鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

Jリーグ第5節 JEFユナイテッド市原千葉戦

2006年03月25日 | Weblog
本田泰人、36歳。
鹿島アントラーズにおいて現役最年長者である。
その男が中盤に君臨した。
90分間フル出場、完封。
まさにチームを引き締めた。
フクダ電子アリーナという地において、我等に歓喜をもたらしたのはベテランの献身的なプレーであったことは誰の目にも明らかである。
3センターは機能していた。
小笠原満男、増田誓志、そして本田泰人が流動的に上がり決定機を演出する。
それは現代サッカーの申し子。
FWが下がり守備をする、そのスペースに上がっていくセントラルMF、そしてサイドを突く。
美しい攻撃の始まりである。
両サイドの活性化で中央の動きは激しくなった。
そこで、締めるのが本田主将である。
結果的には深井の中央突破から満男、アレックス・ミネイロの個人技で試合は決まったが、その陰の功労者は守備陣であったことは言うまでもない。
新たなる敵地での勝利、これは歴史の1ページである。