鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

鹿児島コンビ

2009年02月11日 | Weblog
J1鹿島、宮崎キャンプ 鹿県勢2人 好仕上がり
(2009 02/11 07:41)

精力的に練習メニューをこなす大迫(左)と伊野波(右)=宮崎県総合運動公園
 宮崎市で3日から春季キャンプを行っているサッカーJリーグ1部(J1)鹿島。連覇に向けチームのムードも盛り上がる中、移籍2年目のDF伊野波雅彦=鹿児島実高卒=と、新加入したFW大迫勇也=鹿児島城西高=の鹿児島県勢も、精力的にメニューをこなし順調な仕上がりをみせている。
 「昨季と違い、キャンプのフルメニューに参加して内容の濃い練習ができている」という伊野波。昨季前半、レギュラーに定着できず北京五輪代表入りも直前で逃すなど、苦汁をなめた。しかしシーズン後半にかけ守備の要としてレギュラー入り。リーグ制覇の原動力になった。
 強豪チームだけに「勝って当たり前というムードがあるし、結果を出さないと評価してもらえない」と、厳しさを実感した様子。今季に向け「1年を通じ出続けて、結果を残すのが最大の目標」と前向きに話した。
 プロ入りし初のキャンプとなる大迫は、日程も後半戦に突入しやや疲れた表情。それでも「きついことはきついが、徐々に慣れてきた」と厳しい練習にも手ごたえを感じ始めている様子。ミニゲームでも持ち前の柔らかいボールさばきを披露するなど、順応性の高さをみせた。
 期待の大物ルーキーは「まずは早く試合に出ること。そのためにしっかり体をつくりたい」と意欲をみせた。


思い起こせば一年前、伊野波は移籍直後のキャンプにU-23に振り回されフル参加しておらなんだ。
懐かしい想い出である。
その伊野波も大迫と共に初キャンプということになる。
伊野波については先日は宮崎トリオとして紹介され、今回は鹿児島コンビである。
ポリバレントな強みがこんなところにも活かされておる。
しかしながら鹿島においてはCB一本で勝負することとなろう。
今季も完封劇を数多く魅せて欲しいものである。

激しいキャンプ

2009年02月11日 | Weblog
J1鹿島、対人プレー交え練習 宮崎合宿
2009/02/11(水)
 Jリーグ1部(J1)鹿島は10日、宮崎県総合運動公園陸上競技場で、対人プレーを交えながら練習、パス回しなどに取り組んだ。

 6対6のパス回しは、選手が4組に分かれ、2組ずつが4分割したピッチの1面使って、ボールキープを競った。タッチは3回以内、10本パスがつながったら隣のコートへボールを展開。笛の合図でダッシュによるコートチェンジなど、正確な技術と切り替えの速さが求められた。
 球際も激しく、岩政や本山が接触プレーでうずくまるなど一瞬ヒヤッとする場面も。それでも「毎年こんなもの。あれぐらいの激しさは当然」と岩政。練習にも緊張感が漂っていた。
 ここまで大きなけが人もなく昨年、合宿中に右足首を負傷した興梠は「ここでけがすると出遅れるので、気を付けたい」と気を配り、新井場も「この流れで最後3日間、終わってくれればいい」と話した。


【写真説明】
6対6のパス回しで競り合う興梠(手前)と新井場(右、左から田代、岩政)=宮崎県総合運動公園陸上競技場


昨季はキャンプの練習で負傷し出遅れた興梠は激しいプレイに慎重である。
とはいえ、実戦さながらの練習に実りが多いことも事実である。
緊張感の中にこそ得るものが多かろう。
肉体的だけでなくメンタルも鍛えるのである。
対人プレイも取り入れられキャンプも佳境と言えよう。