yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

南京・鳳陽・開封報告-1 上海から新幹線に乗って南京への条

2009-09-16 00:42:09 | 歴史・考古情報《東アジア》-1 中国
 中国新幹線(といっても本物の新幹線はまだ建設中)に乗ってみたいな、と思ったらこいつをポチッと押して下さいね→人気ブログランキングへ


 9月14日から25日まで、南部、揚子江流域の宋代以降の都城を中心に踏査に出かけることになった。関空に集まったのはこんなメンバーである。



もちろん、上海や南京で他のメンバーと合流する。



飛行機は中国航空のあまり大きくないボーイングである。確かこの前もこの飛行機で北京から帰ってきたような気がする。



上海駅前は大変な混雑だった。日本から手配したチケットやらを何とかそのカウンターに辿り着いて受け取った。驚くべきことに、今回は旅行社に予約を依頼したので、たった110元(1500円)のチケットが7000円もした。旅行社の暴利である。

さて、今回の初日の注目点は、上海から南京まで走っている「新幹線」である。ただし、これは本物ではなく、在来線に日本の技術を密かに利用して製造された「特急」の車両を、走らせるもので、最高時速は210キロ程度である。



左側が「新幹線」右側が在来の特急である。



連結部は東北新幹線そっくりである。



各車両にある電光掲示板には繰り返し繰り返し、車両の名前や時速が表示される。ニュースでも流せばいいのに!!



トイレも日本の構想とほとんど同じであった。



南京駅でタクシーに乗り、宿泊予定の南京大学附属賓館に向かった。



南京大学のキャンパスもとても広く、ここは広州路に接した南院の南門であった。
この正面に見えるのが、ナナナント・・・・・、大学校内に設けられた女子寮だという!!聞くところによると東アジア最大の女子寮だという。それにしても門の真正面に女子寮を配置する大学も大学だが、その5階建ての建物の内外に堂々と洗濯物を干す学生も学生だ。
日本では絶対に見ることのできない光景だった。

そんなこんなで何とかホテルについてチェックイン。直ぐに食事に出かけて今回の南京での見学の段取りをして下さった南京大学の張学鋒先生と歓談の時間を持つ。
ホテルに入ると直ぐにパソコンとにらめっこ。みなさんねっとにつながるかどうかがとりあえずの最重要課題となった。

食後には翌日の朝ご飯代わりのパンやジュースを大学の校内にある生協へ買いに出かける。15日は南京市内に残るいくつかの推定地等を張先生と一緒に回る予定である。

それでは皆さん、これから12日間にわたって展開するYHM主宰??の珍道中を紹介していきますのでしっかりご覧下さいね。しばらく留守にします。

 オバマ大統領のヒロシマ,ナガサキ訪問を求めよう!!