lizardbrain

だらだらぼちぼち

八幡山ロープウェイ

2015年11月07日 12時44分00秒 | 風景光景

嵐山に行ったのとは別の日だが、
10月24日に大津市でヤボ用があったため、苦労してビジホを探し回りまわりようやく予約できた大津市の安ビジホに泊した。
大阪や神戸だけでなく、爆買いツアーとやらの集団はどうやら滋賀県にも触手を伸ばしているようで、ホテル探しはホントに大変なのだが。
だが、何たることか、
遅いチェックインを済ませた後に翌日のヤボ用とやらが消滅してしまった。
ま、こんな事もあるさと気分を切り替えて、近江八幡市に足を延ばした。
元々、近江八幡市へはヤボ用を済ませてから立ち寄るつもりだったので、我ながら落ち着いたもんだ。

八幡山ロープウェイに乗ってみたかったわけだが、
ちなみに、カーナビに『はちまんさんロープウエイ』と入力しても反応してくれない。
試しに『はちまんやまロープウェイ』とすると案内してくれた。
あいまい検索機能に劣るナビを使うと悲しい。

          

土曜日ではあったが、予想以上の人出に現地に着いて驚いた。
駐車場が、まさかの満車状態だったのだ。
奥のほうまでず~っと入ってみたのだが、駐車場スペースに空きが見つからなかったので一度八幡山エリアを出てしまった。
ぐる~っと一周して再度入り口から車を乗り入れてみると、運良くちょうど出て行くクルマを見つけたのでその後にパーキング完了。
駐車場は無料。

          


どうやら、ここのロープウェイは今まで乗ったロープウェイとは地理的構造が違っていて、
一般的に山頂の神社仏閣やら登山口やらに連れて行ってくれるのがロープウェイだと思い込んでいたのだが、ここ近江八幡にはロープウェイ乗り場の麓に近江八幡神社があって、ちょうど七五三の時期と重なったので参拝客がなだれ込んでいたのだ。

          


ともあれ、ロープウェイに乗り込むことができた。
駐車スペースを見つけられなかったら、ここまでたどり着けないところだった。

          


事前にほとんど何も調査しなかったのだが、山上には近江八幡城跡がある。
この時期、黄砂でもなさそうだが、なんとなく空がボンヤリ煙った感じが続いていて、下界の風景の見通しはイマイチ視界が開けない。

かつてのこの城主は、豊臣秀吉の養子であった豊臣秀次だが、秀次は秀吉の命により27歳の時に高野山で切腹させられたという。
誰の作品だったか記憶はあいまいだが、江戸時代の武士を描いた小説に、武士の子供は7歳になった折に切腹の作法をみっちりと教えられるという記述があった。
武士という身分と切腹という制度がない時代に生まれて良かった、などと情けない感想が胸に浮かんで消えた。