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植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

「風をひらく」3回目のお知らせ

2006年06月22日 20時35分18秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 20日、21日、22日ととても濃い内容の時間を過ごした。ちょっとオーバーヒート気味でもあるので長文を書けない。でも取り急ぎインフォしたい内容があるのでUPする。

 おおえまさのり氏による夢見る力と題された出版記念トーク。インディアンフルートののなかかつみさんも出られるようだ。場所は東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩4分の東江寺。

 診療予約が入らなければぼくも行く予定だ。スピリチュアリティ、精神世界、環境、エコロジー、平和・・・それらは別のものではないと最近思う。根っこは同じものだと。あなたの心の土壌を豊かにする機会の一つをつかんで欲しい。
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緑のカーテン

2006年06月17日 22時35分13秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 うちは南に隣接する3階建てアパートがあるんで直射日光は南の窓にはほとんど当たらないんだけど、それでも夏は暑くなる。新しく建てられたその南側のアパートはこちらに向けた北面にクーラーの室外機がたくさん並んでいる。この分では今年の夏は室外機からの熱風で予想以上に暑い夏になるかもしれない。今書いていて気づいた。

 ということで“緑のカーテン”を南側窓面につくろうと思い先週末にゴーヤ(にがうり)の種を買ってきて、ちょうどいま芽が出てきてポットに移し変えたところ。果たして今年の夏はゴーヤのカーテンで涼しい日が送れるか・・・・。

 今からでも遅くないので皆さんも緑のカーテンを作って室内温度を上げないようにして少しでも冷房を入れる時間を少なくしたら如何でしょう?電気代も節約できるし。

 正観氏の説く“他者に喜ばれる存在”の“他者”の中には人間だけでなくて動物や植物という“自然環境”も含まれると思うので実践してみようっと。
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WPPD(World Peace&Prayer Day)の催し案内

2006年06月05日 21時03分06秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
WPPD2006の催しのご案内。
 WPPDとはWorld Peace&Prayer Dayのことで「せかいへいわといのりの日」のこと。世界中で平和の祈りの祭りが夏至に合わせて行われる。
 日本では聖なる山“富士山”の麓で行われる予定。ぼくは過去2年間のWPPDを知らなかった。知ったのは去年の7月くらいで今年はぜひ参加したいと思っている。
 “チーフ北山”のお話や古屋和子さん、野中かつみさんのストーリーテリング、加えてコエン・エルカさん(『生き物として忘れてはいけないこと』著、サンマーク出版、去年6月29日の日記で紹介した)の語りもあるというので楽しみ。さらに夜9時からはキャンドルナイトをするというので一泊してこようと思っている。
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雀がいなくなっても

2006年04月15日 12時07分26秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 北海道で雀の変死が頻発しているという記事を読む。そういえば自由が丘でも雀を見ていない。あの可愛らしい声がしなくなっているのに気づいた。桜の花に異常のあるものが多く見つかっている。環境異変は確実に静かに広がっているようだ。

 しかし絶望をしてはいけない。それを変えることを私達の集合無意識は選択した、これまでの過ちを修正する困難さを体験することを私たちは選択したと思う。それが地球のアセンションとなっているのだろう。

 肉体は滅びても他の人や他の動物たち植物たちに愛情を注ぐことで魂は向上していく。これからも地球環境は激変し続け食糧難や戦争、人々の間には病気が増えるだろう。それを恐れたり忌避することはやめよう。それを真正面から受けてとめて明るい気持で「良くなったらいいな」と思いながら最善を尽くしていけばいいのだろう。

 例外もあるだろうけど多くのネイティブアメリカンの人たちが現世での絶望的な生活の中でもユーモアを持って生きていられたのは自分たちがスピリットの存在だと思っていたからだと思う。これからもし私達が現代生活の中で大地震などの災害で悲惨な体験に遭遇することがあったとしたら、そのとき私達に人はスピリットの存在なんだという考え方があったらその体験も乗り越えやすいものになると思うんだけどどうだろうか。

 これは「人は輪廻転生を繰り返すから今回はあっさり死んじゃってもいいや」ということを言っているのではないよ。生きる努力は懸命にしながらもどうしても肉体を離れざるを得ない時に肉体に執着しない、最期の瞬間に“念を残さないで速やかに成仏する”ことがいいんじゃないかなと言っているんだ。

 最近スピリチュアルなことを語る人が多くなってきている(ぼくもその一人だけれども)。だけどものごとすべてがそれで片付くわけではない。スピリチュアルなことを知っているから偉いわけではないし、スピリチュアリルなことをしているから高尚なわけではない。ぼくたちはこの肉体を使って学ぶことが必要だから今この世に生まれてきているわけであって、肉体を使ったこの世の学び、“里の行”がまだまだ必要な段階だからここにいるんだ。でもだからといって毎日をただひたすら懸命に生きていればいいというわけでもないと思う。要は肉体・魂の両方の学びをバランスよくすることが大事なんだと思うよ。

 これからは物事の起こる程度が極端になるかもしれない。地震や災害の回数が増えたり規模が大きくなったり、ね。でも肉体的に悲惨な体験をすることが場合によっては過去のカルマの清算だったり、あるいはその体験から何か学ぶところがあって魂が向上するんならその悲惨な体験も受け入れやすくなるんじゃないかな。

 雀がいなくなってカエル、蝶も最近ほとんど見かけなくなった自由が丘だけど、これからもここに住んでいくだろうぼくはこれを自分の責任と引き受けていこう。最近学んだ“人、ものすべてを裁かない、裁くべきものは何もない”という心の持ちようがそれを助けてくれる。(注:学んだから出来ているというわけではありません

 
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白頭鷲の子育て

2006年04月03日 23時35分30秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 カナダで白頭鷲が子育てしているのだけど、その様子がリアルタイムで覗ける。声も聞こえる。ライブを楽しんでください。
 白頭鷲の子育てライブ
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アラスカ石油流出事故

2006年03月11日 22時25分39秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 アラスカで石油パイプライン漏れによる原油流失事故が起きている。
 Alaska hit by 'massive' oil spill是非サイトを覗いてほしい。

 1989年にはエクソンのバルディーズ号という石油タンカーがアラスカ湾で座礁して過去最大の環境汚染が引き起こされたけれども、今回の原油流出による汚染規模はそれを凌ぐという。今回はアラスカ湾と反対側の北極海に臨む丘陵地帯を走る石油輸送パイプラインの管内腐食による穴からの流出と見られているが確かな原因は不明であり、なおかついつから漏れ出していたかも不明なようだ。100万リットル以上という想像することも難しい量の原油が永久凍土の土壌上を覆っているという。環境保護団体が伝えているようにこれはもう回復不能な“破局的環境破壊”となってしまった。温暖化が進む地球環境の悪化をさらに加速させる一撃だ。娘の育つこの星がさらに住みにくくなっていってしまう・・・。辛くて悲しい。

 このアラスカを走る石油パイプラインは今回のような事故を想定して環境保護団体からは強く建設反対をされていたのだが、開発推進派から中東石油危機に備えての国家安全保障上の理由から合衆国でブッシュの時代に開発が進められたのだ。もし環境保護派のゴアがブッシュに大統領選挙で勝っていれば多少は事態は変わっていたと思うがもう後の祭りである。

 この事件の根底には資源を利用することが当たり前であり、自分に続く子孫七世代分の平和と安寧を考慮する生き方が欠如していることが横たわっている。アメリカは知ってのとおり世界最大の消費社会だ。次の動画にあるようにもし世界が100人の村だったとしたらその中のたった6人のアメリカ人が村全体の富の59%の占有していると言われている。
 世界が100人の村だったら

 翻って今の日本はアメリカ流の生活をいつまで続けていけるのか?昨今は経済的に立ち直りつつあることを歓迎しているようだがまたバブルのような浪費生活を再現することは地球全体のことを考えるともうもたないだろう。今日テレビを見ていたら確か環境省のアンケートだったと思うがエコロジー的生活をすることで生活水準が下がるなら反対と答えた人の割合が66%くらいいるとのことだったが生活様式を改めない限り破局はより確かに足を速めてやってくるに違いない。

 私は大地にのっとった生き方に戻りたいと思っている。この間ネイティブ・アメリカンの人たちの“生き方の道”を学んだことで道にのっとって生きていくことを心に決めた。そうやって“静かな生活”を選択することがひいてはアラスカ石油パイプラインを不要のものにしていくことに繋がっていくと思っている。

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NHKスペシャル「巨樹」和賀山塊

2006年03月06日 19時46分40秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 きのう久しぶりにNHKスペシャルを見た。「巨樹」と題して和賀山塊中の巨樹たちを紹介していた。白神山地のブナ林や朝日連峰、飯豊連峰のブナ林などは知っていたけれども和賀山塊はまったく知らなかった。

 “緑の魔境”とも例えていたけれども冒頭の空撮を見る限りは確かに登山道らしきものもなく人の立ち入らぬ秘境のようだった。嬉しい。まだこの列島の中に「深山幽谷の気配」が残っていることを素直に喜びたい。加えてブナの極相林ではなくてミズナラやクロベといったブナ以外の木々も多いことはそれだけ生態系が豊か、biodiversityが豊かということだ。

 訪れてみたい。癌の治療の薬草、樹木を探してみたい。和賀仙人と呼ばれる佐藤さんが山塊を知り尽くしているという。でもそれよりもまずは足腰を鍛えて道なき山々を歩き回れる体力を作ることから始めないといけないな・・・。
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『ミッション・オブ・ラブ』より

2005年11月11日 21時49分57秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 この星の美しい自然環境に浸ることで魂が向上するから自然を遺す必要がある、と思い至ったのはつい1年前くらいか。いま読み終わった『ミッション・オブ・ラブ』ロジャー・コール著、ビイングネットプレス発行)中にはっとする文があった。

 「ながい間自然を愛してきたつもりですが、ほめ讃え、感謝している当の相手がこの『自分』だなどと思ったことは一度もありませんでした。森へ行っては幸福な気持ちになり、海へ行っては美しさに浸り、山へ行っては驚異の念に打たれてしまいました。そうやってどこかへ行くたびに、わたしは幸せになり、自分が高められたような気持ちになっていました。

 いまになってその理由がわかったんです。自然との関わりを通じてわたしが経験していたものはじつは自分自身の内面にあるものだったということに気がつきました。森や海や山に行けば、人生の葛藤や問題が、一時は消えたものでした。畏敬の念を持って山を見上げる時、その景色は感傷的な気分とはまったく無縁なもので、ただただ驚嘆するだけでした。」

 「意識していたのは山に対してではなくて私自身にだったの!自然の中に入るとだれだって人生のつまらないことから開放された気分になるでしょう。そうやって得た自由が精霊に幸福を与え、私達に愛や平和や素朴さを実感させてくれるんです。つまり精霊の声を聞くことを学びさえすればわたしたちは精霊の美しさの中に浸っていられるということかもしれません」
 
 「生まれてからずっと、自然に頼らなければ幸せになれないと思ってきました。少なくともついいましがたまでは。まるで内面に幸福を与えてくれるものを外側に求めていたようなものでした。内面の美に気づき、その真価を認めたとき、人は自分の魂を発見するんです。人間は森から平和をいただいて、それを自分のものにしなくてはいけないわ。だって人間はもともと平和なものなんですもの。人間の内部にあるものを目覚めさせる力、それが自然のめぐみなんです

 今まで多くの国々で自然に経済的価値はないとされてきた。観光資源としてあるいは鉱物資源の眠っている原野という意味では経済的価値はあったかもしれないが、それ自体を人間にとって必須のものとは私たちは捉えきれていなかった。

 しかし生命エネルギー、氣、霊、魂などの視点から見れば先の太字の部分の“人の内部にあるものを目覚めさせる力”が最も私達が価値を置くべきものなのだ。なぜなら私達がここに生まれてくるのは“魂の向上のため”なのだから。

 魂の向上、私達の内部にあるも神性、真我を目覚めさせる力、それが私達を取り巻く周囲の自然環境の恵みだったのだ。もう一度人が自然の恵みの大切さを魂の底から希求する時、この星は救われるのだろう。
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デトックス(毒素排泄、毒出し、解毒)について

2005年10月05日 21時28分32秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 最近“デトックス”なる言葉を知った。毒素排泄、毒出し、解毒のことのようだ。ほとんどテレビ、週刊誌の類を見ないので情報は人より遅いと思うのだけれども、電車の吊り広告かなんかで目にした。なんでも若い女性にはやっているとか。

 体から毒素を排泄する毒出しで体を中から綺麗にする、という主旨らしい。確かにそれは重要なことだ。どんなに表面を良くしても体の中が病んでいればそれがいつかは表皮に出てくる。体調が悪ければ肌が荒れてくるのは当然だし。体の中から綺麗にすれば自然と表面も美しくなるのは頷ける。物事の根本にアプローチする点で正しいと思う。アトピー性皮膚炎も食事療法で軽減することもあるし、スギナ茶や砂浴などの毒出しで良くなることもあるから。

 今のように環境汚染が薄く広範囲に広まっている状況では私達は体内に汚染物質を相当溜め込んでいると思う。PCB,ダイオキシン、鉛を始めとした重金属・・・。それを考えればデトックスは若い女性のみならず多くの人に薦められるものだと思う。

 だけど若い女性が美しい髪を維持するために毎日ふんだんに使うシャンプー、リンスなどは合成化学物質でありほとんどのものが環境中で分解されにくいもので環境汚染物質になっているということをあまり多くの人は知らない。

 もちろん私達が毎日環境中にばら撒いている化学物質はシャンプー、リンスのみではないし若い女性ばかりが悪いと言っているのではない。自分だって石鹸を使っているけれども毎日頭は洗っているから(もうすぐ洗う髪が無くなり洗髪不要の究極の“環境に優しい髪型”になるかもしれないが・・・笑)

 改めて言うほどのものではないけれども私達は環境の一部だから、環境が汚れれば私達も汚れる。私達の体の成分の約60%は水分だから回りの水環境が汚れればそれは即、私達の体の汚れ、毒素の貯留となる。

 悲しいかな今のこの“弓の島(日本のこと)”の水環境では私達の体を綺麗に保つことは容易なことではない。自分ひとり体から毒素を排泄してもすぐまた汚れてしまうんだ。

 健康のために体から毒素排泄するということは個人のレベルでは根本へのアプローチとして一つの正しい道だと思う。でもそれと同時に私達は周りの環境へ毒素を出さないようにして、回りの環境を“私達の体を汚さないもの”に戻していく努力もしたいなぁと思う。
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惑星高熱化

2005年08月27日 22時57分29秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 昨日の朝日新聞だったか、倉本聡さんが「地球温暖化では危機感が薄い。地球高熱化といったほうがいい」と指摘していた。僕もそう思う。さらにより客観化して思える“惑星高熱化”の方が視野が広くなり危機感が強まる気がしている。

 東京のヒートウェーブ(熱波)は年毎にきつくなっていると感じる。都市部の犯罪激化により人々は戸締りをして熱帯夜を迎えている。そのため当然夜中にクーラーをかけ続けることになる。クーラーから出る廃熱で都市は夜にも陸地を暖め続けることになる。

 本来ならば夜間には陸風といって山側から海側に空気が移動する自然の摂理がある。これは夜間は海上の空気の方が陸上の空気よりも暖かいのでより強く上昇し、その下に陸上の比較的冷たい空気が流れるので陸→海の風が吹く。

 逆に昼は太陽の熱に陸の方が海より早く温められるので陸上の空気が急上昇し、その下に比較的冷たい海上の風がもぐりこみ、海→陸の風、つまり“海風、浜風”が吹く。

 しかし東京の湾岸エリアには品川を中心として高層ビル群が林立してしまった。このため東京湾から埼玉、群馬のほうに抜ける海風、浜風が入ることが難しくなってしまい、関東平野の昼のヒートウェーブを冷ます自然機構が働かなくなっている。

 東京を中心として関東平野はほとんど都市化している。これからさらに都市化は顕著になるだろう。そして廃熱が増え続けるに違いない。自然の冷却システムが効かなくなった都市での夏は恐ろしいものになっていくだろう。惑星高熱化の最も強く現れるのは沙漠化した都市部でもある。

 暑さを凌ぐためのクーラーは欠かせない。しかしそのクーラーの使用による廃熱で私達は自分達やこれから生きていく世代の土地を生息困難にしつつある。とても厳しい時代になってきた。

 地球全体を考えても自然の冷却システムが破壊、いや消滅されつつある。この惑星の極にはとてつもない氷の貯蓄が陸上(南極)、海上(北極海)にあった。これまでこの星は大きな海流によって熱分散がなされ惑星全体での気候現象の緩和が為されていた。

 例えば大西洋ではキューバなど中米諸国のあるカリブ海あたりで温められた海流が偏西風で大陸東岸を北上し、グリーンランド近辺で極の冷気や海氷に冷やされて冷たい海流となって沈降し、それが深層流となってヨーロッパの西岸を南下しジブラルタル海峡で地中海の熱交換の役割を果たし、さらに南下してアフリカ西岸の赤道上で湧き上がり極の冷たい熱を放散することで惑星全体の熱交換の役割を果たしている。海洋はこのような役割も果たしているのだ。

 今、地球温暖化と言うソフトな言葉の裏では極の氷が溶けることでこの惑星上にある熱循環器の駆動力が無くなりつつある。これからはあと数十年、場合によっては10年くらいで熱拡散が困難になり一気に惑星高熱化が進むことも考えられる。

 惑星高熱化が進めば一気に気候変動による穀物収穫量の壊滅的低下、穀物争奪戦争などの混乱も起こるかもしれない。

 もう、わが国がどうの、国境がどうの、領土がどうのと言っている時ではないと思っている。この惑星の上に今生きている者として、人間だけでなくすべての生き物も同胞として見れる視点を持った生き方をしていきたいと思う。国家、民族、宗教を超えて“地球人”ではなく“惑星人”としての視野で物事を判断したいと思う。

 厳しい自然の中を歩んでいかねばならないかもしれない。しかしこの今の惑星に生まれてきた者としての責務は負わねばならない。そう僕は思っている。一人ひとりがそれぞれの霊的流れの代表選手らしい。皆で手を携えて歩んでいけたらと思う。

 
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人も地球も同じ方法で治せるのではないか

2005年08月07日 22時28分55秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 治療を通して学んだこと、気づきつつあること。

 人の病気の大半は「見えない意識、想念」が物質である肉体に作用を及ぼした結果である、ということ。これは『シルバーバーチの霊訓』でその概念を知り、最近学んだ「引き受け氣功」「波動整体療法」により実体験を伴って理解できた。

 そして同じように地球環境の悪化も人間の悪想念の結果であろうと推察する。私達がこれまで自分の周りに放ってしまった低い波動エネルギーである利己主義、物質主義、弱肉強食主義などが結果としてこの星の生命体をも痛めてしまったのだろう。

 そう仮定するとこの星を治す、癒すにはそれらの低い波動エネルギーを打ち消す人々の良い想念が必要ではないか。それもできるだけこのことに気づいた多くの人々の想念エネルギーが必要だと思われる。だからそれを示す形としての「新しい祈り」が今生み出される必要があるのではないか。

 引き受け氣功では「この地球を痛めているすべての環境汚染物質、暗い氣、重い氣、すべてを引き受けさせて頂きます」と言挙げする。
 波動整体療法では「無条件の謝罪の心で浄化させて頂きます」がキイワードだ。

 両者の本質は「愛情」だ。嫌なこと、苦手なこと、恐ろしいこと、災いを為すものを嫌わず、受け止め、愛情を注ぐ・・・。愛の対極にあるものが恐怖なのであるから、その恐怖を溶かしてしまう愛に力が無いわけがない。

 僕はこの二つを併せて、
 「この母なる星の中の全ての全ての波動エネルギーさん、今まで気づかず長い間苦しみを与えてきたことを無条件に謝罪します。すべてを引き受けさせて頂き今から無条件の謝罪の心で浄化させて頂きます。浄化させて頂きありがとうございました」と祈ってみようと思う。そしてこの星を癒し、治してみたい。
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今年の夏

2005年06月22日 20時36分37秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 久しぶりにまとまった雨が降ってくれた。しかし都会に降った雨はあっという間に排水溝から流されていってしまう。水を蓄える土が露出している場所はほとんどなく、また夏至の太陽に照り付けられるアスファルトからの反射熱、冷房機から出る廃熱で都会はあっという間にドライなヒートアイランドとなってしまう。

 これまでのところ今年の梅雨は雨量が少ないようだ。このままいくと飲料水の給水制限も出てくるかもしれない。今年も昨夏以上の厳しい暑さになると渇水が怖い。

 冷夏による農作物に打撃を受けた一昨年、大雨による土砂災害の多発した昨年、今年は渇水と酷暑による人的被害がでるのではないか、と危惧している。

 
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ライトダウンキャンペーン

2005年06月20日 21時44分22秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 もう多くの方が知っていると思うけれども、今CO2削減・ライトダウンキャンペーンというものが行われている。
 今のこの日記は部屋の照明を落とし、みつろうキャンドルの灯と窓ごしの十四夜の月、篠笛の音をバックに書かれている。
 ちょっと非日常的でいい感じである。

 都会の夜の明かりは多すぎると思う。以前宇宙衛星から見た地球の夜半分の半球の写真を見たがアメリカ大陸と日本の異常な明るさが記憶に残っている。また北朝鮮の部分が真っ黒いシルエットになっていたのも印象的だったが。あの写真を見てこの星の行方を思ったものだ。

 前から夜間の照明はできるだけ落として星空を取り戻したいと思っていた。山の夜の満天の星空は人を厳かにしてくれると感じてきた。だから都市の夜景も好きではなかった。特に真夜中についている企業名のネオンサインは規制して欲しいと思ってきた。

 都心ではビルの屋上に山のように企業名や商品名の描かれたネオンサインが氾濫している。東京駅近辺の丸の内あたりなど夜間には会社員が帰宅し見る人もいないにも拘らず、ビルの屋上に煌々とともる光の看板。

 もし法規制により飲食、宿泊施設以外の夜間10時以降のネオンサイン点灯を禁止したら、都会の空はもっと漆黒に近くなり、またたく星も何倍することだろう。前に東京三鷹の国立天文台の台長か技官の方が新聞に同じ主旨の意見を表明していたことを思い出す。星を観る人たちにとっては都会は明るすぎ、観測も思うままにならないとこぼしていた。

 僕は思う。もし都会の道路街灯もすべて下向きに傘をつけることを義務付け、照明の光をすべて地表と水平以下に向かわせることができたら、空に向かって放たれる無駄な光がなくなり空は漆黒、足元はより明るくなって省エネになると思うのだけれども。

 とりあえずまずは足元から。
 しずかにみつろうキャンドルが炎を揺らめかせている。吸い込まれるような灯りは何も考えない時間に誘ってくれる。あなたも今宵、良い夢を見られんことを・・・
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インディアンの生き方

2005年04月09日 23時26分16秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 『インディアンという生き方』(リチャード・アードス著、仙波喜代子訳、グリーンアロー出版社)
 『虹の戦士』翻案北山耕平、太田出版
 以上2点読了。

 日本列島では縄文時代に人々がインディアン的な暮らし、地球の守護者的な暮らしをしていたことに気付く。縄文時代は巨木の森に覆われ、広大な面積がブナ・チシマザサ林相だったことだろう。

 ブナは縄文人を育んでいた木の一つだと再認識する。ネイティブ・アメリカンにとってのピンニョン・ツリーだったのだ。私が最も好きな木がブナなのもそこから来ているかもしれない。

 私は自然保護協会の自然観察指導員としてブナ林の観察会などに携わってきて、その延長で青森秋田県境の白神山地のブナ原生林の世界自然遺産登録の署名運動もしてきた。ブナ林を守る活動はインディアン的な暮らしを守ることの象徴だったと今思い直している。

 思えば「虹の戦士」という本のタイトルも、20年ほど前に関わったグリーンピースという環境団体の持つ虹の戦士号と同じではないか。あとがきに「グリーンピースは鳥が落ち、鹿が倒れ、海が黒く染まる時、人々を連帯させ、母なる地球を救うために登場するという北米インディアンの神話に登場する虹の戦士たちの末裔として誕生した」と書かれている。そうだったのか、という思いだ。

 すべての根っこは繋がっていた。自然保護運動、環境保全活動から離れていたように思えてやはり私の行動規範の根底には、この現代社会のやり直し、浄化を行うということが流れている。

 今は個人の経済活動が優先される価値基準のため、全体の被害が深刻になるまで規制されない。しかしそれでは立ち行かなくなる。インディアンの行動規範に「この行為は私の7代先の子孫に悪影響を与えるだろうか」と考えることがあるという。

 それを考えれば東京のヒートアイランド現象を食い止めるにはこれ以上ベイエリアに海風をさえぎる高層ビルを建設することを中止するとか、今ある道路のアスファルトを歩道部分はすべてはがして土を露出させて雨水の循環を活発にさせるとか、デメリットももちろんあるだろうがより重要なことが何かを理解して、もっと大局にたって物事を考えてゆけるようになるだろう。

 インディアンの生き方から学ぶものは本当にたくさん、山のようにある。私達は彼らから学ばなければいけない。その智慧にすがって生きていくしかない時代がやってくるのだから。
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『ローリング・サンダー』より2

2005年03月30日 19時48分27秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 「どこかひとつの場所が汚染されれば、それは全体に拡がる。リウマチや癌がからだの中に拡がっていくように、それは拡がる。この地球は今病んでいる。なぜなら、地球は誤った扱われ方をしてきたからだ。これにともなっていくつかの問題も起こるだろう。近い将来ひどい自然の災害が起こるかもしれない。しかしそうしたことは自らの病気を治すための地球の自然な回復作用なのだ。

 今この大地の上には、もともとここにはなかったものがたくさんある。よその国から来たもので、たとえて言えばビールス、細菌のような物だ。今のところはいつそれが本当に起こるかがわからないだけのことかもしれないが、これからは実にいろいろなことが将来にかけて起こるだろう。

 こうしたことは地球がその病を吹き飛ばそうとするそれなりの試みなのだ。人間が病気になると、熱を出したり吐き気を催したりする。西洋医学が身体的調整と呼ぶもの、それが起ころうとしているのだ」

 これを読んで何人かの人はスマトラ沖大地震や新潟地震、福岡の地震を思い起こしたかもしれない。かくいう私もその一人だ。世界各国の異常気象も人間の産業活動の結果が招いた気候変動、地球の自浄作用かもしれない。

 ということは今後それがもっと苛烈にやってくるということだ。私達はそれに備えなければならない。大都会が水害などで壊滅することもあるだろう。因果の法則から言えばニューヨークや東京といった物質文明の大享受地ほど厳しい試練が待っているはずである。

 襟をただして生活を簡素にし、心を清澄にし、人々と助け合って生きていこう。
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