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だらだらぼちぼち

なにわブルースフェスティバル2019

2020年03月30日 11時03分21秒 | 音楽

ここ数年の事だろうし、調べようとすれば簡単にわかるはずだが、
いったいいつから始まったのかがわからない『なにわブルースフェスティバル』には、2017年に初めて参加した。
その年は2日間ともチケットを手配して万全の態勢を敷いていたのだが、直前になってあろう事かどんどん台風が接近して、
1日目はほとんど影響がなかったが、2日目の夕刻に大阪を通過する進路が予想されて、
ビジホから会場のなんばハッチに向かう時刻あたりに雨風が強くなりそうで、
さりとて無事に会場に辿り着けたとしてもビジホに徒歩での帰路も心配なわけで、
泣く泣く2日目の参加をあきらめて早めに帰宅した。

結局、2日目のライヴは中止とはならずに開催されたわけだが
「チケット代金をムダにしてしまったなぁ。」
との悲しみに襲われていたところ、自己判断で行かなかった人に対するキャンセル払戻が行われたので、主催者の心遣いに感謝したのだ。

その台風の記憶が影響したのか、翌2018年は参加しなかった。
台風の記憶が薄れた去年、2019年9月14,15日の2日ともに再び観戦態勢を取った。
会場は、なんばハッチ

          

初日が『石田長生展2019 SONGS OF Ishiyan』、2日目が『続 少しだけ石田長生展 & 道頓堀でブルース&ソウルナイト』と題されて、
つまり2日目は、石ヤン色が少し薄れていたが。



通常チケットとは別に『ブルースセット付』という少し料金が高いチケットもあって(ワタクシは通常チケ)、『ブルースセット』という名のトートバッグが手渡されていた。
トートバッグの中に、何やら特典が入ってたみたいだ。

初日、ワタクシが入場してすぐのスペースで、ちょうど有山じゅんじと清水興が『梅田から難波まで』を実演していた。

そのほぼ反対側に物販コーナーがあったのでグッズを物色したかったのだが、よりによって物販コーナーのすぐ前に喫煙所があったのでスルー。
こんな所に大きな顔で喫煙所とは、なんとかせんかい!
とブツブツつぶやいてたら、エスカレーターを上がった客席入場口近くにも喫煙所があったので、もう一度、なんとかせんかい!とブツブツつぶやいておいた。

どういうわけだか初日のワタクシの座席は1階の最後列で、すぐ後ろは立見席が2列ほど追加されていた。
ライヴが進むにつれて、立見席の酔っぱらったオッサンが演奏のタイミングを全く無視した奇声を上げて不規則発言を繰り返していた。
しかも大声で。

たくさんいた出演者は自分の胸にしまっておくとして、ナオユキとかいうスタンダップコメディ(いわゆる漫談か)のヤツがなぜか出てきた。
周囲の客にはそこそこウケてたが、前年のハルイチの時と同じネタだったので、少々シラケた。
17:00開演で、終演後に下りのエスカレーターに乗ったのは22:00頃、約5時間という長丁場だった。
この日、一番感銘を受けたのは、石ヤンのジャズギターの師匠である竹田一彦の登場だった。
たった一度だけだが、この竹田一彦と石ヤンの共演を目にした事がある。

2日目は、そこそこ前方の席で、見回してもジャマな酔っ払いもいなくてホッ。
この日も負けずとたくさんの出演者が登場したが、三宅伸治バンドのドラマー茜ちゃんに注目。
前日にも登場したナオユキとかいうスタンダップコメディのヤツが出てきた時に席を外したのだが、戻ってきた時にはまだやってて、それも前日とは違って聞いた事の無いネタで、かなりウケてたので、一緒にウケてしまった。
彼には彼なりの石ヤンへの思いがあるようだ。

開場時から目に付いたヒカリ物の応援グッズを持ち込んだ一団がいて、出演者の顔ぶれから察しておそらく大黒摩季のファン達だろうなと思ったら、ビンゴだった。
ラス前の大黒摩季の登場では、後ろで立ち上がって踊りと手拍子で参加を始めた摩季ファンに何度も椅子を蹴られたので、少々ムッとなった。
MCによると、この日の出演者のうち近藤房之助と永井隆が『ららら』のレっコーディングでコーラス参加していたのだ、と。
ステージ真ん中に引っ張り出された2人は、なんか居心地が悪そうだったのが微笑ましかった。
2人ともハッキリ言ってたから間違いないが、このレコーディングの時のギャラは7万円だったらしい。

後日、大黒摩季の音源を聴いてみたのだが、確かに近藤房之助の声ははっきり聴こえるが、永井隆の声はわかりにくい。
さらに後に知った所によると、大黒摩季は6年間も休業していたのか、ファンとしては復帰した時はさぞかし嬉しかっただろうな、それなら少々椅子を蹴られてもノープロブレムだなぁ。
と、気分を改めた。

大黒摩季の歌唱中に腕から何かを落っことしたのが見えて、最前列の女性客を手招きして落としたブレスレットを手渡した。
その女性客にプレゼントしたのかと思い込んだ人から、
「ええなぁ」との嫉妬の声があがったが、
プレゼントしたのではなくて、落っことしてもつれてこんがらがったブレスレットを修復してもらったうえに腕に付けてもらっただけだった。
そりゃあ、そうだろう、うん。

  

トリの上田正樹が終わって、アンコールも終わって、いったん全員ハケようとしていた時、マイクを手にした大黒摩季が再び登場して、
『全員で写真を撮りませんか』
との提案があり、もう一度、全員がステージに戻ってきて、ステージ奥から客席に向けてミュージシャン達の記念撮影が始まった。



これは、後日、Twitterに上がってた画像。
ワタクシの姿も、客席のどっかに確かに写ってるのだが、前の座席の人が両手を上げているので顔が隠されてしまった。
ま、これで顔バレしなくて済んだわけだ。
この写真は、なにわブルースフェスのオフィシャルHPにも載っている。
今のところ。
あれやこれやあって、開演したこの日の終演は前日より遅くなって22:37。

早くも今年は9月12,13日の開催が予告されている。