lizardbrain

だらだらぼちぼち

祝・春一番2018

2018年06月16日 16時09分08秒 | 音楽



いつかは行きたいと思っていたのだが、この時期に出かける機会には縁遠く、
ようやく今年、5月3日~5日、意気込んで3日通し券で参戦した祝・春一番。
初日の午前中に雨の予報もあったが、2日目に短い時間だけパラっと降るくらいの、レインウェアも使わずにすむ雨だけですんだ。
3日通し券は枚数限定だと思い込んでいて、早めに買っておいたのだが、当日でもまだ売っている事を現場に着いて気付いた。
この辺が初心者の悲しいところ。
野外だし、天候の心配もあるので、今後は本番直前にチケ買いする事にした方が良いだろう。

開場時刻の前から並んでる人が予想外に多くて、行列を目にして少し焦った。
11:00に開場すると同時に演奏が始まるので、最初に登場する演奏者はあんまり聴いてもらえない傾向にある。
以下、登場順序にかかわらず、気になった事をメモっておく。




なんと、3日連続で出演したgenki kosai bandは、初日に『下宿屋』2日目『女の証し』など、父親の曲も歌った。




初めて目撃したハンバートハンバートは、見るからにあか抜けた都会的な人気デュオらしく。
ミサワホームのCM曲はこの人たちだったのか、と気づかせてくれた後は、春一番、教訓Ⅰ、アンコールに生活の柄と、涙ものの選曲。

それにしても、服部緑地野外音楽堂の椅子は硬かった。
3日間座り続けるには、ダイソーの¥108座布団は必須。
噂には聞いていたのだが、上段の芝生席ではクーラーボックスで飲料食料を大量に持ち込んでキャンプ気分の人達がリラックスしていた。

初日、終演後に出口に向かう波の中を歩いている時、知らない間に大塚まさじと並んで歩いていたのに驚いた。
ご挨拶する暇もなかったのだが。

2日目、茶木みやこが目の前を通ってステージ向かって右側の客席に座っていた。

3日目、やたら大声で不規則発言するうるさい酔っ払いがいた。
それも大した内容の発言ではなくて、
曲の合間に演奏者がMCしようとすると、
「〇〇〇」(演奏者の名前)
と名を呼ぶので、演奏者が何事かと聞き返そうとして、それに対して
「ありがと~」
って、なんやねん、そんだけかい。
少ない持ち時間の一部が、その酔っ払いを相手に浪費されてしまうのはとても迷惑な話で、
その酔っ払いは、スリーキングスの時、ステージ前まで行って一人で泣いていた。
静かにできないのなら、来てはいけません。




豊田勇造。




光玄。



          


遠藤ミチロウ羊歯明神。



          


中川五郎の長い曲に感涙。



          


スリー・キングスの鮎川誠と友部正人。




ヤスムロコウイチのバラードが染みた。

イチゲンさんとして一番意外に感じたのは、野外なのに音響が良かったこと。
それと、演奏者が交代する時の楽器やPAシステムのチェンジが、無駄なくスムースに進んでいたので、進行の遅れを感じなかった事。
去年の東京ジャズの時は、プログラムとプログラムの間に20分とっているのに、その時間内ではチェンジできなくて、どんどん進行が遅れていたのに比べると雲泥の差。

さて、初めての祝・春一番を堪能できたのだが、同じ時期に高槻ジャズストリートが開催されていて、
今年は早くから3日通し券を買っていたので服部緑地を選ばざるを得なくて、プログラムを比較検討すると高槻に行きたいという欲求を抑えるのに苦心した。
来年は、高槻ジャズストリートのプログラムが発表されるのを待って、どちらにするかを決めようと思う。








コメントを投稿