最近、稲刈りが忙しくて自転車に乗る暇がありません。当然自転車ネタは、ありません。
と言う訳でコンバインの解説です。農業をやっている人には当たり前、農業をやってない人には一生役に立たない知識です。では、我が愛機、ヤンマーGC441の説明に行って見ましょう!
先ずは座席左側にある変速レバー部です。奥にある大きくボタンやレバーの付いているのが主変速レバーです。前進後退及び速度を調整します。無段変速でクラッチ操作の必要はありません。
少しアップにして見ました。手前の黒いレバーが副変速機です。クラッチ操作が必要ですが、主変速機をニュートラルにして置けば変速出来るのでクラッチは、あまり使いません。
低速は、稲が湿っている時、倒伏している時に使います。標準は標準です。走行は、移動時に使いますが、最高速度は、早歩き程度です。
右にあるウィンカー、ライトのスイッチは、そのままで、下の自動こき深さは、稲を脱穀機に入れる深さのスイッチです。
その右のスイッチは、エンジンが最適な回転数になる為の物です。ここを0Nにすればアクセル操作も必要ありません。
脱穀機と刈取り機のクラッチです。作業中は入れっぱなしであまり使いません。
回転数(自動だと操作の必要なし)負荷と籾のタンクに入っている量、各種警告が出ます。
主変速レバーのアップです。黄色のオートリフトのボタンは、所定の位置まで刈取部が上がり刈取動作をストップさせます。
オートセットは、所定の位置まで刈取部を下げ刈取動作を開始します。
赤いレバーは、刈取部を上下させます。
黒い小さなレバーは、こき深さ(脱穀機に稲を入れる深さ)を操作するレバーですが。ほぼ自動で操作しません。
ステアリングです。自動車の機械式と違って電気式のスイッチみたいな物です。ハンドルを少し切ると切った方のキャタピラのブレーキがかかり方向を変えます。更に大きく切ると反対側のキャタピラが逆転し超真地旋回をします。
作業中は、ステアリングだと機敏すぎるので右側にあるボタンで操舵の微調整をします。刈取部の上下もこのボタンで操作出来ます。作業中は、絶えず、ここを親指でクリクリしています。
座席後ろにあるオーガ(籾を排出する筒)操作部です。セットボタンを押すと所定の場所まで動きます。
ちょうどいい位置まで十字レバーで位置を合わせます。
リターンボタンを押すと原点まで戻ります。これを操作しながらゆっくり走り出すとコアファイターに他の部品が合体しているようで気持ち良いです。
一番右は、藁をカッターで細かくするか、そのまま排出するか選択するレバーです。通常はカッターですが、野菜栽培の時に地面に敷く時等の為にカットしないで長い藁が欲しい時に使います。
真ん中は、オーガの作動クラッチです。
左は、稲の倒伏具合によって使うのですが、使った事がありません。
これは、左前にある車体制御のコントロール部です。機能は良いのですが、流石、農業機械メーカー名前がダサいです。
油圧で車体を水平に保ちます。
しかし、何時もオートなので操作する事は、あまりありません。なお10式戦車の様に前後に傾ける機能はありません。
コンバインの操縦席は、メカメカしていてカッコ良いでしょう。
どうでも良い話でした。稲刈りは、約6割終了しました。もう一頑張りです。
いやあ!!ジャンボジェット???のようなコックピットですね。
昭和生まれの男子として、全ての乗り物に少なからず興味があります。
特にこういった特殊車両は日ごろ関わることが無いだけにうきうきもの!!
【ここを0Nにすればアクセル操作も必要ありません】
これはクルーズコントロールということでしょうか??
こんな秘密兵器が隠されていたんですね。恐れ入りまする。
【ハンドルを少し切ると切った方のキャタピラのブレーキがかかり方向を変えます】
これは戦車の感覚なんでしょうか?? 戦車なんか乗ったこと無いけど・・・
【更に大きく切ると反対側のキャタピラが逆転し超真地旋回をします】
これは体験してみたいですね。要はその場所でくるくると回転するというわけですね。
う~ん!! 乗ってみたい!! 農耕機器の世界は深そうですね。
と言ってもまだやる事いっぱいありますけどね。
やはり男の子(?)は、乗り物やメカに興味津々です。50近くになっても変りません。
いいオジサンがアムロになったつもりで農作業に励んでいます。