卒業式がうるさくて退屈だったことは先に記した。
しかし卒業式の本来の目的は考古学研究室卒業生とのお別れ宴会であるから余り気にはならない。
この頃の学生は酒が弱いので直ぐに寝てしまう奴が出る。そんなのも叩き起こしてみんなで記念撮影。
二年生から四年生まで総勢15人の内13人が我が官舎に集まっての恒例大宴会だった。飛び入りで他の研究室の学生四人も集まったので最終的には17人が狭い我が官舎で5時から11時まで食べ、飲み、話した。
滅多に人気のない我が官舎の部屋だからきっと上下のお部屋の人は驚かれたに違いない。ごめんなさいね。
実は今年の四年生とは一年生の時からの付き合いだから卒業という時を迎えて私にはそれなりの感慨があった。我が人文学部には一年生対象にオリエンテーションセミナーという学部での学問追究に当たってどの様な方法論があるのか、具体的なテーマを与えられたり、関係する機関を訪れたりしてそのきっかけを作ろうということで、入門的な場を与えるのである。本来なら教官全員がそれぞれどんなことをやるのかを示して学生が選べばいいのだが、これまた相変わらずの「負担」という魔物が出てきて毎年八人の先生がそれぞれの分野を学生に選択させてやるに過ぎない。
多様な学生をそのニーズに合わせてやるのだから全教官が自分達はどんなことをやっているのか、どんなことをやれば自分の研究に馴染めるのかを示して初めて意味があると思うのだが、これが、そんな、毎年やるのは仕事が増えてイヤだ!というのである。一週間に二コマしかしない教官もいる中(そんな教官に限ってゼミ生0というのもある)、これが半期一つ増えたからといってドンだけ負担やね!!と言いたくなる。それに対して私は負担になってもいいからやらしてと言うと、それは規則違反だからアカンと言う!!なんやねこいつらは?と思うのだが、所詮我々は少数派なのでこの意見が通らないのである。悲しい。
資料の入った段ボールを机代わりの台にして俄テーブルでの宴会である。食材は昨日京都から持ってきたものを官舎で調理して出した。
たまたまこの四年生が一年生の時は私が担当だったので思いきり考古学のことをやった。するとどうだろう。18人ほど受けていた学生のほとんど15人くらいが歴史と考古に進んだのだ。だから考古も多いが歴史にも沢山の知り合いの学生がいたのだ。そんな学生の卒業だからしんみりするものがあった。
前回にも記したとおり就職する学生が0という大変な状況ではあるが、ま、そこは慌てることもないかと言うことで、みんな和気藹々と楽しいひとときを過ごすことができた。
たまたま2年前の卒業生が訪ねてきてくれて、彼女も一緒に宴会に加わることに。食事を作ってくれた我が嫁と共に、「みんないい子だね!感謝しないと!」ということに。
在学生からの花束贈呈
みんなが書いた寄せ書き贈呈。
そして私にもみんなからの寄せ書き色紙。なかなか神妙なことが書いてあったが、これから本気になってね。
途中食材や酒を買い足して結局23時頃に解散。いつもなら朝まで麻雀をしたり、トランプをしたりで何人かは泊まるのだが、今年は平日でもあったため、翌る日に発掘に行く連中もいてやむなくお開きに。結局二年生一人だけがお泊まり。
とにかく楽しい夜だった。
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しかし卒業式の本来の目的は考古学研究室卒業生とのお別れ宴会であるから余り気にはならない。
この頃の学生は酒が弱いので直ぐに寝てしまう奴が出る。そんなのも叩き起こしてみんなで記念撮影。
二年生から四年生まで総勢15人の内13人が我が官舎に集まっての恒例大宴会だった。飛び入りで他の研究室の学生四人も集まったので最終的には17人が狭い我が官舎で5時から11時まで食べ、飲み、話した。
滅多に人気のない我が官舎の部屋だからきっと上下のお部屋の人は驚かれたに違いない。ごめんなさいね。
実は今年の四年生とは一年生の時からの付き合いだから卒業という時を迎えて私にはそれなりの感慨があった。我が人文学部には一年生対象にオリエンテーションセミナーという学部での学問追究に当たってどの様な方法論があるのか、具体的なテーマを与えられたり、関係する機関を訪れたりしてそのきっかけを作ろうということで、入門的な場を与えるのである。本来なら教官全員がそれぞれどんなことをやるのかを示して学生が選べばいいのだが、これまた相変わらずの「負担」という魔物が出てきて毎年八人の先生がそれぞれの分野を学生に選択させてやるに過ぎない。
多様な学生をそのニーズに合わせてやるのだから全教官が自分達はどんなことをやっているのか、どんなことをやれば自分の研究に馴染めるのかを示して初めて意味があると思うのだが、これが、そんな、毎年やるのは仕事が増えてイヤだ!というのである。一週間に二コマしかしない教官もいる中(そんな教官に限ってゼミ生0というのもある)、これが半期一つ増えたからといってドンだけ負担やね!!と言いたくなる。それに対して私は負担になってもいいからやらしてと言うと、それは規則違反だからアカンと言う!!なんやねこいつらは?と思うのだが、所詮我々は少数派なのでこの意見が通らないのである。悲しい。
資料の入った段ボールを机代わりの台にして俄テーブルでの宴会である。食材は昨日京都から持ってきたものを官舎で調理して出した。
たまたまこの四年生が一年生の時は私が担当だったので思いきり考古学のことをやった。するとどうだろう。18人ほど受けていた学生のほとんど15人くらいが歴史と考古に進んだのだ。だから考古も多いが歴史にも沢山の知り合いの学生がいたのだ。そんな学生の卒業だからしんみりするものがあった。
前回にも記したとおり就職する学生が0という大変な状況ではあるが、ま、そこは慌てることもないかと言うことで、みんな和気藹々と楽しいひとときを過ごすことができた。
たまたま2年前の卒業生が訪ねてきてくれて、彼女も一緒に宴会に加わることに。食事を作ってくれた我が嫁と共に、「みんないい子だね!感謝しないと!」ということに。
在学生からの花束贈呈
みんなが書いた寄せ書き贈呈。
そして私にもみんなからの寄せ書き色紙。なかなか神妙なことが書いてあったが、これから本気になってね。
途中食材や酒を買い足して結局23時頃に解散。いつもなら朝まで麻雀をしたり、トランプをしたりで何人かは泊まるのだが、今年は平日でもあったため、翌る日に発掘に行く連中もいてやむなくお開きに。結局二年生一人だけがお泊まり。
とにかく楽しい夜だった。
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