yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

御案内  第7回東海例会三重県大会御案内の条

2006-07-10 03:15:22 | 歴史・考古情報《日本》-1 宮都
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標記の件に付き下記の通り御案内申し上げますので多数のご参加をお願い申し上げます。

第7回 考古学研究会東海例会のご案内

テーマ:「古墳時代における地域と集団Ⅱ-横穴式石室からみた伊勢と三河の交流-」


(参河湾に浮かぶ比莫島の北地古墳群を見学する歴博共同研究会の皆さん)

日時: 2006年8月5日(土)13:00~17:30
会場: 三重大学人文学部3階大会議室 津市栗真町屋町1577 
近鉄江戸橋駅から徒歩約15分
津駅より三重交通バス4番のりばよりバスで約15分「大学前」下車
趣旨: 2005年に開催いたしました第5回例会のテーマ「古墳時代における地域と集団」を引き続き取り組みます。第5回は主に美濃と尾張地域に着目したのに対し、今回は海を介して隣接する伊勢と三河について、とくに古墳時代後期に地域的な特色を保持しながら展開する胴張型横穴式石室や竪穴系横口式石室などの埋葬施設を俎上に、地域間の交流の実態を探ろうとするものです。

プログラム 
開会挨拶13:00~
13:10~13:30 趣旨説明「古代の伊勢と三河の交流」
            ( 山中 章:三重大学 )
13:30~14:15 発表1「伊勢の横穴式石室の展開と地域間交流」
            ( 竹内 英昭:三重県埋蔵文化財センター )
14:15~15:00 発表2「三河の横穴式石室の展開と地域間交流」
            ( 岩原  剛:豊橋市美術博物館 )
15:10~16:00 発表3「東日本の横穴式石室の展開と地域間交流」
            ( 広瀬 和雄:国立歴史民俗博物館 )
16:10~17:20 討 論(司会 山中 章)    
17:20~17:30 閉会挨拶・次回開催案内

資料代:実費


(参河湾から神島を経て志摩へ。この地域に点在する横穴式石室や竪穴系横口式石室はどういう意味を持っているのか。一緒に考えてみませんか。)

この間私の研究テーマになっている後期古墳時代から律令期への展開過程を伊勢・志摩・三河という海でつながった地域の横穴式石室や竪穴系横口式石室を素材に検討します。最近、関東の横穴式石室の検討をされている広瀬和雄さんからも貴重な報告をいただく予定です。

東海例会はまだまだ予算が十分ではありません。案内は口コミ、メールに限られております。是非是非このブログを読まれた方は上記案内を印刷の上、関係機関に貼りだしていただければ幸いです。もちろん転送大歓迎です。

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