2月14日11時02分 スポーツ報知)

大々的に報じられる大迫である。
練習試合に50人もの報道陣を集めるとはスターの証であろう。
しかしながら、この練習試合の真の主役は完全復活を成し遂げた田代有三である。
練習試合1本目の得点、2本目の先制点と好調をアピールしておる。
今季のレギュラー奪取も近いのではなかろうか。
そして、ベンチを大迫と争うよよも「とりあえず点が取りたい。それがアピールにつながる」というコメント通りゴールを奪い能力を見せつけた。
有言実行である。
我等はFW天国と言えよう。
これだけの陣容を揃えたのはかつてあったであろうか。
否有りはしないよ。