植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

過去の日記から

2006年07月06日 12時36分34秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 過去の日記から掲載。2004年10月27日分

 小さい頃から自然の中で遊ぶのが好きだった。高校生の頃から「どうしてこんなに建物を建てるのだろう」と森や谷戸が開発されてしまうことに憤りを感じていた。

 大学を出て社会人になってから始めた登山で、林道開発やブナ林伐採の問題を知った。自然を守る団体の会員になって観察会のリーダーもした。生協の環境対策室や商品部で環境に良い商品開発に取り組みもした。

 私の根底には緑豊かなところで人々があくせくせずに心豊かに暮らすことが幸せ、という価値観がある。ネイティブ・アメリカンの人々に強く共感を覚えるのもそのためだと思う。

 治療師として霊的なことを理解し始めて気付いたのは、私のやってきた自然を守る活動は「霊的成長の場を豊かに保つ」ということだったのだと思う。これまでは自然が好きだから守ろう、という単純な理由で動いてきた。今でもそうだけど自然の価値を霊的視点から見れるようになった
 
 人が霊的に成長するには感動が必要だ。それは美しいもの、光景、話などを感じることで心が動かされる経験だ。ライオンやトラ、象、熱帯の鳥、海の鯨、オルカ、熱帯雨林、氷河、アルプス・・・失われつつある大自然は私達の霊性を高めてくれる存在なのだ。

 ベティ・シャインの『スピリチュアル・ヒーリング2』でも魂と環境について述べていて我が意を得たりと思えて嬉しかった。
 「高次の心はレイラインを探し出すこともできる。レイラインとは地上を走っているエネルギー・ラインで、人間のエネルギー体が持っている経絡に似ている。こうしたエネルギー・ラインは、地球を取り巻いている電磁気のネットワークの反映だと思う。そしてそれは集合的無意識によって破壊されうる。

 環境が破壊され、それによって人が悲嘆にくれると、魂にも影響が出、ひいてはその人の霊性全体にも影響が出てくる。だれもこの連鎖から逃れられないのだ。」

 今は治療師として人の体を治すことを生業としているが段々霊性向上のきっかけとなることに軸足が移りつつあることが自分でも分かる。人が病を通して霊性を向上して行けば、ひいてはそれが命あるものを尊重する大事さにつながっていくだろう。

 結局私がずっとやってきたことはその時によって形は違うがこの星自体の霊的環境を良くすることだったのだと思う。

 天上天下唯我独尊・・・この言葉は釈迦様だけでなく人間誰にでも言える事で世界広しと言えども自分はただ一つ、他に同じものは何一つない尊い存在であるということ。つまりその者でなくては仕おおせぬものを持っている尊い存在ということだそうだ。

 同じ時期にこの地上に巡り合せたあなたよ、お互い、自分にしか為しえぬ任務を全うしたのち、また向こうの世界でお会いできると良いですね。

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2 コメント

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意識 (まゆ・)
2006-07-06 22:37:07
確かに自然破壊を食い止める事は

簡単な事ではありません。

日々の生活で便利さや早さが中心になり

地球が悲鳴をあげているのは、異常気象を

取っても、理解が出来ます。



でも、一人が気付き意識すればその意識が他の人に

伝わり、100匹目のサルのようになると信じています



身の回りから、環境を変える事が出来るのですから。
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潜在意識 (聡哲)
2006-07-07 10:07:32
 多くの人の潜在意識が変わってきているでしょう。学は深くなるばかりです。
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