鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ナビスコ杯予選リーグ第1節 大分トリニータ戦   

2006年03月29日 | Weblog
主将の魂のPK。
そして勝利。
聖地の夜は厳かに更けて行く。
田代有三のゴールで始まった得点は増田誓志の2ゴールを含め4得点となった。
交代枠をフルに使い若手が活躍、シナリオ通りと言える。
興梠の突破はPKを得、野沢のダイレクトプレイは危険な香りがする。
ここ数試合の定番となった羽田の守備的MFで試合を締める。
若き鹿戦士の競演。
それを演出するのは本田主将、大岩剛、小澤のベテラン。
バランスの良い構成で勝利を掴む。
素晴らしい形だ。
聖地に鳴り響く太鼓の音が心地良い夜風を誘っている。
今日という日がナビスコ杯の開幕、また戦いは始まったばかりだ。

飛翔伝説へ

2006年03月29日 | Weblog
鹿島、柳沢の代役に田代テスト
2006年3月29日(水) 8時1分 スポーツ報知
 鹿島のFW田代有三(23)が、ナビスコ杯大分戦(29日・カシマ)に先発出場することが28日、濃厚になった。もともと同杯に日本代表は欠場予定。だが、以降のリーグ戦でも右足第5中足骨骨折で戦線離脱した日本代表FW柳沢敦(28)の代役が務まるか、“テスト”されることになる。
 「ゴール前での強さを出していきたい」田代が強い口調で意気込みを語った。先発出場すれば昨年6月4日のナビスコ杯清水戦(カシマ)以来となる。チームのエース、柳沢が25日に負傷離脱。アウトゥオリ監督(49)は「(柳沢は)人間としても影響力ある選手。大きなダメージを受けたと思っている」と話す。だが、指揮官の不安を背番号19が吹き飛ばす。
 大分戦で結果を出せば、2日から再開するリーグ戦でも、負傷した柳沢の位置を奪うことになる。「ボクにとってはチャンス。死ぬ気でやります」と田代。181センチの大型FWの勝負どころが来た。(恩田 諭)
[ 3月29日 8時1分 更新 ]

汚名としか言いようのない記事である。
「代役」
何故にこのような表現になるか理解に苦しむ。
水戸ホーリホック戦では今季初ゴールを残しており、前節では素晴らしい独走を魅せたこの男に「代役」はあり得ない。
昨季は新人ながらポジションを掴みかけた、その時の大怪我…
そこからの復活。
自らの手で掴んだポジションであると明確にすべきである。
確かに日本代表でもある柳沢敦の存在は大きい。
プレースタイルも素晴らしい。
しかし、単に彼の後ろを追うような選手では決して無い。
これは断言できる。
強いて表現すれば、長谷川祥之の代役ということになるであろう。
高い打点、長い滞空時間、両足のシュート。
ストライカーの逸材。
そして尊敬する選手は鈴木隆行。
今季得た今日のチャンスが伝説の第一歩であることは言うまでもない。

本山が背負うモノ

2006年03月29日 | Weblog
鹿島本山1人3役、FKにも意欲
 鹿島MF本山が1人3役をこなす。ナビスコ杯大分戦を翌日に控えた28日、練習後にアウトゥオリ監督からFKの練習を促された。MF小笠原の代表招集で回ってきたが「蹴れと言われた時には、決めたいですね」とやる気をのぞかせた。FW柳沢も負傷で、中盤の左にFW深井、右に増田、2トップの1人にはFW田代が入る見込みだが、経験不足は否めない。MF本田も「満男(小笠原)がいないし、ゲームをつくる意味でも本山への期待が大きくなる」と言う。本山は「オレもいるってところを見せたい。満男(小笠原)にプレッシャーを掛けますよ」と力を込めた。司令塔、キッカー、そしてポイントゲッターとして、本山が鹿島を引っ張る。
[2006年3月29日6時56分 紙面から]

一試合毎に調子に波のある鹿島の10番本山雅志。
この男にナビスコ杯開幕戦を任せる。
そういうことだ。
8年、雪の高校選手権決勝戦から8年の歳月が経った。
高校生としての実績はこの年代では最高であろう。
その男に託す。
10番である以上、一瞬の輝きだけでなく結果をもたらすと言うこと、これが必要になってくる。
一試合毎に調子の波のある10番本山雅志。
もっともっと…